【うちの子だけ?】人見知り・場所見知りが激しい!原因と年齢別OK対応を3児の母ナースが解説

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支援センターで、私だけポツン…この気まずさ、いつまで続くの?

楽しみにしていた支援センターデビュー。
でも、他の子はおもちゃに向かって一目散なのに、うちの子だけは私の足にぎゅーっとしがみついて、一歩も離れない…。

義実家に行けば、「ママじゃなきゃダメ!」のギャン泣きで、おじいちゃんおばあちゃんもタジタジ。

「うちの子、人見知りが激しすぎるかも…」
「このままずっと、集団に馴染めなかったらどうしよう…」

周りの子と比べては、焦りと不安でいっぱいになっていませんか?

その気持ち、よく分かります。
実は我が家の3姉妹、タイプが全く違うんです。誰にでもついて行きそうで逆に心配だった長女と、私の後ろに隠れてばかりいた三女。だからこそ、どちらのママの気持ちも、痛いほど理解できます。

でも、大丈夫。

結論:人見知りや場所見知りは、ほとんどの場合、子どもの心が順調に成長している証拠。そして、親の正しい関わり方で、子どもの社会性はぐんぐん育っていきます。

この記事では、3人3様の娘を育てたママナースの私が、

  • 意外と知らない「人見知り」と「場所見知り」の決定的な違い
  • 【ママナースの豆知識】人見知りは「ママ大好き!」の証だった!
  • 子どもの不安が安心に変わる、シーン別「魔法の関わり方」
  • よくある質問(Q&A)

を、徹底的に解説します。
この記事を読めば、子どもの人見知りに悩むのではなく、その成長を温かく見守り、自信を持ってサポートできるようになりますよ。

【1分でわかる】「人見知り」と「場所見知り」の違い

似ているようで、実は違うこの2つ。違いを知ることで、対応も変わってきます。

場所見知り 人見知り
何が怖い? **知らない「場所」**や環境 知らない「人」
いつから? 生後6ヶ月頃〜 生後7〜8ヶ月頃〜
子どもの心理 「ここは安全かな?」<br>(環境への警戒心) 「この人は誰?ママじゃない!」<br>(親と他人の区別・愛着形成)

【ママナースの豆知識】人見知りは「ママ大好き!」の証だった!

人見知りが始まるのは、ママやパパを「特別な存在」だと認識し、深い愛着(アタッチメント)が形成された証拠です。

知らない人を見て泣くのは、「大好きなママ(安全基地)と、そうでない人を、ちゃんと区別できていますよ」という、脳が順調に発達しているサインなのです。

だから、「うちの子、人見知りがひどくて…」と悩む必要は全くありません。
むしろ、「私との絆が、しっかり育っているんだな」と、自信を持ってくださいね。

子どもの不安が安心に変わる、シーン別「魔法の関わり方」

SCENE 1:初めての場所で(支援センター・公園など)

  1. まずはママが楽しむ!
    親が不安そうな顔をしていると、子どもに100%伝わります。「わー、楽しそうなおもちゃがあるね!」と、まずはママが笑顔でリラックス。

  2. 抱っこで「安全基地」を確保
    到着してすぐに子どもを放すのではなく、まずは抱っこしたまま「ここが今日遊ぶ場所だよ」と、周囲を一緒に見渡してあげましょう。

  3. 無理強いせず、子どものペースで
    子どもが自分から離れていくまで、待ちましょう。ママの膝の上で、他の子が遊んでいるのを見ているだけでも、子どもにとっては社会勉強になっています。

SCENE 2:知らない人に会った時(義実家・買い物中など)

  1. 親が「お手本」を見せる
    まずは、ママやパパが、相手の方と笑顔で楽しそうに話す姿を見せましょう。「この人は、ママのお友達だから大丈夫だよ」という無言のメッセージになります。

  2. 無理に抱っこさせない・挨拶させない
    「ほら、おばあちゃんに抱っこしてもらいなさい」は絶対にNG。子どもの「嫌だ」という気持ちを尊重してあげてください。

  3. 子どもの気持ちを代弁する
    「ごめんね、この子人見知りで…」と謝るのではなく、「今は、ママのそばにいたいんだよね」と、子どもの気持ちを代弁してあげましょう。相手の方にも、子どもの状況が伝わりやすくなります。

よくある質問(Q&A)

Q1. 人見知りは、いつまで続きますか?

A1. ピークは1歳〜1歳半頃で、言葉が発達し、自分の気持ちを伝えられるようになる2〜3歳頃には、自然と落ち着いてくることが多いです。ただし、個人差が非常に大きいので、焦らないでくださいね。

Q2. 発達障害との関係が心配です…

A2. 人見知り自体は、正常な発達過程です。ただ、「目が合わない」「言葉の遅れが気になる」「こだわりが強い」など、他にも気になるサインが複数ある場合は、かかりつけの小児科や、地域の発達支援センターに一度相談してみるのも良いでしょう。一人で悩まず、専門家を頼ってください。

まとめ:焦らない、比べない。ママの笑顔が一番のお守り

人見知りや場所見知りは、子どもの心が豊かに育っている証拠です。

他の子と比べて、「うちの子はダメだ」なんて思う必要は、全くありません。

  • 子どもの「不安」な気持ちに、まず共感する。
  • 無理強いせず、その子のペースを信じて待つ。
  • そして何より、ママ自身が「大丈夫」と笑顔でいること。

あなたの笑顔と「大好きだよ」のハグが、子どもが新しい世界へ一歩踏み出すための、一番の勇気と「お守り」になります。

焦らず、比べず、目の前の我が子の成長を、温かく見守ってあげてくださいね。

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