「おめでとう!」が、恐怖のゴングに聞こえた春…

この春、我が家の三女がピカピカの小学1年生になりました。

「これで、一番下の子も小学生かぁ…」

感慨に浸ったのも束の間。保育園時代とは比べ物にならない連絡の嵐、早すぎる下校時間、そして学童の洗礼…。

そう、何を隠そう、上の子たちの時にも経験したはずの**「小1の壁」**に、私も真正面からぶつかっている、現役ママナースの皐月です。

「ワーママにとって、本当の試練はここからだった…」

あなたも今、そんな風に、目の前にそびえ立つ巨大な壁を前に、立ち尽くしていませんか?

でも、大丈夫。

結論:『小1の壁』の正体を知り、正しく準備すれば、乗り越えられない壁ではありません。

この記事では、まさに今、壁と格闘中の私が、

  • 「小1の壁」の正体とは?保育園時代とのギャップTOP4
  • 【印刷OK】入学前に絶対にやるべき!準備チェックリスト
  • ワーママナースの私が実践した「壁」の乗り越え方
  • それでもツラい…心を軽くする考え方

を、超リアルな体験談とともにお届けします。

この記事を読めば、漠然とした不安が「やるべき事」に変わり、自信を持って我が子の入学を迎えられるようになりますよ!

「小1の壁」の正体とは?保育園とのギャップTOP4

「小1の壁」とは、子どもが小学校に上がるタイミングで、仕事と育児の両立が急激に難しくなる問題のこと。具体的には、保育園時代とのこんなギャップに苦しめられます。

1. 預かり時間の壁(16時でサヨウナラ)

保育園なら18時、19時まで延長保育が当たり前だったのに、小学校の学童保育は17時や18時で終わってしまうことがほとんど。お迎えに間に合わせるため、時短勤務や働き方の変更を迫られます。

【私の失敗談】
「みんな学童に入るでしょ」と呑気に構えていたら、申し込みが遅れてしまい、危うく待機児童になるところでした…。自治体によっては、定員が少なく、希望者全員が入れるわけではないので、早めの情報収集が必須です!

2. 長期休みの壁(給食のない40日間)

夏休み、冬休み、春休み…。給食もなく、毎日お弁当持ちで、朝から夕方まで子どもをどこに預けるのか?多くのワーママが頭を抱える大問題です。

3. 親のタスク増大の壁(毎日がプリント地獄)

保育園時代はアプリで連絡が完結していたのに、小学校では毎日大量のプリントが配られます。連絡帳のチェック、宿題の丸付け、明日の持ち物準備…。親がやらなければいけないタスクが一気に増大します。

4. 子どものメンタル不調の壁(行きたくない…)

新しい環境、新しい友達、勉強の開始…。子ども自身も、大きなストレスを抱えています。いわゆる「登校しぶり」や、学校での疲れからくる情緒不安定など、心のケアが必要になる場面も増えてきます。

【印刷OK】入学前に絶対にやるべき!準備チェックリスト

不安を解消する一番の方法は、具体的な「行動」です。入学前に、親子でこれだけはやっておきましょう!

生活習慣編

  • [ ] 早寝早起きをマスターする
    • 小学校の朝は早い!今のうちから、登校時間に合わせた生活リズムに切り替えておきましょう。
  • [ ] 朝の準備を一人でできる
    • 「着替え」「顔を洗う」「歯磨き」「朝ごはん」など、朝の支度を自分でできるよう練習。我が家では「やることリスト」をマグネットにして、終わったら裏返すゲーム形式にしたら、三女も楽しんでやっています!
  • [ ] 通学路を一緒に歩いてみる
    • 「危ない場所はないか」「ここの横断歩道は右左をよく見ようね」など、実際に歩きながら交通ルールを教えるのが一番効果的です。

学習習慣編

  • [ ] 「自分の名前」をひらがなで書ける
    • 読み書きが完璧である必要はありませんが、自分の持ち物がわかるように、名前だけは書けるようにしておくと安心です。
  • [ ] 10分間、椅子に座る練習をする
    • 「ご飯を食べた後、10分だけ一緒にお絵描きしよう」など、机に向かって座る習慣をつけておくと、授業にスムーズに入れます。
  • [ ] 時計の「長い針」を読む練習
    • 「長い針が6になったら、お片付けだよ」など、生活の中で時計を意識する声かけをするのがおすすめです。

親の準備編

  • [ ] 学童保育の情報収集と申し込み
    • これが最重要!自治体のHPなどで、申し込み時期、時間、料金などを必ず確認しておきましょう。
  • [ ] 病児保育・ファミサポの登録
    • 子どもは急に熱を出します。「学童に行けない!」という時のために、地域の病児保育やファミリー・サポート・センターに事前に登録しておくと、心の保険になります。
  • [- ] 職場の「小1の壁」経験者に話を聞く
    • 同じ会社で、子育て中の先輩ママ・パパがいれば、ぜひ話を聞いてみましょう。時短勤務のリアルな状況など、貴重な情報が得られます。

まとめ:壁は、親子で乗り越える「成長のイベント」

「小1の壁」と聞くと、不安ばかりが募るかもしれません。

でも、これは子どもが新しい社会に飛び出し、親も新しい働き方や子どもとの関わり方を模索する、**親子にとっての大きな「成長イベント」**です。

完璧を目指さなくて大丈夫。

事前にしっかり情報を集めて、やれるだけの準備をしたら、あとは「なんとかなる!」と、どーんと構えていましょう。

私も、まだまだ壁の真っ只中で奮闘中です。全国のママ・パパ、一緒にこの春を乗り越えましょうね!