「もう知らない!」その言葉、あなたは、今日、何回言ってしまいましたか?
朝、子どもがなかなか準備せず、あなたは、つい、感情的に怒ってしまった。
そして、カッとなって、こう言い放った。
「もう知らない!」
その言葉を口にした瞬間、あなたは、後悔の念に襲われますよね。
そして、子どもの、悲しそうな顔を見て、「あーあ、また言っちゃった…」と、自己嫌悪に陥る。
「もっと、優しくしてあげればよかった…」
「なんで、あんなこと言っちゃったんだろう…」
そんな不安に、押しつぶされそうになる日もありました。
3姉妹の母である私も、かつては、毎日のように、この「もう知らない!」問題に、頭を悩ませていました。
でも、ナースとして、そして、母として、たくさんの子どもたちと接してきた中で、私は、あることに気づいたんです。
それは、「もう知らない!」と突き放した後、一番後悔してるのは、いつだって私の方だ、ということ。
そして、その感情を乗り越え、心を軽くするための、3つのヒントがあるのだ、と。
今日は、そんな、「もう知らない!」と言ってしまった後、自己嫌悪に陥りがちなママへ。
ママの心を軽くする「後悔を乗り越える」思考について、お話しさせてください。
「もう知らない!」と突き放した後、一番後悔してるのは、いつだって私の方。それは「愛情」と「自己嫌悪」
まず、知っておいてほしいこと。
それは、あなたが「もう知らない!」と感情的に子どもを突き放してしまった後、一番後悔しているのは、いつだってママ自身だ、ということです。
それは、決して、あなたが冷たい人間だからではありません。
むしろ、子どもへの深い愛情の裏返しなのです。
- 「もっと、優しくしてあげたかった」
- 「もっと、子どもの気持ちに寄り添ってあげたかった」
- 「もっと、笑顔でいてあげたかった」
そんな、子どもへの深い愛情があるからこそ、感情的に怒ってしまった自分を責め、自己嫌悪に陥ってしまうのです。
なぜ「もう知らない!」と言ってしまうのか?それは「ストレス」と「心の余裕のなさ」
では、なぜ、私たちは、つい感情的になり、「もう知らない!」と言ってしまうのでしょうか。
そこには、明確な理由があります。
- ストレス:家事や育児、仕事に追われ、心身ともにストレスが溜まっている。
- 心の余裕のなさ:睡眠不足や疲労から、心の余裕がなくなり、些細なことでイライラしてしまう。
- 完璧主義:「良いママ」でいなければ、というプレッシャーから、自分を追い詰めてしまう。
これらの要因が、複雑に絡み合い、ママの心を、深く傷つけてしまうのです。
ママの心を軽くする!後悔を乗り越える3つのヒント
では、どうすれば、私たちは、この後悔を乗り越え、ママも子どもも笑顔で過ごせるようになるのでしょうか。
ヒント1:「5秒ルール」で、深呼吸
感情的になりそうになったら、5秒間、深呼吸をして、冷静になることを意識してみてください。
- 「イラッ」としたら、まず5秒間、息を吸って、ゆっくり吐く。
- その間に、「なぜ、私は怒っているんだろう?」と、自分の感情と向き合う。
たった5秒でも、冷静になる時間を作ることで、感情的に怒ってしまうことを防ぐことができます。
ヒント2:「ごめんね」と「大好き」を伝える
感情的に叱ってしまった後でも、素直に謝り、愛情を伝えることが大切です。
「さっきは、ママ、怒りすぎちゃって、ごめんね」
「でも、ママは、〇〇ちゃんのことが、大好きだよ」
と、言葉で伝えることで、子どもは、ママの気持ちを理解し、安心感を得ることができます。
そして、ママ自身も、謝ることで、心が軽くなります。
ヒント3:「自分を労わる」
誰にも褒められなくても、自分で自分を褒め、休息を取ることを習慣にしましょう。
「今日も一日、よく頑張ったね、私!」
「私って、本当にすごい!」
と、自分に優しく、声をかけてあげてください。
そして、たまには、自分の好きなことをする時間を作ったり、美味しいものを食べたり、ゆっくりお風呂に入ったり。
自分を労わることで、あなたは、自己肯定感を高め、心のエネルギーをチャージすることができます。
ママの笑顔が、子どもにとって最高の贈り物
「もう知らない!」と突き放した後、一番後悔してるのは、いつだってママ自身です。
深呼吸、謝罪と愛情表現、自分を労わること。
それが、ママの心を軽くし、子どもが心豊かに育つための、最も大切なことです。
そして、ママの笑顔は、子どもにとって、最高の贈り物になります。
どうか、あなたの笑顔を、大切にしてください。
あなたは、一人じゃない。
そして、あなたは、最高のママです。
