【後悔しないために】3姉妹ママナースが告白!子どもの心を傷つけるNGな叱り方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

もう言わない!後悔だらけのNGな叱り方

「早くしなさい!」
「どうして、いつもそうなの!」

3姉妹を育てる中で、何度この言葉を口にしてしまったことでしょう…。

こんにちは、3姉妹の母で現役ナースの皐月です。

毎日が戦争のような育児。
必死すぎて、つい感情的に子どもを叱ってしまい、寝顔を見ては「ごめんね…」と涙ぐむ。そんな日々を繰り返していました。

あの頃の私に、そして今、同じように悩んでいるママに、これだけは伝えたい。
その叱り方、子どもの心を深く傷つけているかもしれません。

今回は、私が一番後悔している「NGな叱り方」と、どうすれば良かったのか、ママナースとしての知識も交えてお話しします。

なぜ「あの叱り方」はダメだったのか?

NGワード①:「早くしなさい!」

朝の忙しい時間、つい連発してしまいますよね。
でもこの言葉は、子どもに「自分は行動が遅いダメな子なんだ」というレッテルを貼ってしまいます。

【ナース視点】
子どもは、大人と時間の感覚が違います。今、目の前のことに夢中なんです。急かされることで、子どもは「自分のペースを否定された」と感じ、自信を失っていきます。

【言い換え術】
「あと5分で出発だよ、時計の長い針が6になったら行こうね」のように、具体的な時間を伝えたり、「どっちの靴を履いていく?」と次の行動を選ばせることで、子どもの自主性を促せます。

NGワード②:「なんでできないの?」

他の子はできているのに…。
そんな焦りから出てしまう言葉ですが、これは子どもの「存在そのもの」を否定する、最も言ってはいけない言葉の一つです。

【ナース視点】
子どもの発達は一人ひとり違います。できないことを責めるのは、生まれつきの個性を否定するのと同じ。子どもは「自分はママをがっかりさせる存在なんだ」と感じ、挑戦する意欲を失ってしまいます。

【言い換え術】
「そっか、ここは難しいよね。一緒にやってみようか」「ここまでできたの、すごいね!」と、できている部分を認め、できない部分に寄り添う姿勢が大切です。

「叱る」から「伝える」へ

育児に「絶対的な正解」はありません。
私もまだまだ失敗ばかりです。

でも、感情的に「叱る」のではなく、なぜダメなのかを冷静に「伝える」ことを意識するだけで、子どもの反応は驚くほど変わります。

もし、今日もつい感情的に叱ってしまったとしても、自分を責めないでくださいね。
大切なのは、その後のフォローです。

「さっきは大きな声でごめんね。ママ、〇〇してほしかったんだ」
と、ママの気持ち(Iメッセージ)を伝えて、ぎゅっと抱きしめてあげてください。

子どもは、ママが完璧じゃないことを知っています。
それよりも、失敗しても正直に謝ってくれるママのことが、もっと大好きになりますよ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

コメントを残す

*