こんにちは！3姉妹ママで現役看護師の皐月です。「こそだて部」ブログへようこそ！
「ChatGPT」や「Midjourney」…最近、本当にすごいAIが登場していますよね！
文章を作ったり、絵を描いたり、まるで魔法みたい…！
「うちの子も、使ってみたがってるけど…ちょっと心配…」
「フェイクニュースとか、個人情報とか、大丈夫なの？」
そんな不安を抱えているママさん、パパさん、多いのではないでしょうか？
私も、3姉妹のママとして、同じように悩みました。
でも、大丈夫！
事前にしっかりと対策をすれば、生成AIは、子どもの成長をサポートしてくれる、心強い味方になってくれます！
この記事では、私自身の経験も踏まえながら、
- 子どもが生成AIを使う際に注意すべき3つのリスク (フェイクニュース、個人情報、著作権)
- 年齢別の具体的な対策
を、ママナースの視点から、詳しく解説していきます。
この記事でわかること
- 子どもが生成AIを利用する際に潜む具体的なリスクとその対策
- 未就学児から中学生以上まで、年齢別に合わせた生成AIの安全な利用方法
- ママナース「皐月」が実践する、生成AIとの賢い付き合い方
- 親が子どもに教えるべき情報リテラシーの重要性
- 生成AIを「怖い」と敬遠せず、子どもの成長に活かすためのヒント
1. 要注意！子どもが生成AIを使う際に潜む3つのリスク
結論：生成AIは便利なツールですが、子どもが利用する際には「フェイクニュース・誤情報」「個人情報漏洩・悪用」「著作権侵害」の3つのリスクに特に注意が必要です。
生成AIは、とても便利なツールですが、子どもが使うには、注意すべきリスクもいくつかあります。
ここでは、特に注意すべき3つのリスクについて、詳しく見ていきましょう。
1-1. フェイクニュース、誤情報のリスク
生成AIは、
- もっともらしい嘘
- 事実とは異なる情報
を生成してしまうことがあります。
これは、AIが、インターネット上の膨大な情報を学習しているため、中には、
- 誤った情報
- 偏った情報
- 古い情報
などが含まれている可能性があるからです。
子どもは、大人に比べて、情報の真偽を判断する力が未熟です。
そのため、AIが生成した情報を鵜呑みにしてしまい、
- 誤った知識を身につけてしまう
- 誤った判断をしてしまう
可能性があります。
【ママナース皐月の体験談】
長女がAIに「歴史上の人物について教えて」と質問した際、AIが生成した情報の中に、史実とは異なる内容が混じっていたことがありました。幸い、私が一緒に確認していたので間違いに気づけましたが、子どもだけでは信じてしまっていたかもしれません。
1-2. 個人情報漏洩、悪用のリスク
生成AIを利用する際に、
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 学校名
- 顔写真
などの個人情報を入力してしまうと、
- 情報漏洩
- 悪用
のリスクがあります。
漏洩した個人情報は、
- 迷惑メール
- 詐欺
- ストーカー
- ネットいじめ
などに利用される可能性があります。
【ママナース皐月の視点】
看護師として、患者さんの個人情報保護には細心の注意を払っています。それは子どもたちの個人情報も同じ。一度ネット上に流出してしまった情報は、完全に消すことが非常に難しいのが現実です。
1-3. 著作権侵害のリスク
生成AIが生成したコンテンツ (文章、画像、音楽など) は、既存の作品の著作権を侵害している可能性があります。
著作権とは、作品を作った人 (著作者) に与えられる権利です。
著作権者の許可なく、作品を
- コピー
- 改変
- 公開
することは、法律で禁止されています。
子どもが、AIが生成したコンテンツを、
- 自分の作品として発表する
- SNSに投稿する
- コンテストに応募する
などした場合、著作権侵害に問われる可能性があります。
【ママナース皐月の視点】
子どもたちが作った作品をSNSに投稿する際、親としては「すごいね！」と褒めてあげたい気持ちでいっぱいになりますよね。でも、それがもし著作権を侵害していたら…と考えると、やはり事前に正しい知識を教えておくことが大切だと感じています。
2. 年齢別！生成AIの安全対策マニュアル：親ができる具体的なステップ
結論：子どもの発達段階に合わせて、親が積極的に関わり、利用ルールを明確にすることで、生成AIを安全に活用できます。
では、これらのリスクから子どもを守るために、具体的にどんな対策をすれば良いのでしょうか？
年齢別に、具体的な対策をまとめました。
2-1. 未就学児 (0〜6歳)：親と一緒に、安全なコンテンツを
- 原則として、親と一緒に使う:
- 子どもだけで使わせず、親が内容を確認し、安全なコンテンツを選びましょう。
- 利用時間を制限する:
- 1回15分以内、1日30分以内を目安に。タイマーを使って、時間を守る習慣をつけましょう。
- 個人情報を入力しない:
- 氏名、年齢、住所などを入力させない、顔写真や動画などをアップロードさせないことを徹底しましょう。
- 教育的なコンテンツを選ぶ:
- 言葉、数字、図形などを学べるアプリや、絵本、童謡などの動画を選び、知育に役立てましょう。
- 親が手本を示す:
- AIの答えを鵜呑みにせず、情報源を確認する姿勢を親が見せることで、子どもも自然と学びます。親子で一緒に考える時間を大切にしましょう。
2-2. 小学生 (低学年)：親子でルールを決め、情報保護の意識を育む
- 利用時間、利用内容のルールを決める:
- 1日30分〜1時間以内を目安に、利用時間、利用場所、利用内容などを、親子で話し合って決めましょう。ルールを紙に書いて、見える場所に貼るのも効果的です。
- フィルタリング機能を活用する:
- 有害なコンテンツをブロックし、利用できるアプリやWebサイトを制限する設定を活用しましょう。
- 個人情報保護について教える:
- 個人情報の重要性、漏洩のリスクを教え、「個人情報を入力しない、教えない」ことを約束させましょう。
- 著作権について教える:
- 著作権の基本を、分かりやすく教え、AIが生成したコンテンツの取り扱いについて注意を促しましょう。
- 一緒に考える:
- AIが出した答えについて、「本当にそうかな？」「なぜそうなるのかな？」と、一緒に考える習慣をつけ、情報源を確認する大切さを伝えましょう。
2-3. 小学生 (高学年)：情報リテラシーを育み、批判的思考力を養う
- 自主性を尊重しつつ、ルールを守らせる:
- 利用時間、利用内容など、自分で決めさせる部分を増やしつつ、ルールを守らない場合は、親子で話し合い、必要に応じてペナルティを設けることも検討しましょう。
- 情報リテラシー教育:
- フェイクニュースや誤情報を見抜く力を養うため、複数の情報源を比較する習慣をつけさせましょう。批判的思考力 (クリティカルシンキング) を育むことが重要です。
- SNSの利用について話し合う:
- SNSのリスクや注意点、個人情報の取り扱い、ネットいじめ、誹謗中傷などについて、親子でオープンに話し合いましょう。
- 困った時の相談先を教える:
- 親、先生、相談窓口など、困った時に相談できる相手を明確に教えておきましょう。
2-4. 中学生以上：自律的な利用と高度な情報倫理を
- 自主性に任せる部分を増やす:
- 利用時間、利用内容など、自分で管理させ、定期的に話し合い、状況を確認する機会を設けましょう。
- 高度な情報リテラシー教育:
- 情報倫理、情報セキュリティ、著作権法など、デジタル社会で責任ある行動を取れるように促しましょう。
- 進路、将来の仕事について話し合う:
- AIが社会に与える影響、AIと共存する未来について話し合い、AIを活用した仕事やAIに奪われる仕事などについて情報を提供し、将来を考えるきっかけを与えましょう。
【ママナース皐月からのアドバイス】
「AIは、あくまでツール。使うのは人間」
ということを、常に意識しましょう。
そして、
- AIを使いこなす力
- AIに頼りすぎない力
- AIと共存する力
を、子どもと一緒に育んでいきましょう！
まとめ｜生成AIは「怖い」だけじゃない！賢く使って、子どもの未来を明るく
結論：生成AIはリスクもありますが、親が正しく理解し、子どもに適切な使い方を教え、一緒に学ぶことで、子どもの学習、創造、コミュニケーションを大きくサポートする心強い味方になります。
生成AIは、使い方を間違えると、様々なリスクがあります。
しかし、適切な対策を講じることで、子どもの
- 学習
- 創造
- コミュニケーション
を、大きくサポートしてくれる、心強い味方にもなってくれます。
大切なのは、
- 親が、生成AIについて正しく理解すること
- 子どもに、適切な使い方を教えること
- 一緒に学び、一緒に成長すること
です。
生成AIを「怖い」と敬遠するのではなく、賢く活用し、子どもの未来を明るく照らしていきましょう！
まずは、
「生成AIの安全な使い方について、家族会議」
を開いてみませんか？
きっと、新しい発見があるはずです！