この記事でわかること
- 夫の飲み会にイラッとするママの心の奥にある感情
- ママが「一人の時間」を必要とする理由
- 罪悪感なく、自分の時間を確保するための具体的な方法
夫の「飲み会」、本当は快く送り出せていますか？そのイライラ、実は「自由」への羨望かも
「今日、飲み会だから遅くなるね」
夫からのそのLINEや一言に、「お疲れ様」と返しながらも、心の奥底で「またか」「いいなあ、自由で」と、モヤモヤとした感情が湧き上がってきませんか？
もちろん、夫だって仕事で疲れているし、たまの息抜きも必要だと頭では理解しています。でも、自分には子どもがいて、家事も育児も待ったなし。一日中、自分のペースで動ける時間なんてほとんどない。そんな現実と夫の「自由」を比べてしまい、ついイライラしてしまう。
私も3姉妹の母として、そんな感情を何度も経験してきました。夫の飲み会を快く思えないのは、夫が悪いわけではなく、自分自身に「一人の時間」が圧倒的に不足しているからだと気づいたんです。
今回は、ママナースの私が考える、夫の飲み会にイラッとする根本的な理由と、そのイライラを手放し、罪悪感なくママ自身の「一人の時間」を確保するための具体的な方法についてお話しします。
【結論】ママにも「一人の時間」は必須！強制的に確保して心と体をチャージしよう
なぜママに「一人の時間」が必須なのか
子育て中のママは、24時間365日、誰かのために稼働しています。常に子どもの声に耳を傾け、家事の優先順位を考え、家族の健康を管理する。その間、自分の感情や欲求は後回しになりがちです。
「一人の時間」は、ママにとってのガソリン補給。心と体を休ませ、自分自身と向き合うための大切な時間です。
- 精神的リフレッシュ: 誰にも邪魔されずに好きなことをする時間を持つことで、ストレスが軽減され、精神的な安定に繋がります。
- 自己肯定感の向上: 自分のための時間を作ることで、「自分も大切にされている」と感じられ、自己肯定感が高まります。
- 視野の拡大: 子育てから一度離れて自分自身を見つめ直すことで、視野が広がり、新たな発見やモチベーションに繋がることもあります。
この「一人の時間」が不足すると、イライラが募り、心身の不調を引き起こし、家族にも悪影響を及ぼしかねません。
夫の「自由」への羨望は、自分を大切にするサイン
夫の飲み会にイラッとするのは、「私も自由に自分の時間を使いたい！」という、自分を大切にしたいという心の叫びなんです。このサインを見逃さず、自分を労わってあげることこそが、夫婦関係を円滑にし、家族みんなが笑顔で過ごすための第一歩なのです。
ママナースが実践！罪悪感なしの「一人の時間」確保術
1. 夫と徹底的に話し合う！「ママの時間」は「家族の幸せ」のため
最も大切なのは、パートナーとの理解と協力です。
「私が自由な時間を持つことは、決して手抜きではなく、家族みんなが笑顔でいるために必要なことなんだ」と、具体的な言葉で伝えましょう。
- 時間と頻度を決める: 「週に一度の〇曜日の夜は、私だけの時間」「月に一度は、半日自由な時間が欲しい」など、具体的な時間と頻度を決めて共有しましょう。
- 見返りを求めない: 夫が飲み会に行くことと、ママが自由な時間を持つことは、別物です。「夫が飲みに行ったから、私も」という考えではなく、ママ自身が必要な時間として確保しましょう。
2. 「強制的に」予定を組み込む
「時間ができたら」では、いつまで経っても時間はできません。美容院の予約をするように、友達とランチの約束をするように、自分のための時間をカレンダーに「強制的に」書き込みましょう。そして、その時間は夫に育児と家事を任せます。
3. 「頼れるプロ」や「社会資源」を活用する
- シッターや一時預かり: 定期的に利用することで、まとまった自分の時間を確保できます。
- 実家や友人の協力: 頼れる人がいる場合は、積極的に甘えましょう。
- 家事代行: 自分の時間が欲しいために家事の負担を減らすのも有効な手段です。
4. 罪悪感は捨てて！「ママがご機嫌でいること」が最高の育児
「子どもを預けてまで…」「家族に申し訳ない…」そんな罪悪感は捨てましょう。ママが心身ともに満たされ、笑顔でいることが、子どもにとっては最高の環境です。ご機嫌なママのそばにいる子どもは、安定して育ちます。
まとめ：自分の心に正直に、自分を大切に
子育て中のママの「一人の時間」は、決して贅沢なものではありません。それは、ママ自身の健康と、家族みんなの笑顔のために、必要不可欠なものです。
ママナースとして、私はあなたの頑張りを心から応援しています。夫の飲み会にイラッとする自分を責める必要はありません。それは、あなたが自分自身に「休息が必要だ」と教えてくれているサインです。
自分の心に正直に、自分を大切にすること。それが、より良い夫婦関係、より良い親子関係を築くための第一歩となるでしょう。