「ママ」である前に「私」。その感覚、あなたは、大切にできていますか?
朝、子どもが起きる前に、家事を済ませ。
日中は、子どもの世話に追われ。
夜は、子どもが寝た後も、家事の続き。
あなたは、「ママ」という役割に徹するあまり、
「自分の時間なんて、ない…」
「自分の好きなことなんて、できない…」
「私って、何がしたかったんだっけ…」
と、自分自身を見失いそうになっていませんか?
そして、そのたびに、
「私って、こんなに頑張ってるのに…」
「誰にもわかってもらえない…」
と、孤独感に苛まれ、自分を責めてしまっていませんか?
3姉妹の母である私も、かつては、毎日のように、この「自己犠牲問題」に、頭を悩ませていました。
「もっと、頑張らなきゃ…」
「私って、なんてダメな母親なんだろう…」
そんな不安に、押しつぶされそうになる日もありました。
でも、ナースとして、そして、母として、たくさんのママたちと接してきた中で、私は、あることに気づいたんです。
それは、「ママ」である前に「私」。この感覚、絶対なくしちゃダメ、ということ。
そして、ママの心を軽くするための、3つのヒントがあるのだ、と。
今日は、そんな、「ママ」である前に「私」という感覚を見失いがちなママへ。
ママの心を軽くする「私を大切にする」思考について、お話しさせてください。
「ママ」である前に「私」。この感覚、絶対なくしちゃダメ。それは「自己犠牲」と「心の余裕のなさ」
まず、知っておいてほしいこと。
それは、あなたが「ママ」という役割に徹するあまり、自分自身を見失いそうになってしまうのは、決して、あなたが悪いからではありません。
そこには、明確な理由があります。
- 自己犠牲:「良いママ」でいなければ、というプレッシャーから、自分の時間や感情を犠牲にしてしまう。
- 心の余裕のなさ:家事や育児に追われ、心身ともに疲れていると、心の余裕がなくなり、自分を大切にすることができなくなる。
- 社会からの孤立:子育て中は、社会との繋がりが希薄になりがちで、孤立感を感じやすい。
これらの要因が、複雑に絡み合い、ママの心を、深く傷つけてしまうのです。
なぜ「私」を大切にすることが大切なのか?それは「心身の健康」と「子どもの成長」
「ママ」である前に「私」を大切にすること。
そう聞くと、驚くママもいるかもしれません。
でも、これには、ちゃんと理由があります。
- 心身の健康:ママが心身ともに健康でいることが、子どもにとって最も大切です。ママが自分を大切にすることで、心に余裕が生まれ、子どもにも優しく接することができます。
- 子どもの成長:ママが笑顔でいることが、子どもにとって最高の安心材料です。ママが自分を大切にし、笑顔でいることで、子どもも安心して成長できます。
ママが疲れていると、イライラしやすくなり、子どもにも優しく接することができません。
ママが自分を大切にすることは、ママ自身のためだけでなく、子どもや家族のためにも、非常に大切なことなのです。
ママの心を軽くする!「私」を大切にする3つのヒント
では、どうすれば、私たちは、この「私」を大切にし、ママも子どもも笑顔で過ごせるようになるのでしょうか。
ヒント1:「自分の時間を作る」
短い時間でも、自分の好きなことをする時間を作ることを意識しましょう。
- 子どもが昼寝している間に、好きな本を読む。
- 子どもが遊んでいる間に、好きな音楽を聴く。
- 子どもが寝た後、ゆっくりお風呂に入る。
どんなに短い時間でも構いません。
自分の好きなことをする時間を作ることで、あなたは、心のエネルギーをチャージすることができます。
ヒント2:「完璧を手放す」
完璧なママを目指すのではなく、多少のことは気にしない心の余裕を持つことが大切です。
- たまには、家事が手抜きでも、大丈夫。
- たまには、子どもとゆっくり過ごせなくても、大丈夫。
- たまには、子どもに頼っても、大丈夫。
親が「完璧」を手放すことで、子どもも、失敗を恐れず、新しいことに挑戦できるようになります。
ヒント3:「誰かに頼る」
夫、家族、友人、子育て支援センターのスタッフ、カウンセラーなど、信頼できる人に頼ることをおすすめします。
「こんなこと、話してもいいのかな…」
「こんなこと、言ったら、引かれちゃうかな…」
と、躊躇してしまうかもしれませんが、勇気を出して、話してみてください。
話を聞いてもらうだけで、心が軽くなることは、たくさんあります。
ママの笑顔が、子どもにとって最高の贈り物
「ママ」である前に「私」。この感覚、絶対なくしちゃダメ。
自分の時間を作り、完璧を手放し、誰かに頼ること。
それが、ママの心を軽くし、子どもが心豊かに育つための、最も大切なことです。
そして、ママの笑顔は、子どもにとって、最高の贈り物になります。
どうか、あなたの笑顔を、大切にしてください。
あなたは、一人じゃない。
そして、あなたは、最高のママです。
