【ママナースが解説】子どもの急病、救急車を呼ぶ?病院に行く?判断に迷う症状と緊急時の対応

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title: 【ママナースが解説】子どもの急病、救急車を呼ぶ?病院に行く?判断に迷う症状と緊急時の対応
metadesc: 子どもがぐったり…救急車を呼ぶべき?夜間診療?ER経験のあるママナースが、親の「どうしよう!」を解決。意識、呼吸、顔色で判断する「赤・黄・緑」の受診目安や、電話で伝えるべきことなど、いざという時のための冷静な対処法を解説します。
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  - 救急
  - 発熱
  - けいれん
  - 子どもの病気
  - ママナース
  - こそだて部
status: draft
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さっきまで笑っていた我が子が、急にぐったりと熱い体で横たわっている。
呼びかけへの反応も、どこか鈍い…。

その瞬間、親の頭の中は「どうしよう!」という警報でいっぱいになり、心臓は張り裂けそうになりますよね。
「救急車を呼ぶべき?」「でも、大袈裟だと思われたら…」「夜間病院に連れて行くべき?」
混乱と不安で、冷静な判断なんて、とてもできそうにない。

こんにちは。
救急外来での勤務経験から、そんな極限状態の親御さんに数えきれないほど寄り添い、そして母として、我が子の急変に肝を冷やしてきた、現役ママナースの皐月です。

今、パニックになりそうなあなたに、まずお伝えしたいこと。
それは、**あなたの「何かおかしい」という直感は、どんな医療機器よりも優れた、最高のセンサーだということ。**
そして、**いざという時のための「判断基準」を頭に入れておくだけで、驚くほど冷静に行動できる**ということです。

この記事は、あなたと、あなたの愛するお子さんの命を守るための、「お守り」です。
深呼吸して、一緒に確認していきましょう。

> **この記事でわかること**
> *   救急車を呼ぶべき?様子見でいい?一目でわかる「信号機」判断法
> *   【状況別】発熱、けいれん、嘔吐…危険な症状の見分け方
> *   #8000や#7119に電話する時、何を伝えればいい?
> *   救急車を待つ間に、親がすべきことリスト

## 迷ったらコレを見て!受診の目安「信号機」判断法

**結論:判断に迷ったら、①意識、②呼吸、③顔色の3つを最優先で確認してください。熱の高さや咳の回数より、ずっと重要です。**

### 信号【赤】:ためらわず救急車(119番)を!
一つでも当てはまったら、すぐに救急車を呼んでください。

*   **意識がない・おかしい**
    *   呼びかけに反応しない、視線が合わない
    *   意味不明なことを言う、朦朧としている
*   **呼吸が苦しそう**
    *   肩を上下させて、必死に息をしている
    *   息を吸う時に、胸や喉がペコペコへこむ(陥没呼吸)
    *   顔色や唇の色が、青白い、または紫色(チアノーゼ)
*   **けいれん**
    *   けいれんが5分以上続いている
    *   けいれんが止まっても、意識が戻らない
*   **その他**
    *   頭を強く打った後、意識がない、または何度も吐く
    *   明らかに大量の出血がある
    *   生後3ヶ月未満の赤ちゃんの38℃以上の発熱

### 信号【黄】:夜間・休日でも病院受診を
救急車を呼ぶほどではないけれど、朝まで待つのは不安な状態です。

*   **水分が摂れない**
    *   ぐったりして、半日以上おしっこが出ていない
    *   嘔吐や下痢を繰り返し、水分を摂っても吐いてしまう
*   **呼吸がおかしい**
    *   咳がひどくて眠れない
    *   息をするたびに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音がする
*   **痛みが強い**
    *   激しい頭痛や腹痛を訴え、泣き止まない
    *   耳を非常に痛がる
*   **様子がいつもと違う**
    *   熱は高くないのに、ぐったりして元気がない
    *   あやしても笑わず、機嫌が非常に悪い

### 信号【緑】:翌朝、かかりつけ医へ
ひとまずお家で様子を見ても大丈夫な可能性が高いですが、心配なら翌朝一番でかかりつけ医に相談しましょう。

*   熱はあるが、水分は摂れていて、会話もできる
*   咳や鼻水はあるが、比較的元気で眠れている
*   軽い下痢だが、食欲も元気もある

## 電話する時、何を伝える?救急車を待つ間にすべきこと

いざという時に慌てないための、具体的な準備です。

### 電話で伝えることリスト(#8000 や 119番)
これだけは、すぐに答えられるようにしておきましょう。

1.  **子どもの年齢・月齢、性別**
2.  **現在の症状**(例:「意識がない」「けいれんしている」など、一番重要なことから)
3.  **いつから、どんな様子か**
4.  **持病やアレルギーの有無**
5.  **あなたの名前と、今いる場所の住所**

### 救急車を待つ間に、あなたがすべきこと

*   玄関の鍵を開け、保険証・医療証・母子手帳・お薬手帳をまとめる
*   (可能なら)子どもの服を緩め、楽な姿勢にする
*   吐いている場合は、吐いたものが喉に詰まらないよう、顔を横に向ける
*   **自己判断で、水や薬を与えない**

## まとめ:あなたはお子さんの「最初の看護師」です

子どもの急病は、親の冷静さをいとも簡単に奪います。
でも、忘れないでください。毎日我が子を見ているあなたの「何かおかしい」という直感は、誰よりも正確なセンサーです。

「大したことなかったら、恥ずかしい…」
そんな気持ちは、今すぐ捨ててください。
**何もなくて笑い話になるなら、それが一番幸せなこと。**
手遅れになって後悔することだけは、絶対にあってはなりません。

この記事をスマホのブックマークに入れて、いざという時のお守りにしてください。
あなたは、お子さんにとって一番身近な、最高の看護師なのですから。

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タイトルタグ:【ママナースが解説】子どもの急病、救急車を呼ぶ?病院に行く?判断に迷う症状と緊急時の対応
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画像挿入指示:記事冒頭にブログバナーを配置。「信号機判断法」のセクションでは、【赤】【黄】【緑】の信号機のイラストを使い、それぞれの危険度を視覚的に分かりやすく示してください。
ボックス装飾:「この記事でわかること」と、「信号機判断法」の各セクションは、それぞれ色分けされたボックスで囲むと、より緊急度が伝わりやすくなります。
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