この記事でわかること
- ゲームに対する親の固定観念と、eスポーツの可能性
- 子どもの「好き」を否定せず、ルールの中で伸ばすコミュニケーション術
- ママナースが推奨する、ゲームとの賢い付き合い方とルール作りのヒント
「ゲームばかりして…」その一言が、子どもの可能性を摘んでいませんか?eスポーツって知ってる?
リビングで、部屋で、イヤホンをつけて集中するわが子。その視線の先にあるのは、ゲームの画面。
「またゲームしてる…」「勉強はいいの?」「目に悪いでしょう!」
そんな風に、ゲームをしている子どもを見て、思わず小言を言ってしまったり、一方的に取り上げてしまったりしていませんか?
多くの親にとって、ゲームは「悪」であり、「時間を浪費するだけのもの」という固定観念があるかもしれません。もちろん、過度なゲームは生活習慣や学業に悪影響を及ぼす可能性もあります。しかし、その一方で、「eスポーツ」という言葉が浸透し、ゲームが新たな文化やプロの世界を生み出している現実もあります。
私も3姉妹の母として、長女から「eスポーツって知ってる?」と聞かれた時、最初は正直戸惑いました。「ゲームでしょ?」と。しかし、子どもの「好き」を頭ごなしに否定するのではなく、その可能性について真剣に考えてみることにしました。
今回は、ママナースの私が考える、ゲームを悪者にせず、eスポーツの可能性にも触れながら、子どもの「好き」を否定せずルールの中で伸ばすコミュニケーション術と、ゲームとの賢い付き合い方についてお話しします。
【結論】ゲームは「好き」を伸ばすツール!eスポーツも視野に、ルールの中で子どもの可能性を広げよう
ゲームは「好き」を伸ばすツールにもなり得る
ゲームは、単なる娯楽だけでなく、様々な能力を育むツールにもなり得ます。
- 集中力・判断力: 瞬時の判断や高度な操作が求められるゲームは、集中力や判断力を高めます。
- 問題解決能力: 複雑なミッションやパズルをクリアする過程で、論理的思考力や問題解決能力が養われます。
- コミュニケーション能力: オンラインゲームを通じて、友達と協力したり、戦略を話し合ったりすることで、コミュニケーション能力やチームワークが育まれます。
- eスポーツの可能性: 近年では、eスポーツとしてプロ選手が活躍し、高額な賞金やスポンサーがつくなど、新たなプロフェッショナルとしての道も開かれています。
子どもの「好き」を否定しないコミュニケーション術
「ゲームばかりして!」と頭ごなしに否定するのではなく、まずは子どもの「好き」に寄り添い、共感することから始めましょう。
- 「何が面白い?」と一緒に見てみる: 子どもがどんなゲームをどんな風に楽しんでいるのか、一緒に見てみましょう。「これ面白いね!」「ここ、どうやるの?」など、興味を持って質問することで、子どもは心を開いてくれます。
- eスポーツについて学ぶ: もし子どもがeスポーツに興味があるようであれば、親も一緒にeスポーツの世界について学んでみましょう。プロゲーマーの活躍を知ることで、子どもの「好き」がただの遊びではない可能性を理解できます。
- ルールを一緒に作る: ゲームを完全に禁止するのではなく、親子で納得できる「ゲームのルール」を一緒に作りましょう。
- 時間制限: 「〇時まで」「〇時間まで」など、具体的な時間を決めましょう。
- 場所: 「リビングでやる」「自分の部屋ではやらない」など、場所を限定するのも有効です。
- 他の活動とのバランス: 「宿題が終わってから」「外で遊んでから」など、他の大切な活動とのバランスも考慮に入れましょう。
ゲームとの賢い付き合い方とルール作りのヒント
1. 「ゲーム時間」を「集中力」と「メリハリ」の練習に
ゲームをする時間を単なる「遊びの時間」として捉えるだけでなく、「この時間で集中力を高める練習」「時間を守るメリハリの練習」と捉えてみましょう。
2. 「ゲームのメリット」を語り合う
ゲームがもたらすポジティブな側面(友達との協力、戦略性、集中力など)について、子どもと語り合いましょう。子ども自身がゲームの良し悪しを判断できるよう促すことが大切です。
3. 親も「見守る」姿勢を大切に
子どもがゲームをする時間をただ放置するのではなく、時折様子を見守り、必要であれば声かけをするなど、親も関わりを持ちましょう。
4. 体を動かす時間も確保
ゲーム漬けにならないよう、外遊びやスポーツなど、体を動かす時間を確保することを意識しましょう。ゲームで疲れた目を休ませる意味でも大切です。
5. 「ゲーム以外の楽しみ」も提供する
子どもがゲーム以外にも夢中になれるものを見つけられるよう、様々な体験の機会を提供しましょう。
まとめ:ゲームは「悪者」じゃない!子どもの可能性を広げよう
ゲームは、現代社会において、子どもたちの生活に深く根付いています。それを一方的に「悪者」として排除するのではなく、親が賢く向き合うことで、子どもの「好き」を伸ばし、新たな可能性を広げるツールにもなり得ます。
ママナースとして、私は「子どもの可能性」を信じ、その「好き」を応援することが、親の大切な役割だと考えています。
頭ごなしに禁止するのではなく、共感し、ルールを一緒に作り、ゲームと賢く付き合う方法を教えてあげましょう。あなたのサポートが、子どもの未来を豊かにするはずです。
