「あれもこれも、ちゃんとやらなきゃ…」そのプレッシャー、あなたは、一人で抱え込んでいませんか?
- 「毎日、栄養バランスの取れた、手作りのご飯を作らなきゃ!」
- 「毎日、絵本の読み聞かせをしなきゃ!」
- 「毎日、公園に連れて行かなきゃ!」
子育てをしていると、あれもこれも、ちゃんとやらなきゃ、と、完璧を目指すあまり、疲れてしまうこと、ありますよね。
そして、少しでも理想と違うことがあると、
「私って、なんてダメな母親なんだろう…」
と、自己嫌悪に陥り、自分を責めてしまっていませんか?
3姉妹の母である私も、かつては、毎日のように、この「完璧主義問題」に、頭を悩ませていました。
でも、ナースとして、そして、母として、たくさんのママたちと接してきた中で、私は、あることに気づいたんです。
それは、子育ての「軸」さえブレてなきゃ、細かいことは「まぁ、いっか」で良い、ということ。
そして、その視点を持つことで、ママの心を軽くするヒントがあるのだ、と。
今日は、そんな、子育ての細かいことに悩むママへ。
ママの心を軽くする「軸を大切にする」思考について、お話しさせてください。
子育ての「軸」さえブレてなきゃ、細かいことは「まぁ、いっか」で。それは「完璧主義」と「心の余裕のなさ」
まず、知っておいてほしいこと。
それは、あなたが子育ての細かいことに悩み、完璧を目指してしまうのは、決して、あなたが悪いからではありません。
そこには、明確な理由があります。
- 完璧主義:「良いママ」でいなければ、というプレッシャーから、自分を追い詰め、心の余裕がなくなる。
- 心の余裕のなさ:家事や育児に追われ、心身ともに疲れていると、心の余裕がなくなり、些細なことでイライラしてしまう。
- 情報過多:子育てに関する情報が溢れていて、何が正解なのかわからなくなる。
これらの要因が、複雑に絡み合い、ママの心を、深く傷つけてしまうのです。
なぜ「軸」が大切なのか?それは「子どもの成長」と「親の安心感」
子育ての「軸」さえブレてなきゃ、細かいことは「まぁ、いっか」で。
そう聞くと、驚くママもいるかもしれません。
でも、これには、ちゃんと理由があります。
- 子どもの成長:子育ての「軸」がブレていなければ、子どもは安心して成長できます。親がブレずに、一貫した態度で接することで、子どもは安定した環境で育つことができます。
- 親の安心感:親も、細かいことに悩まず、安心感を得られます。子育ての「軸」が明確であれば、迷った時も、立ち返る場所があります。
子育ての「軸」とは、あなたにとって、「これだけは譲れない」という、子育ての価値観や信念のことです。
例えば、
- 「子どもには、いつも笑顔でいてほしい」
- 「子どもには、自分の意見をしっかり言える子になってほしい」
- 「子どもには、人を思いやれる子になってほしい」
など、あなたにとって大切な「軸」を、明確にしてみてください。
ママの心を軽くする!「軸」を大切にする3つのヒント
では、どうすれば、私たちは、この「軸」を大切にし、ママも子どもも笑顔で過ごせるようになるのでしょうか。
ヒント1:「子育ての「軸」を明確にする」
自分にとって何が大切なのか、子育ての「軸」を明確にすることを意識しましょう。
- ノートに書き出す。
- 夫と話し合う。
- 信頼できる友人に相談する。
子育ての「軸」が明確になることで、迷った時も、立ち返る場所ができ、心の余裕が生まれます。
ヒント2:「完璧を手放す」
完璧な子育てを目指すのではなく、多少のことは気にしない心の余裕を持つことが大切です。
- たまには、家事が手抜きでも、大丈夫。
- たまには、子どもとゆっくり過ごせなくても、大丈夫。
- たまには、子どもを怒ってしまっても、大丈夫。
親が「完璧」を手放すことで、子どもも、失敗を恐れず、新しいことに挑戦できるようになります。
ヒント3:「誰かに頼る」
夫、家族、友人、子育て支援センターのスタッフ、カウンセラーなど、信頼できる人に頼ることをおすすめします。
「こんなこと、話してもいいのかな…」
「こんなこと、言ったら、引かれちゃうかな…」
と、躊躇してしまうかもしれませんが、勇気を出して、話してみてください。
話を聞いてもらうだけで、心が軽くなることは、たくさんあります。
ママの笑顔が、子どもにとって最高の贈り物
子育ての「軸」さえブレてなきゃ、細かいことは「まぁ、いっか」で。
子育ての「軸」を明確にし、完璧を手放し、誰かに頼ること。
それが、ママの心を軽くし、子どもが心豊かに育つための、最も大切なことです。
そして、ママの笑顔は、子どもにとって、最高の贈り物になります。
どうか、あなたの笑顔を、大切にしてください。
あなたは、一人じゃない。
そして、あなたは、最高のママです。
