【ママナースが本音レビュー】電動鼻吸い器、メルシーポットとチボジどっちが買い?後悔しない選び方

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夜中の2時、酸欠になりながら、子の鼻水を口で吸う…

ズゴゴゴ…ゼーゼー…

鼻が詰まって眠れない我が子の、苦しそうな呼吸音。

そのたびに、小さな鼻にチューブを当て、自分の肺活量の限界に挑戦する。
めまいと戦いながら、全力で吸い出すも、取れるのは手前のサラサラ鼻水だけ。
そして翌朝、案の定、喉の痛みで目が覚める…。

この、絶望的な無限ループ、経験ありませんか?

こんにちは!3人の娘たちの鼻水と10年以上戦い続け、あらゆる鼻吸い器を試してきた、現役ママナースの皐月です。

「電動鼻吸い器って高いし、本当に必要?」

その問いに、私は、長女の中耳炎で何度も後悔した経験から、声を大にして答えます。

結論:電動鼻吸い器は、「いる・いらない」で悩む育児グッズではありません。それは、子どもの健康と、親の安眠を守るための「医療機器」であり、「三種の神器」です。

この記事では、数多の鼻吸い器の中から、最終的に我が家に残った2大巨頭、

  • 据え置き型の王様「メルシーポット」
  • ハンディ型の新星「CHIBOJI(チボジ)」

を、実際に両方使い倒した私が、どこよりも本音で、徹底的に比較レビューします。

  • 【徹底比較】メルシーポット vs チボジ!8項目でガチレビュー
  • 【チャートで診断】あなたに本当に合うのはどっち?
  • 【ママナース直伝】嫌がる子からゴッソリ吸える!魔法のテクニック

この記事を読めば、もう迷わない。あなたの家庭にとって「最高の相棒」が、必ず見つかります。

【徹底比較】メルシーポット vs チボジ!8項目でガチレビュー

比較項目 メルシーポット S-504 CHIBOJI(チボジ)
① 吸引力 ◎(まさに象!パワフル) 〇(ハンディでは十分)
② 手軽さ △(準備・片付けが手間) ◎(出して10秒で使える)
③ 静音性 ×(かなり大きい) ◎(寝ている子にもOK)
④ 手入れ △(パーツが多い) ◎(パーツが少なく洗いやすい)
⑤ 携帯性 ×(持ち運びは無理) ◎(外出・旅行の神)
⑥ 価格 〇(約1万円) △(約1.5万円)
⑦ デザイン △(THE・医療機器) ◎(おしゃれで可愛い)
⑧ 皐月の推し 中耳炎予防の守護神 日常使いのストレス解放神

【吸引力対決】ネバネバ鼻水には、やはりメルシーポット!

正直に言って、純粋な吸引力はメルシーポットの圧勝です。まさに「象」のようなパワーで、耳鼻科さながら、奥に詰まったネバネバの「ラスボス鼻水」まで、ゴッソリと吸い上げてくれます。

一方、チボジは「うさぎ」のような優しい吸引力。サラサラの鼻水なら問題ありませんが、風邪の後半のドロドロ鼻水には、少しパワー不足を感じることも。

★ 我が家の場合: 中耳炎を繰り返していた長女には、メルシーポットが必須でした。この吸引力がなければ、もっと耳鼻科通いが増えていたはずです。

【手軽さ・手入れ対決】ズボラさんには、チボジが圧勝!

育児は、とにかく時間との戦い。その点、チボジの手軽さは、まさに神レベルです。
ケースから出して、スイッチを入れるだけ。使った後も、先端部分をサッと水洗いすれば完了。

一方、メルシーポットは、本体を出し、チューブを繋ぎ、使った後は長いチューブやボトルを洗浄・乾燥させる手間がかかります。忙しい朝や、夜中にサッと使いたい時には、この差は大きい…。

★ 我が家の場合: 三女が生まれてからは、日常のちょっとした鼻水ケアは、もっぱらチボジの出番です。この手軽さを知ると、もう元には戻れません。

【静音性対決】寝ている子に使うなら、チボジ一択!

メルシーポットの唯一にして最大の欠点が、「掃除機並み」の作動音。日中なら問題ありませんが、夜中に使うと、他の家族を起こしてしまうレベルです。

その点、チボジは非常に静か。寝ている子の鼻にそっと差し込んでも、起きることなく鼻水を吸引できます。夜中の鼻詰まりでフガフガしている時には、本当に重宝します。

【チャートで診断】で、結局、あなたに合うのはどっち?

「どっちも良さそうで、やっぱり迷う!」というあなたへ。簡単な診断チャートを用意しました。

Q1. お子さんは、風邪をひくと中耳炎になりやすいですか?

  • YES → Aタイプ
  • NO → Q2へ

Q2. とにかく、準備や片付けの手間をなくしたいですか?

  • YES → Bタイプ
  • NO → Aタイプへ

  • Aタイプと診断されたあなたへ → おすすめは「メルシーポット」
    多少の手間や音には目をつむり、とにかく吸引力を最優先すべきです。中耳炎を繰り返す苦しみから、親子で解放されましょう。

  • Bタイプと診断されたあなたへ → おすすめは「CHIBOJI(チボジ)」
    日常的な鼻水を、ストレスフリーでケアしたいあなたに最適。手軽さと静音性が、あなたの子育てに心の余裕をもたらします。

【結論】
理想を言えば、「家での最終兵器メルシーポット」と「外出先・夜間用のチボジ」の二刀流が最強です。でも、まず一台目として選ぶなら、この診断を参考にしてみてください。

【ママナース直伝】嫌がる子からゴッソリ吸える!魔法のテクニック

どんなに良い機械でも、子どもが嫌がって吸わせてくれなければ意味がありません。小児科で泣き叫ぶ子どもの鼻水を吸ってきた、プロの技を伝授します。

  1. 姿勢が9割!
    親の膝の上に、子どもを同じ向きで座らせ、背後からハグするように固定するのが基本姿勢。動けないと分かると、意外と観念します。

  2. お風呂上がりがゴールデンタイム!
    湯気で鼻水が柔らかくなり、粘膜の血行も良くなっているお風呂上がりは、一番の狙い目です。

  3. 歌で気を逸らす!
    「アンパンマンの歌が終わるまでね!」と、好きな歌でカウントダウン。終わりが見えることで、子どもも少しだけ我慢できます。

まとめ:数万円の投資で「時間」と「健康」と「安眠」が手に入る

電動鼻吸い器は、決して安い買い物ではありません。

でも、考えてみてください。

子どもが中耳炎になるたびに、仕事を休んで、何度も耳鼻科に通う時間と手間
鼻が詰まって眠れない夜が、何日も続く、親子のストレスと睡眠不足
口で吸って、毎回のように風邪をもらってしまう、ママ自身の健康

電動鼻吸い器は、これらすべてを、解決してくれます。

数万円の投資で、この先の数年間の「時間」と「健康」と「安眠」が手に入ると考えれば、それは、子育てにおいて最もコストパフォーマンスの良い自己投資だと、私は断言します。

あなたの家庭に、鼻水に悩まされない、穏やかな夜が訪れることを、心から願っています。

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