「ナースなのに、なんでこんなにイライラするんだろう…」その自己嫌悪、あなたは、一人で抱え込んでいませんか？
朝、着替えをさせようとすれば「イヤ！」
ご飯を食べさせようとすれば「イヤ！」
公園から帰ろうとすれば「イヤ！」
子どもの「イヤ！」の連続に、あなたは、イライラが募り、つい、感情的に叱ってしまっていませんか？
そして、そのたびに、
「私って、ナースなのに、こんなこともできないなんて…」
「もっと、ちゃんと、対応しなきゃ…」
と、自己嫌悪に陥り、自分を責めてしまっていませんか？
3姉妹の母である私も、かつては、毎日のように、この「イヤイヤ問題」に、頭を悩ませていました。
でも、ナースとして、そして、母として、たくさんの子どもたちと接してきた中で、私は、あることに気づいたんです。
それは、ナースですが、我が子の「イヤイヤ期」には何の医学的知識も効きませんでした（笑）、ということ。
そして、イヤイヤ期は医学的知識だけでは乗り切れないことに気づいた経験から、ママの心を軽くするヒントがあるのだ、と。
今日は、そんな、我が子の「イヤイヤ期」に悩むママへ。
ママの心を軽くする「イヤイヤ期を乗り切る」思考について、お話しさせてください。
ナースですが、我が子の「イヤイヤ期」には何の医学的知識も効きませんでした（笑）。それは「成長の証」と「心の余裕のなさ」
まず、知っておいてほしいこと。
それは、あなたが我が子の「イヤイヤ期」にイライラしてしまうのは、決して、あなたが悪いからではありません。
そこには、明確な理由があります。
- 成長の証：イヤイヤ期は、子どもの自我の芽生えであり、成長の証です。子どもは、自分の意思を表現しようと頑張っています。
- 心の余裕のなさ：家事や育児に追われ、心身ともに疲れていると、心の余裕がなくなり、些細なことでイライラしてしまう。
- 期待と現実のギャップ：親の期待と、子どもの「イヤ！」という現実とのギャップに、イライラしてしまう。
これらの要因が、複雑に絡み合い、ママの心を、深く傷つけてしまうのです。
なぜ「イヤイヤ期」に医学的知識が効かないのか？それは「感情」と「個性」
あなたは、もしかしたら、
「イヤイヤ期は、こうすれば乗り切れる！」
といった医学的知識や、育児書に書いてあることを、完璧にこなそうとしていませんか？
でも、考えてみてください。
イヤイヤ期は、子どもの感情や個性が大きく関わるため、医学的知識だけでは解決できません。
子どもは、一人ひとり、個性も感情も違います。
そして、イヤイヤ期は、子どもが、自分という存在を主張している、大切なサインなのです。
大切なのは、ママが笑顔でいること。
そして、子どもたちが、ママの愛情を感じて、成長することです。
ママの心を軽くする！「イヤイヤ期」を乗り切る３つのヒント
では、どうすれば、私たちは、この「イヤイヤ期」を乗り切り、ママも子どもも笑顔で過ごせるようになるのでしょうか。
ヒント１：「５秒ルール」で、深呼吸
感情的になりそうになったら、５秒間、深呼吸をして、冷静になることを意識してみてください。
- 「イラッ」としたら、まず５秒間、息を吸って、ゆっくり吐く。
- その間に、「なぜ、私は怒っているんだろう？」と、自分の感情と向き合う。
たった５秒でも、冷静になる時間を作ることで、感情的に怒ってしまうことを防ぐことができます。
ヒント２：「言葉の置き換え」
「イヤ！」を「どうしたい？」と、言葉を置き換えることを意識しましょう。
- 「イヤ！」と言われたら、「〇〇ちゃんは、どうしたいの？」と、子どもの気持ちを聞いてあげる。
- 「イヤ！」と言われたら、「じゃあ、〇〇と〇〇、どっちがいい？」と、選択肢を与えてあげる。
言葉を置き換えることで、子どもは、親の気持ちを理解しやすくなり、親子のコミュニケーションも円滑になります。
ヒント３：「完璧を手放す」
完璧な子育てを目指すのではなく、多少のことは気にしない心の余裕を持つことが大切です。
- 多少、子どもがぐずっても、大丈夫。
- 多少、家事が手抜きでも、大丈夫。
- 多少、子どもを怒ってしまっても、大丈夫。
親が「完璧」を手放すことで、子どもも、失敗を恐れず、新しいことに挑戦できるようになります。
ママの笑顔が、子どもにとって最高の贈り物
ナースですが、我が子の「イヤイヤ期」には何の医学的知識も効きませんでした（笑）。
深呼吸、言葉の置き換え、完璧を手放すこと。
それが、ママの心を軽くし、子どもが心豊かに育つための、最も大切なことです。
そして、ママの笑顔は、子どもにとって、最高の贈り物になります。
どうか、あなたの笑顔を、大切にしてください。
あなたは、一人じゃない。
そして、あなたは、最高のママです。