夜中の鼻詰まり、苦しそうな我が子に「電動鼻吸い器、いる?いらない?」

夜中に、ゼーゼーと苦しそうな鼻息。
鼻水が詰まって、おっぱいもミルクも飲めない我が子。
ママもパパも寝不足でヘトヘト…。

「電動鼻吸い器って、本当に効果あるの?」
「どれを選べばいいの?高い買い物だし、失敗したくない…」

そんな風に、藁にもすがる思いで情報を探していませんか?

こんにちは。3人の娘を育てながら、ナースとして働く皐月です。
私も、三姉妹が小さい頃は、鼻水との戦いの毎日でした。最初は口で吸うタイプから始まり、ハンディタイプ、そして据え置きタイプへ…。まさに「鼻水吸引器ジプシー」だったのです。

今日は、そんな私の実体験と、ママナースとしての知識を総動員して、ママたちが本当に知りたいポイントに絞って、人気の電動鼻水吸引器を徹底的に比較・解説します。


なぜ電動鼻吸い器が「育児の神アイテム」なの?ママナースが語るその理由

「鼻水くらい、自分でかめばいいじゃない」
そう思う方もいるかもしれません。でも、特に赤ちゃんにとって、鼻水は本当に辛いものなんです。

  • 呼吸が苦しい: 赤ちゃんは、鼻呼吸がメイン。鼻が詰まると、呼吸が苦しくなり、眠りも浅くなります。
  • おっぱい・ミルクが飲めない: 鼻が詰まっていると、おっぱいを吸うのも一苦労。栄養が摂れず、体力も落ちてしまいます。
  • 中耳炎のリスク: 鼻水が奥に溜まると、中耳炎の原因になることも。

電動鼻吸い器は、そんな辛い鼻水をパワフルに吸引し、**子どもの呼吸を楽にしてあげるだけでなく、看病するママの心労を軽くしてくれる、まさに「育児の神アイテム」**なんです。


【本音レビュー】ママナースが選ぶ!人気電動鼻吸い器、徹底比較

数ある電動鼻吸い器の中から、特に人気の高い2つのモデルを、私の独断と偏見で(笑)本音でレビューします!

▷ 吸引力で選ぶなら「メルシーポット S-504」

  • ここがスゴイ!:
    • 病院レベルの吸引力: 据え置きタイプならではのパワフルさで、奥に詰まったガンコな鼻水もズゴゴゴッ!とパワフルに吸引。中耳炎を繰り返す子や、風邪をひきやすい保育園児の家庭には、まさに”お守り”のような存在です。
    • お手入れが楽: パーツは多いですが、構造がシンプルなので、慣れればサッと洗えます。
  • ここがちょっと…:
    • 音が大きめ: 「ウィーン!」というモーター音は、寝ている子を起こしてしまう可能性も。リビングなど、生活音がする場所で使うのがおすすめです。
    • 本体が大きめ: 持ち運びには不向き。

▷ 静音性と手軽さで選ぶなら「CHIBOJI(チボジ)」

  • ここがスゴイ!:
    • 驚きの静音性: 吸引力がしっかりしているのに、音がとても静か。深夜の寝室でも、ためらうことなく使えます。音に敏感な子や、夜間の使用をメインに考えているご家庭にぴったりです。
    • コンパクトでスタイリッシュ: デザインもおしゃれで、リビングに置いても邪魔になりません。持ち運びも楽々。
  • ここがちょっと…:
    • 吸引力はマイルド: メルシーポットほどの強力さはありません。新生児のサラサラ鼻水や、軽い鼻風邪には十分ですが、ガンコなネバネバ鼻水には物足りなさを感じることも。

▷ その他:ピジョン 電動鼻水吸引器

  • バランスの取れた優等生: ハンディタイプの中では吸引力も高く、静音性も◎。パーツが少なくお手入れが簡単なのも魅力。メルシーポットとチボジの良いとこ取りをしたい欲張りママにおすすめです。

【ママナース直伝】電動鼻吸い器、効果を最大限に引き出す使い方

せっかく買った電動鼻吸い器、最大限に活用してあげましょう!

  1. お風呂上がりが狙い目: 湯気で鼻の粘膜が潤い、鼻水が柔らかくなっているので、吸引しやすくなります。
  2. 生理食塩水で潤す: 固まった鼻水には、市販の生理食塩水や、ぬるま湯を数滴鼻に入れてから吸引すると、より効果的です。
  3. 嫌がっても、短時間で: 嫌がる子を無理に押さえつけると、鼻の粘膜を傷つけたり、鼻吸い器自体を嫌いになったりします。短時間でサッと済ませ、終わったらたくさん褒めてあげましょう。
  4. 終わったら「よく頑張ったね!」: 鼻水が取れてスッキリした顔を見たら、「よく頑張ったね!スッキリしたね!」と、ぎゅっと抱きしめてあげましょう。

最後に。親子の笑顔が、何よりの良薬です

電動鼻吸い器は、決して安くない買い物です。
でも、お子さんの苦しそうな顔を見るたびに、「買ってよかった!」と心から思えるはずです。

夜中の鼻詰まりから解放され、親子でぐっすり眠れる日が、きっと来ますよ。
その笑顔が、何よりの良薬です。