時間管理

「早く!」が口癖のせっかちママだった私が、「待てる親」に変われた たった一つの習慣

「早く!」その言葉、一日何回言っていますか?

「早くごはん食べなさい!」
「早くお着替えして!」
「早く!保育園(学校)に遅れるでしょ!」

こんにちは、3姉妹の母で現役ナースの皐月です。

かつての私は、一日中「早く」「まだ?」を連発する、超せっかちママでした。
マイペースな子どもたちにイライラしては、朝から怒鳴り声をあげ、自己嫌悪で一日が始まる…。そんな毎日でした。

でも、ある時、私は子どもを急かすのをやめました。
そして、たった一つの習慣を始めただけで、あれだけイライラしていた自分が、嘘のように穏やかな「待てる親」に変わることができたのです。

今回は、せっかちママを卒業したいあなたに、その驚くほど簡単で、効果絶大な習慣を告白します。

なぜ、私たちは子どもを急かしてしまうのか

「時間に間に合わせたい」
もちろん、それが一番の理由でしょう。
でも、その奥には、「自分の思い通りに、子どもをコントロールしたい」という、親の無意識の欲求が隠れていることがあります。

しかし、皮肉なことに、親が「早く!」と急かせば急かすほど、子どもは反発してわざとゆっくりやったり、焦って失敗したりして、結果的に余計に時間がかかるという悪循環に陥りがちです。

子どもではなく「自分」を変える。魔法の15分前行動

私が「待てる親」になるために始めた、たった一つの習慣。
それは、

全ての行動を、今までより「15分」早く始めること。

ただ、それだけです。
子どもに「早くしなさい」と要求するのではなく、親である私自身の行動を変えたのです。

朝起きるのを、15分早く。
家を出る準備を、15分早く。
夜ご飯の準備を、15分早く。

たった15分。でも、この15分が、私の心に、革命的な変化をもたらしました。

たった15分がもたらす、3つの絶大な効果

① 親の心に「圧倒的な余裕」が生まれる

「遅刻するかもしれない」という焦りがなくなるだけで、親の心には、驚くほどの余裕が生まれます。
子どもが、ご飯を食べるのに時間がかかっても、靴を履くのに手こずっても、「大丈夫、まだ時間はある」と、穏やかな気持ちで見守れるようになるのです。

②「早く!」という呪いの言葉が消える

親がイライラ声で「早く!」と言わなくなることで、子どもも反発したり、プレッシャーを感じたりすることがなくなります。
その結果、不思議なことに、子ども自身の行動もスムーズになっていくのです。

③ 子どもの「できた!」を見つけられるようになる

時間に余裕があると、子どもの行動を、減点法ではなく加点法で見られるようになります。
「まだ靴が履けないの?」というイライラが、
「あ、一人でマジックテープ留められたね!すごい!」
という、褒める言葉に変わるのです。
子どもの「できた!」をたくさん見つけて褒めてあげることで、子どもの自己肯定感もぐんぐん育っていきます。

子どもを変えようとするのは、とてもエネルギーがいるし、うまくいかないことが多いものです。
でも、自分自身の行動を変えるのは、今日から、いえ、今この瞬間からでも始められます。

「早く!」が口癖のせっかちママから、卒業しませんか?
たった15分早く動くだけで、あなたの心と、親子の毎日は、驚くほど穏やかで、笑顔に満ちたものに変わっていくはずですよ。

「時間がない!」が口癖のあなたへ。3児ママナースの私が実践する心の余裕の作り方

長い長い夜勤を終え、保育園のお迎えに走り、夕飯を食べさせ、お風呂に入れ、寝かしつけが終わった後。ソファに座り込んだ瞬間、時計はとっくに22時を回っている…。

「あれ、私、今日いつ座ったっけ…?」

こんにちは!3人の娘を育てながら、看護師として働く皐月です。

かつての私は、「時間がない!」が口癖でした。仕事、家事、育児…やることリストは無限に増えるのに、時間は有限。焦りと自己嫌悪で、いつも心がすり減っていたように思います。

でも、ある時気づいたんです。時間管理の目的は、**「もっとたくさんの事をこなす」ことじゃない。本当の目的は、「ママの心に、ホッと一息つける余白を作ること」**なんだって。

この記事では、分刻みのスケジュールで動く看護師の視点と、3児の母としてのリアルな経験から生まれた、完璧を目指さない「心の余裕」の作り方をお伝えします。

この記事でわかること

  • なぜ、あなたの時間はいつの間にか消えてしまうのか
  • やることリストより先に作るべき「やらないことリスト」
  • 罪悪感ゼロ!賢い「手抜き」と「時短」のコツ
  • たった5分で心が復活する「ママのための処方箋」

Step1【診断】あなたの時間はどこへ消えた?

まず、現状把握から始めましょう。看護師が患者さんをケアする時、まずバイタルを測って状態を把握するように、自分の時間の使い方を「見える化」してみるんです。

難しく考えなくて大丈夫。「朝起きてから夜寝るまで、何にどれくらい時間を使ったか」を、ざっくりでいいので1日だけメモに書き出してみてください。

  • 6:00-7:00:起床、自分の支度、朝食準備
  • 7:00-8:00:子どもを起こす、朝食、着替え、保育園準備
  • 8:00-17:00:仕事
  • 17:00-18:00:お迎え、買い物
  • 18:00-19:00:夕食準備、食事
  • 19:00-20:00:お風呂
  • 20:00-21:00:寝かしつけ
  • 21:00-22:00:残りの家事、SNSチェック…

きっと、「え、私こんなにスマホ見てたの!?」とか「夕飯の献立を考えるのに30分も使ってた…」なんて、意外な「時間のブラックホール」が見つかるはずです。

Step2【処方箋】「やらないことリスト」で心を守る

時間がない本当の原因は、「やらなくてもいいこと」まで、無意識に「やらなきゃ」と思い込んでいることかもしれません。

そこで、やるべきことを書き出す「To Doリスト」の前に、**「やらないことリスト」**を作ってみませんか?これは、自分を許し、心を守るための大切な処方箋です。

  • □ 完璧な食事作り:週の半分は、丼もの、麺類でOK!
  • □ 全ての洗濯物をたたむ:下着やパジャマは、たたまずにカゴに放り込む!
  • □ 床の毎日の水拭き:掃除はロボット掃除機にお任せ!
  • □ SNSの通知に即反応:チェックは1日2回まで!
  • □ ママ友からのLINEに即返信:緊急でなければ後でOK!

「手を抜く」のではなく、**「本当に大切なこと」に時間と心を使うために、戦略的に「やらない」**んです。

Step3【治療】賢い時短テクで「自分の時間」を創り出す

心が軽くなったら、具体的な時短テクで、自分の時間を作り出しましょう。

  • 🍳 献立はパターン化する
    「月曜はカレー、火曜は魚…」のように、曜日ごとにメインを決めておくと、献立に悩む時間がゼロになります。

  • 🛒 買い物は週1回、または宅配に
    毎日の買い物は、時間も体力も消耗します。ネットスーパーや食材宅配をうまく活用しましょう。

  • 🤖 文明の利器は、迷わず導入
    食洗機、乾燥機付き洗濯機、ロボット掃除機は、初期投資はかかっても、長い目で見ればあなたの時間を生み出してくれる最高のパートナーです。

  • 👨‍👩‍👧‍👦 家族を「戦友」にする
    「パパ、ゴミ捨てお願い!」ではなく、「私たちチームで、この家事をやっつけよう!」と、お願いではなく「作戦会議」のように話してみましょう。子どもにも「おもちゃを片付ける係、お願いできる?」と役割を与えると、驚くほど協力的になりますよ。

《皐月のワンポイント処方箋》
どうしても心が限界…!そんな時は、**「5分間タイマー」**を試してみてください。スマホを置いて、温かいお茶を一杯飲む。ただそれだけでいいんです。5分間だけ、ママを「お休み」する。それだけで、ささくれた心が少し潤いますよ。

まとめ:あなたの笑顔が、家族にとって一番の太陽

毎日、本当に、本当にお疲れ様です。

時間管理術は、あなたを追い詰めるためのものではありません。むしろ、頑張りすぎているあなたを、その呪縛から解放するためのツールです。

完璧なママじゃなくていい。少し肩の力を抜いて、手抜きを覚えて、自分のための時間を5分でも作って、あなたが笑顔でいること。それが、家族にとって何よりの幸せであり、家全体を明るく照らす太陽になるんですから。

どうか、自分を責めないで。あなたは、今日も、じゅうぶん頑張っていますよ。

【ママナースが解説】「時間だよ!」はもう言わない。子どもが自分で動けるようになる時間管理術

「時間だよ!」はもう言わない。子どもが自分で動けるようになる時間管理術

「朝ごはん、早く食べて!」「ゲーム、もうおしまい!」「お風呂の時間だよ!」…。朝から晩まで、子どもの行動を促す声かけに、疲れ果てていませんか?親が言わないと、なかなか自分から動けない我が子に、ついイライラしてしまうことも多いのではないでしょうか。

こんにちは、ママナースの皐月です。3人の娘を育てている私も、かつては「早くしなさい!」が口癖でした。言えば言うほど、子どもは動かないし、私もイライラするしで、朝から晩まで親子バトルが絶えませんでした。でも、少しの工夫で、子どもが時間の見通しを立て、自分で考えて行動する力を育んであげることができるんです。

この記事では、

  • なぜ子どもは時間通りに動けないのか
  • 親のガミガミを減らし、子どもが主体的に動けるようになるための「時間管理術」
  • 子どもが「自分でできた!」を引き出す魔法の言葉がけ

について、私の実体験も交えながら詳しく解説します。この記事を読めば、親子の朝のバトルが減り、子どもが自信を持って行動できるようになるはずです。時間管理は、子どもが将来、社会で自立して生きていくために不可欠な、一生モノのライフスキルです。一緒に、その力を育んでいきましょう。

この記事でわかること

  • 子どもが時間通りに行動できない理由
  • 時間を「見える化」するための具体的なアイテム
  • 子どもの主体性を育む効果的な言葉がけ
  • 時間管理能力が子どもにもたらす長期的なメリット
  • 親子のストレスを減らす時間管理のコツ

なぜ子どもは時間通りに動けないの?親が知るべき子どもの時間感覚

子どもは、「今」を生きています。「あと10分」と言われても、その「10分」がどのくらいの長さなのか、体感として理解することが難しいのです。また、目の前の楽しいことに夢中になると、他のことは全て忘れてしまいます。これは、決して子どもが悪いわけではありません。脳の発達段階として、まだ時間感覚が未熟だからです。

【結論】子どもが時間通りに動けないのは、抽象的な「時間」を体感として理解することが難しく、目の前の楽しいことに没頭すると他のことを忘れてしまうためです。親がすべきことは、叱ることではなく、子どもが「時間」を具体的にイメージできるように手助けをしてあげることです。

親がすべきことは、叱ることではなく、子どもが「時間」を具体的にイメージできるように、手助けをしてあげることです。私も、娘に「あと5分で終わりだよ」と言っても全く伝わらず、いつも「早くしなさい!」と怒鳴ってしまっていました。でも、それは娘が悪いのではなく、私が娘の時間感覚を理解していなかっただけなんですね。


時間を「見える化」する!3つの神アイテムで子どもの主体性を育む

言葉で「あと〇分」と言うよりも、視覚的に訴える方が、子どもにはずっと効果的です。時間を「見える化」することで、子どもは自分で時間の見通しを立て、主体的に行動できるようになります。私が娘たちとの生活で実際に役立った「神アイテム」を3つご紹介します。

【結論】子どもが自分で時間を管理できるようになるためには、タイマー、絵カード・イラスト付きのスケジュール表、アナログ時計といった「見える化」アイテムが非常に有効です。これらを活用することで、子どもは時間の流れを直感的に理解し、主体的に行動する力を育むことができます。

1. タイマー

「この砂時計が全部落ちたら、おしまいね」「タイマーがピピピって鳴ったら、お風呂に行こう」など、時間の区切りを音や見た目で知らせてくれます。特に、残り時間が色で示されるような、子ども向けのタイマーは、直感的に理解しやすくおすすめです。我が家では、キッチンタイマーを遊びの時間や宿題の時間の区切りに使っています。子ども自身がタイマーをセットするのも、主体性を育む良い機会です。

2. 絵カード・イラスト付きのスケジュール表

「朝起きたら、まず着替え」「次にごはん」「その次は歯磨き」といった、一日の流れを、イラストや写真付きのカードで示し、壁に貼っておきましょう。次に何をすべきかが一目で分かり、子どもは見通しを持って行動できます。終わったタスクに、シールを貼っていくのも良いでしょう。娘たちも、このスケジュール表のおかげで、朝の準備がスムーズになりました。

3. アナログ時計

「長い針が〇のところに来たら、お家を出るよ」と、具体的な目標を示すことができます。数字が読めるようになったら、ぜひアナログ時計に親しませましょう。「このアニメが始まるのは、長い針が6の時だね」など、楽しい予定と結びつけると、時計への興味が湧きやすくなります。デジタル時計よりも、時間の流れを視覚的に捉えやすいのがアナログ時計のメリットです。


子どもの「自分でできた!」を引き出す魔法の言葉かけ

時間を守れた時、自分から行動できた時には、すかさず褒めて、その行動を強化してあげましょう。親のポジティブな言葉がけが、子どもの自信と次への意欲に繋がります。

【結論】子どもが時間管理を「自分でできた!」と感じるためには、結果だけでなく「プロセス」を具体的に褒め、親が「感謝」を伝える言葉がけが非常に効果的です。これにより、子どもの主体性と次への意欲を育むことができます。

  • 結果だけでなく、過程を褒める: 「タイマーが鳴る前に、お片付け始められたね!すごい!」
  • 具体的に褒める: 「時計を見て、自分で準備ができたんだね。ママ、見てたよ!」
  • 感謝を伝える: 「時間通りに出発できて、ママすごく助かったよ。ありがとう!」

このようなポジティブな言葉かけが、子どもの「次も自分でやってみよう」という意欲に繋がります。私も、娘が自分で準備できた時は、「ママ、助かったよ!ありがとう」と伝えるようにしています。そうすると、娘も嬉しそうに「どういたしまして!」と返してくれます。


まとめ:時間管理能力は、一生モノのライフスキル。親子の笑顔を増やそう

今回は、「時間だよ!」とガミガミ言わずに、子どもが自分で動けるようになる時間管理術についてお伝えしました。

  • 子どもが時間通りに動けないのは、時間感覚が未熟なため。叱るのではなく、手助けが必要です。
  • タイマー、スケジュール表、アナログ時計で時間を「見える化」しましょう。
  • 「自分でできた!」という経験を積ませるために、結果だけでなくプロセスを褒め、感謝を伝えましょう。

子どもに時間管理を教えることは、単に「親が楽になる」ためだけではありません。自分で計画を立て、見通しを持って行動し、時間を有効に使う能力は、子どもが将来、社会で自立して生きていくために不可欠な、一生モノのライフスキルです。

親がガミガミと管理するのではなく、子どもが自分で時間を管理できるようになるための「サポーター」に徹する。その視点の転換が、親子の朝のバトルを、子どもの成長を喜ぶ時間に変えてくれるはずです。私たちママナースは、あなたの育児を心から応援しています!