「もうママやめたい」と思う日。そんな自分を責めないで。ママの心を軽くする3つの処方箋

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「もうママやめたい…」その心の叫びは、あなたが頑張っている証拠です

朝から晩まで、家事に育児に、仕事に。
自分の時間なんて、ほとんどない。
子どもは、言うことを聞かないし、夫は、何も手伝ってくれない。

「なんで私ばっかり、こんなに大変なの…」
「もう、疲れた…」
「もう、ママやめたい…」

そんな風に、絶望的な気持ちになる日。
涙が、止まらなくなる。
そんな経験、ありませんか?
3姉妹の母である私も、数えきれないほど、同じ夜を過ごしてきました。

そして、そのたびに、「こんなこと思うなんて、私って、なんてダメな母親なんだろう…」と、自分を責めていました。

でも、ナースとして、そして、母として、たくさんのママたちと接してきた中で、私は、あることに気づいたんです。

それは、「もうママやめたい」という感情は、決して悪いことではない、ということ。
むしろ、あなたが、それだけ、真剣に、一生懸命、頑張っている証拠なのだ、と。

今日は、そんな、絶望的な気持ちになる夜に、ママが自分を責めず、心を軽くするための、3つの処方箋について、お話しさせてください。

「もうママやめたい」は、ママの心の叫び。それはSOSサインです

「もうママやめたい」
この言葉は、ママが心身ともに限界に近い状態にある、大切なSOSサインです。
その心の叫びの裏には、様々な感情が入り混じっています。

  • 孤独感:誰にも理解してもらえない、一人で抱え込んでいる、という孤立感。
  • 疲労:肉体的、精神的な疲労がピークに達している状態。
  • 自己犠牲:自分のことを後回しにして、家族のために尽くしている。
  • 完璧主義:完璧なママでいなければ、というプレッシャー。

これらの感情が、積み重なり、「もうママやめたい」という言葉になって、溢れ出てくるのです。
このSOSサインを、決して、見過ごさないでください。
まずは、あなたが、自分の心と体の声に、耳を傾けることが大切です。

なぜ、私たちは「もうママやめたい」と思ってしまうのか?

あなたが「もうママやめたい」と思ってしまうのは、決して、あなたが弱いからではありません。
ママを取り巻く環境が、ママを追い詰めているのです。

  • 完璧主義の罠:SNSや育児書で目にする「完璧なママ像」に囚われ、自分を追い詰めてしまう。
  • 情報過多:インターネットや育児書から得られる情報が多すぎて、何が正しいのか分からなくなり、不安になる。
  • 睡眠不足:子どもの夜泣きや、夜間の授乳などで、慢性的な睡眠不足に陥っている。
  • 夫とのすれ違い:夫が子育てに協力的でなかったり、ママの気持ちを理解してくれなかったりする。

これらの要因が、複雑に絡み合い、ママの心を、深く傷つけてしまうのです。

ママの心を軽くする!3つの処方箋

では、どうすれば、私たちは、この絶望的な気持ちから抜け出し、心を軽くできるのでしょうか。

処方箋1:「完璧主義」を手放す。時には手抜きも必要です

まず、完璧を目指すのをやめましょう。
「〜すべき」という固定観念を、一度、手放してみてください。
時には、手抜きも必要です。
手抜きは、決して「悪いこと」ではありません。
あなたが笑顔でいるための、大切な「戦略」なのです。

  • 夕飯は、お惣菜や冷凍食品でもOK。
  • 部屋が散らかっていても、命に関わることではない。
  • 子どもが泣いていても、すぐに駆けつけなくても大丈夫な時もある。

「まあ、いっか」の精神で、自分を許してあげましょう。

処方箋2:「自分のご機嫌」を自分で取る。罪悪感を感じないで

ママ自身が笑顔でいるためには、ママ自身が、満たされている必要があります。
自分の好きなことや、リラックスできる時間を作ることを、決して、罪悪感に感じないでください。

  • 好きなドラマを見る時間。
  • 温かいコーヒーをゆっくり飲む時間。
  • 友達と、おしゃべりする時間。
  • 一人で、ゆっくりお風呂に入る時間。

ほんの少しの時間でも、自分のために使うことで、心に余裕が生まれ、自然と、笑顔が増えていきます。

処方箋3:「誰かに頼る」勇気を持つ。あなたは一人じゃない

一人で抱え込まず、使えるものは、積極的に活用しましょう。

  • :具体的に、何をしてほしいのかを伝える。
  • 家族、友人:愚痴でも何でも、誰かに話すだけで心が軽くなる。
  • 行政サービス:一時保育、ファミリーサポート、子育て支援センターなど。
  • 民間のサポート:家事代行サービス、ベビーシッターなど。

あなたは、一人じゃない。
誰かに頼ることは、決して「弱いこと」ではありません。
むしろ、自分の限界を知り、助けを求めることができる「強いこと」なのです。

「もうママやめたい」と思った日は、自分を褒めてあげよう

「もうママやめたい」と思う日は、あなたが頑張りすぎている証拠です。
そんな自分を責めず、今日一日、自分がどれだけ頑張ったかを、具体的に振り返り、自分を褒めてあげましょう。

  • 「今日も、子どもたちを笑顔で送り出せたね」
  • 「夕飯、ちゃんと作れたね」
  • 「洗濯物、畳めたね」

どんなに小さなことでも構いません。
一つ一つ、自分の頑張りを認め、自分を労ってあげましょう。
「私、今日も、よく頑張ったね!」
そう、自分に優しく、声をかけてあげてください。

ママが笑顔でいることが、家族みんなの幸せに繋がります。
どうか、あなたの笑顔を、大切にしてください。
あなたは、一人じゃない。
そして、あなたは、最高のママです。

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