「うちの子が、いじめ…?」ママナースが教える、親が最初にすべき3つのステップ

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title: 「うちの子が、いじめ…?」ママナースが教える、親が最初にすべき3つのステップ
metadesc: もしかして、うちの子いじめられてる…?その不安と恐怖に、親としてどう動けばいいのか。3姉妹の母である現役看護師が、いじめのサイン、子どもへの言葉かけ、学校との連携まで、冷静に踏み出すべき最初の3ステップを具体的に解説します。
tags:
  - いじめ
  - 子育ての悩み
  - 学校
  - 自己肯定感
  - ママナース
  - こそだて部
status: draft
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「最近、学校の話をしなくなったな…」
「朝になると『お腹が痛い』って言うことが増えた…」
「服に隠れた場所に、気になるアザを見つけてしまった…」

そんな、胸がザワつくような子どもの変化に、「まさか、うちの子が…?」と、心臓が凍りつくような思いをしていませんか。

こんにちは。
看護師として、いじめが心と体に遺す傷の深さを見てきました。そして、3人の娘の母として、子どもの人間関係の悩みに、我が事のように心を痛めてきました。現役ママナースの皐月です。

もし今、あなたが「うちの子がいじめられているかもしれない」という恐怖と不安の渦中にいるのなら、まず、大きく深呼吸してください。
パニックになる気持ち、自分を責める気持ち、怒りで震える気持ち…すべて、痛いほど分かります。

でも、今、あなたの愛するお子さんのために一番大切なのは、**親であるあなたが、冷静に、そして的確に行動すること**です。

この記事では、あなたが一人で抱え込まず、具体的な一歩を踏み出すための、冷静な対処ガイドをお伝えします。

> **この記事でわかること**
> *   見逃したくない!子どもが発する「いじめのSOSサイン」チェックリスト
> *   【ステップ1】子どもの心を壊さない、最初の言葉のかけ方
> *   【ステップ2】感情的にならない!学校と話す前の「事実整理」
> *   【ステップ3】学校を「味方」につける、具体的な連携方法

あなたは、お子さんにとって一番の味方です。大丈夫、一緒に進んでいきましょう。

## これってサインかも?まずはいじめの「SOS」に気づく

**結論から言うと、子どもは「いじめられている」と、自分からはなかなか言えません。** だからこそ、親が日々の小さな変化に気づいてあげることが、早期発見の鍵になります。

これは「いじめのサイン」かもしれない、と感じる変化をリストアップしました。
一つでも当てはまったら、注意深くお子さんを見守ってください。

> **【いじめのSOSサイン・チェックリスト】**
>
> **□ 体の変化**
> *   原因不明のあざや傷がある(特に服で隠れる場所)
> *   持ち物が頻繁に壊れたり、なくなったりする
> *   頭痛や腹痛など、体調不良の訴えが増えた(特に月曜の朝など)
>
> **□ 行動の変化**
> *   学校や園に行きたがらない
> *   友達と遊ばなくなり、一人でいることが増えた
> *   家族に八つ当たりしたり、急に乱暴になったりする
> *   スマホを隠すように見る、SNSの通知に怯える
>
> **□ 心の変化**
> *   急に口数が減り、表情が暗くなった
> *   学校や友達の話を避ける
> *   「どうせ僕(私)なんて」「死にたい」など、自分を責める言葉を言う
> *   ささいなことで泣いたり、怒ったり、感情の起伏が激しい

## いじめに気づいたら…親が最初にすべき「3つのステップ」

お子さんのSOSに気づいたら、ここからがあなたの出番です。感情的にならず、一つずつ、冷静に進めていきましょう。

### 【ステップ1】話を聞く:「あなたは悪くない」と伝え、心の安全基地になる

**結論:今、お子さんが一番求めているのは、罰や解決策ではなく、「信じてくれる味方」です。**

お子さんから話を聞く時は、以下の4つを心に刻んでください。

1.  **絶対に否定しない**:「そんなことないよ」「気にしすぎじゃない?」は禁句です。「そっか、そんなことがあったんだね」「話してくれてありがとう」と、まずは全てを受け止めましょう。
2.  **感情に寄り添う**:「辛かったね」「怖かったね」と、子どもの感情を言葉にして代弁してあげてください。子どもは「分かってもらえた」と感じるだけで、心が少し軽くなります。
3.  **「あなたのせいじゃない」と断言する**:いじめられる子は「自分が悪いんだ」と思い込んでしまいます。「何があっても、いじめる方が100%悪い。あなたは何も悪くない」と、はっきり、何度も伝えてください。
4.  **味方であることを約束する**:「ママ(パパ)が絶対にあなたを守るから、大丈夫だよ」と伝え、一人ではないことを分かってもらいましょう。

### 【ステップ2】事実を整理する:感情と事実を切り分ける

**結論:学校と話す前に、客観的な事実だけを時系列で記録することが、状況を正確に伝え、問題を解決に導くための最強の武器になります。**

お子さんから聞いた話や、あなたが見つけたサインを、感情を交えずに書き出しましょう。

*   **いつ:**
*   **どこで:**
*   **誰が(誰と):**
*   **何をされた(言われた):**
*   **その時の子どもの様子:**
*   **(あれば)証拠:** 壊れた物、アザの写真、SNSのスクリーンショットなど

この記録は、学校との面談や、万が一の際に専門機関に相談する上で、非常に重要な資料となります。

### 【ステップ3】学校と連携する:冷静に、しかし断固として対応を求める

**結論:「うちの子がいじめられています!」と感情的に乗り込むのではなく、「ご相談したいことがあります」と、協力を求める姿勢で連絡しましょう。**

1.  **まずは担任の先生に連絡**:電話で「〇〇(子どもの名前)の件で、少しご相談したいことがありますので、お時間をいただけますでしょうか」と、面談のアポイントを取ります。
2.  **事実を冷静に伝える**:ステップ2でまとめたメモを基に、「〇月〇日、子どもからこういう話を聞きました」「最近、こういう様子が見られます」と、事実だけを伝えます。
3.  **お願いする**:「学校での様子を少し注意して見ていただくことは可能でしょうか」「事実確認をお願いできますでしょうか」と、具体的な対応を「お願い」します。
4.  **記録する**:面談した日時、相手の先生の名前、話した内容、学校側の今後の対応などを、必ず記録しておきましょう。

学校は、子どもを守るためのパートナーです。敵対するのではなく、協力して問題解決にあたる姿勢が大切です。

## ママナースから、今、心を痛めているあなたへ

我が子がいじめられていると知った時の衝撃、怒り、無力感…。
その感情は、お子さんを深く愛しているからこそ生まれる、当然のものです。
どうか、「私の育て方が…」なんて、ご自身を責めないでください。

今、あなたはお子さんにとって、たった一人の、しかし最も強力な盾です。
でも、一人で全てを背負う必要はありません。
辛い時は、パートナー、信頼できる友人、そして私たちのような専門家を頼ってください。

あなたの冷静な行動が、お子さんの明日を、未来を守ります。
心から、応援しています。

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カテゴリ:こそだて部,子育ての悩み,学校
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Xeoryテーマ活用ポイント:
タイトルタグ:「うちの子が、いじめ…?」ママナースが教える、親が最初にすべき3つのステップ
メタディスクリプション:もしかして、うちの子いじめられてる…?その不安と恐怖に、親としてどう動けばいいのか。3姉妹の母である現役看護師が、いじめのサイン、子どもへの言葉かけ、学校との連携まで、冷静に踏み出すべき最初の3ステップを具体的に解説します。
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