「なんで私ばっかり!」
そう心の中で叫んで、気づけば夫にイライラをぶつけてしまっていた…そんな経験、ありませんか?
私も3姉妹の子育てと仕事に追われる中で、何度もこの感情に襲われてきました。
「言わなくてもわかるでしょ?」「これくらい手伝ってくれてもいいのに…」
そう思って黙って我慢していると、ある日突然、コップの水があふれるように感情が爆発してしまうんですよね。
でも、その怒り、本当に夫に伝わっていますか?
「なんで私ばっかり!」その怒り、夫に伝わっていますか?
結論:夫は、あなたが「何を」してほしいのか、具体的に言わないと理解できません。
多くのママが抱えるこの不満。実は、夫婦間の「コミュニケーションギャップ」が原因であることがほとんどです。
ママは「言わなくても察してほしい」と思いがちですが、夫は「言われないとわからない」生き物。
あなたが黙って不満を溜め込んでいる間、夫は「特に問題ない」と認識しているかもしれません。そして、あなたの突然の爆発に「なんで急に怒るんだ?」と困惑してしまうのです。
このすれ違いが、夫婦関係に亀裂を生む原因になってしまいます。
ママナースが実践!夫に「具体的に」助けてもらう魔法の伝え方
結論:感情的にならず、具体的に、そして感謝を添えて伝えることが、夫を動かす鍵です。
ナースとして、私は患者さんや同僚に「何を、どうしてほしいのか」を明確に伝える訓練を受けてきました。これは家庭でも同じ。夫に気持ちよく協力してもらうためには、伝え方がとても重要です。
1. 感情的にならず、事実を伝える
「いつも私ばっかり!」と感情的に訴えるのではなく、「今日、私がやった家事は〇〇と〇〇と〇〇で、もうクタクタなの」と事実を伝えます。
2. 具体的な行動をリクエストする
「手伝って」という曖昧な言葉ではなく、「お風呂掃除をお願いできる?」「子どもの寝かしつけを交代してほしいな」など、具体的な行動をリクエストしましょう。
3. 感謝の気持ちを伝える
夫が何かしてくれたら、どんなに小さなことでも「ありがとう、助かったよ!」と感謝の気持ちを伝えます。感謝されることで、夫は「またやろう」と思ってくれます。
4. 夫の得意分野を見つける
夫が「これならできる」という家事や育児を見つけて、積極的に任せてみましょう。例えば、お風呂に入れるのが得意、ゴミ出しは苦にならない、など。得意なことを任せると、夫も自信を持って取り組めます。
夫婦は「チーム」!二人で育児を楽しむために
結論:夫婦が協力し合う「チーム」になることで、育児はもっと楽しく、楽になります。
育児は、夫婦二人で乗り越える「チーム戦」です。
どちらか一方に負担が偏ってしまうと、チーム全体のパフォーマンスが落ちてしまいます。
私がこれらの伝え方を実践するようになってから、夫との喧嘩がぐっと減り、家事や育児の分担もスムーズになりました。何より、夫婦で協力し合えているという実感は、私自身の心のゆとりにも繋がっています。
「言わなくてもわかる」は、夫婦関係においては幻想です。
勇気を出して、あなたの気持ちと「してほしいこと」を具体的に伝えてみませんか?
きっと、夫婦の関係がより良い方向へ変わっていくはずです。
