【ママナースが語る】受験生の親ができること。「勉強しなさい」より大切な「栄養満点の夜食」と「無言の見守り」

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「ねぇ、本当に勉強してるの…?」
「志望校、これで大丈夫なの…?」

お子さんが受験生になると、親としては不安や心配でいっぱいになりますよね。ついつい口出ししてしまったり、「勉強しなさい!」と𠮟りつけてしまったり…私も3姉妹の受験を経験しましたが、毎日が試行錯誤の連続でした。

でも、看護師として、そして3人の受験生の母として思うのは、親が本当に子どもにしてあげられることは、「勉強しなさい」と言うことじゃない、ということ。
子どもを信じ、心身ともに健康な状態で受験に臨めるようにサポートすること。それが、親にしかできない大切な役割だと感じています。

今日は、現役ママナースの私が、受験期のお子さんを持つ親御さんへ。ついつい言いがちな「勉強しなさい」ではなく、**「栄養満点の夜食」と「無言の見守り」**がいかに大切か。私の経験も交えながら、受験期の子どもを支える秘訣をお話ししたいと思います。

この記事でわかること

  • 受験期の子どもが親に求めていること
  • 「勉強しなさい」が逆効果になる理由
  • 受験生の心と体をサポートする「栄養満点の夜食」のポイント
  • 親にしかできない「無言の見守り」の大切さ

【結論】受験期の子どもに必要なのは、親からの「安心感」と「信頼」!

受験期の子どもたちは、学業だけでなく、精神的にも大きなプレッシャーと戦っています。そんな時に親からの「勉強しなさい」という言葉は、子どもを追い詰めてしまうだけ。

本当に子どもに必要なのは、親からの**「あなたはできる」という安心感「あなたを信じている」という信頼**です。そして、その気持ちを「栄養満点の夜食」と「無言の見守り」という形で伝えてあげましょう。

「勉強しなさい」が逆効果になる理由

「勉強しなさい」という言葉は、親の不安からつい出てしまう言葉ですよね。私も何度言わないようにしよう、と思っても言ってしまっていました。でも、この言葉は子どもにとって、以下のような悪影響を与えてしまいます。

  • モチベーションの低下:「やらされている」と感じ、自ら学ぶ意欲を失ってしまいます。
  • 自己肯定感の低下:「自分は親に信頼されていない」と感じ、自信を失ってしまいます。
  • 親子の関係悪化:口論が増え、家庭がギスギスした雰囲気になりがちです。

私も長女から「ママが『勉強しなさい』って言うたびに、やる気なくなるんだよね」と言われて、ハッとさせられました。それ以来、言葉ではなく行動でサポートすることを意識するようになりました。

受験生の心と体をサポートする「栄養満点の夜食」のポイント

遅くまで勉強を頑張る受験生にとって、夜食は単なる空腹を満たすものではありません。疲れた脳と体に栄養を補給し、明日への活力を与える大切な役割があります。

私が心がけていた「栄養満点の夜食」のポイントは以下の通りです。

  1. 消化に良いもの:睡眠の妨げにならないよう、油っこいものや刺激物、消化に時間のかかるものは避けましょう。
    • おすすめ:おにぎり(鮭、梅干しなど)、うどん、スープ、味噌汁、茶碗蒸し、ヨーグルト、果物など
  2. 脳の活性化を促す栄養素
    • DHA:青魚(鮭、サバなど)
    • ブドウ糖:ご飯、パン、果物など(脳の唯一のエネルギー源)
    • ビタミンB群:豚肉、豆類など(糖質の代謝を助ける)
  3. 温かいもの:体を温めることでリラックス効果があり、良質な睡眠につながります。
  4. 手軽に食べられるもの:勉強の合間にサッと食べられるものが良いでしょう。
  5. 「頑張れ」を込めて:温かい手書きのメッセージや、好きなキャラクターのお皿に盛り付けるなど、ちょっとした工夫で愛情を伝えましょう。

親にしかできない「無言の見守り」の大切さ

受験期の子どもにとって、親からの「無言の見守り」は、何よりも心強いサポートになります。

  • 安心感を与える存在
    子どもが勉強している間、リビングで静かに過ごしたり、そっと飲み物を置いたり。
    隣の部屋で親の気配を感じるだけで、子どもは「一人じゃない」という安心感を得られます。
  • 信頼を示す行動
    「勉強しなさい」と言わないのは、「あなたは自分で考えて行動できる」と信頼している証拠。
    子どもは親の信頼を感じることで、自ら勉強に向かうモチベーションを高めます。
  • 疲れた時に受け止める準備
    勉強で疲れたり、うまくいかなくて落ち込んでいる時に、そっと寄り添い、話を聞いてあげる準備をしておきましょう。
    「どうしたの?」「話せることなら聞くよ」と、いつでも受け止める姿勢を見せることが大切です。

まとめ:あなたの「愛」は、必ず子どもの力になる

受験期は、子どもにとっても親にとっても、長くつらい道のりかもしれません。
でも、この時期をどう過ごすかが、子どもの成長に大きな影響を与えます。

私自身、長女の受験の時、「勉強しなさい」と言わずに見守り、栄養管理に徹したことで、娘との信頼関係が深まったと感じています。結果として、娘は志望校に合格し、その後の大学生活も充実したものになりました。

どうか、お子さんのことを信じて。
あなたの「栄養満点の夜食」と「無言の見守り」は、必ず子どもの力になります。
そして、どんな結果になっても、親が「お疲れ様。よく頑張ったね」と受け止めてくれることが、子どもにとって何よりの安心感になるはずです。
頑張りすぎず、焦らず、あなたのペースで進めていきましょうね。応援しています!

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