「今日も、何もできなかった…」その自己嫌悪、もうやめませんか?
朝から晩まで、家事、育児、仕事に追われ、あっという間に一日が終わる。
子どもが寝静まった後、あなたは、一人、静かなリビングで、今日一日を振り返ります。
「今日も、子どもを怒ってしまった…」
「もっと、優しくしてあげればよかった…」
「やりたかったこと、何もできなかった…」
そうやって、自己嫌悪に陥り、自分を責めてしまっていませんか?
そして、「私って、なんてダメな母親なんだろう…」と、涙が止まらなくなる。
そんな経験、私だけではないはずです。
3姉妹の母である私も、かつては、毎日のように、この自己嫌悪の波に、押しつぶされそうになっていました。
でも、ナースとして、そして、母として、たくさんのママたちと接してきた中で、私は、あることに気づいたんです。
それは、**子どもが今、隣ですやすや寝てるなら、それだけで「全部ハナマル」**だ、ということ。
そして、ママの心を軽くするための、3つのヒントがあるのだ、と。
今日は、そんな、自己嫌悪に陥りがちなママへ。
ママの心を軽くする「全部ハナマル」思考について、お話しさせてください。
ママは、今日も「完璧」を求めて、自分を責めていませんか?
あなたは、今日も「完璧なママ」を目指して、自分を責めていませんか?
- 家事は完璧にこなさなければ。
- 育児は完璧にこなさなければ。
- 仕事も完璧にこなさなければ。
そうやって、自分に課した「完璧」というハードルが高すぎて、少しでもできないことがあると、自分を責めてしまう。
そして、その「完璧」という呪縛が、あなたの心を蝕み、笑顔を奪ってしまいます。
でも、考えてみてください。
「完璧なママ」なんて、この世に存在するのでしょうか?
いいえ、存在しません。
私たちは、みんな、不完全な人間です。
だからこそ、私たちは、お互いを支え合い、助け合って生きていくことができるのです。
子どもが隣ですやすや寝てるなら、全部ハナマル。それは「命」と「愛」の証
子どもが今、隣ですやすや寝てるなら、それだけで「全部ハナマル」です。
なぜなら、子どもが元気に一日を終え、安心して眠りについていること。
それだけで、ママは最高の仕事をした証拠だからです。
- 子どもが、今日一日、笑顔で過ごせたこと。
- 子どもが、今日一日、安全に過ごせたこと。
- 子どもが、今日一日、ママの愛情を感じて過ごせたこと。
これらは、ママが、今日一日、どれだけ頑張ったか、どれだけ子どもを愛しているか、という「命」と「愛」の証です。
だから、自分を責める必要なんて、どこにもありません。
あなたは、今日も、最高のママでした。
ママの心を軽くする!「全部ハナマル」思考3つのヒント
では、どうすれば、私たちは、この「全部ハナマル」思考を身につけ、ママの心を軽くできるのでしょうか。
ヒント1:「できたこと」に目を向ける
今日一日、できなかったことではなく、できたことに目を向けることを意識しましょう。
- 「朝、子どもを笑顔で送り出せた!」
- 「ご飯を、ちゃんと食べさせられた!」
- 「子どもを、お風呂に入れられた!」
- 「子どもを、寝かしつけられた!」
どんなに小さなことでも構いません。
「できたこと」を数えることで、あなたは、今日一日、どれだけ頑張ったか、どれだけ子どもを愛しているか、ということに気づくことができます。
ヒント2:「完璧」を手放す
完璧な子育てを目指すのではなく、多少のことは気にしない心の余裕を持つことが大切です。
- 多少、部屋が散らかっていても、大丈夫。
- 多少、ご飯が手抜きでも、大丈夫。
- 多少、子どもを怒ってしまっても、大丈夫。
親が「完璧」を手放すことで、子どもも、失敗を恐れず、新しいことに挑戦できるようになります。
ヒント3:「自分を褒める」
誰にも褒められなくても、自分で自分を褒めることを習慣にしましょう。
「今日も一日、よく頑張ったね、私!」
「私って、本当にすごい!」
と、自分に優しく、声をかけてあげてください。
自分で自分を褒めることで、あなたは、自己肯定感を高め、心のエネルギーをチャージすることができます。
ママの笑顔が、子どもにとって最高の贈り物
今日も一日、お疲れ様。
子どもが今、隣ですやすや寝てるなら、全部ハナマルです。
ママは、完璧な子育てを目指すのではなく、自分を労わり、笑顔でいること。
それが、子どもが心豊かに育つための、最も大切なことです。
そして、ママの笑顔は、子どもにとって、最高の贈り物になります。
どうか、あなたの笑顔を、大切にしてください。
あなたは、一人じゃない。
そして、あなたは、最高のママです。
