「また、この時間か…」暗闇で時計を見て、絶望しているあなたへ
深夜2時。やっと寝たはずの我が子の泣き声で、現実に引き戻される。
明け方4時。誰よりも早起きな我が子に叩き起こされ、眠い目をこすりながら一日が始まる。
子どもの睡眠トラブルは、親の体力と精神力を、容赦なく削っていきますよね。
私も三姉妹の育児で、何度も「もう無理…」「私だって寝たい!」と、暗闇で一人、涙を流した夜があります。だから、今あなたが感じているその辛さ、痛いほどわかります。
でも、大丈夫。
子どもの睡眠トラブルには、必ず原因があります。そして、原因がわかれば、必ず解決の糸口が見えてきます。
今日は、そんな出口の見えないトンネルの中にいるような気持ちのママ・パパへ、3児の母でナースの私が、具体的なトラブル別の解決策をお届けします。
なぜ?睡眠トラブルの裏にある「5つの原因」
まず、なぜトラブルが起きるのかを知るだけで、少し冷静になれるはずです。
- 生活リズムの乱れ: お昼寝が長すぎたり、夕方寝てしまったり、夜寝る時間がバラバラだったりすると、体内時計が狂ってしまいます。
- 睡眠環境が合っていない: 部屋が明るすぎる、暑い・寒い、周りの生活音がうるさいなど、些細なことが赤ちゃんの眠りを妨げます。
- 日中の刺激が強すぎる: 楽しいお出かけも、赤ちゃんにとっては大きな刺激。疲れすぎると、逆に脳が興奮して眠れなくなることがあります。
- お腹が空いた・体の不快感: 鼻が詰まって苦しい、歯が生えそうでムズムズする、お腹が空いたなど、言葉で言えない不快感を泣いて伝えています。
- 発達のステップアップ中: 寝返りやハイハイなど、新しいことができるようになる前後に、脳が興奮して一時的に眠れなくなる「睡眠退行」は、成長の証です。
【悩み別】ママナースのトラブルシューティング
具体的なお悩み別に、今日から試せる対策を見ていきましょう。
CASE 1:「夜泣き」「寝ぐずり」で、夜が怖い…
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対策①:寝る前の「儀式」を見直す
寝る前の1時間は「静かな時間」と決め、テレビやスマホはOFFに。お風呂→保湿→絵本→子守唄など、毎日同じ流れの「入眠儀式」で、「これから寝るんだよ」という心の準備をさせてあげましょう。 -
対策②:不快感を取り除く
寝室に行く前に、お腹はいっぱいか、オムツは綺麗か、鼻は詰まっていないか、部屋の温度は快適か、最終チェックを。 -
対策③:夜中の対応は「静かに・暗く」
夜中に起きてしまっても、電気はつけず、静かな声で対応します。「今は夜で、寝る時間だよ」というメッセージを、毅然と伝え続けることが大切です。
CASE 2:「早朝起き」で、朝からヘトヘト…
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対策①:寝室の「光」を遮断する
明け方の光で、体内時計がリセットされている可能性があります。遮光カーテンを導入し、寝室を真っ暗にしてみましょう。カーテンの隙間からの光も、テープなどで塞ぐと効果的です。 -
対策②:お昼寝の時間と長さを調整する
お昼寝が長すぎたり、終わる時間が遅すぎたりすると、夜の睡眠に影響します。夕方16時以降は寝かせない、お昼寝は合計〇時間まで、などルールを決めてみましょう。 -
対策③:「起きる時間」がわかる工夫を
少し大きくなった子には、「このお猿さんが起きたら、ママも起きるね」と約束できる、**幼児用の目覚まし時計(OK to Wake Clock)**もおすすめです。時間の感覚を視覚的に理解する手助けになります。
もうパニックにならない!「お悩みチェックリスト」
夜中に起こされて、頭が働かない!そんな時は、このリストを上から順番にチェックしてみてください。
- [ ] 部屋は暗くて静か?
- [ ] 部屋の温度は快適?(暑すぎ・寒すぎない?)
- [ ] オムツは濡れていない?
- [ ] お腹は空いていない?(最後の授乳・ミルクから何時間?)
- [ ] 鼻は詰まっていない?歯ぐずりしてない?
最後に。睡眠改善は、一進一退で当たり前
子どもの睡眠は、一直線には良くなりません。
2、3日うまくいったと思ったら、また元に戻る。その繰り返しです。でも、それは後退ではなく、成長の過程で起きる自然な波。
どうか、「私のやり方が悪いんだ」なんて、自分を責めないでください。
今日ご紹介した方法を一つずつ試しながら、あなたの、そしてお子さんのペースで、ベストな方法を見つけていければ大丈夫。
必ず、穏やかな日差しの中で「あー、よく寝た!」と親子で笑い合える朝はやってきますから。心から応援しています。
