「保活って何から手をつければ…」その焦り、この一枚で解消します
「来年4月に復職したいけど、保育園に入れるか不安…」
「『保活は大変』って聞くけど、具体的に何をすればいいの?」
出産前から、あるいは育休中も、頭の片隅で常に気になる「保活」の二文字。情報が溢れすぎていて、何から手をつければいいのか分からず、焦りばかりが募っていませんか?
ご安心ください。この記事では、激戦区で保活を乗り越えた先輩ママである私が、やるべきことを時期別に整理した「保活成功ロードマップ」を作成しました。この通りに進めれば、あなたもきっと納得のいく園を見つけられるはずです。
なぜ計画的な「保活」が必要不可欠なのか?
希望の保育園に入るためには、情報収集、見学、書類準備など、やるべきことが山積みです。特に都市部では、今もなお待機児童問題は深刻。行き当たりばったりで動いていては、希望の園どころか、預け先が見つからない「保育園浪人」になってしまう可能性もゼロではありません。
また、保育園は子どもが長い時間を過ごす大切な場所。単に「預ける場所」ではなく、「子どもに合った環境か」という視点で選ぶためにも、計画的な準備が不可欠なのです。
【時期別】保活成功ロードマップ
出産前から復職までの流れを、具体的なアクションと共に見ていきましょう。
STEP1:情報収集期(出産前~産後すぐ)
【やること】
- 自治体の保育課(子育て支援課)へ行く: まずはここから!「保育園入園のしおり」をもらい、自分の自治体のルール(選考基準、点数計算、必要書類など)を正確に把握します。
- 自分の「持ち点」を計算してみる: 「しおり」を元に、自分の家庭状況が何点になるか計算します。
- 認可・認可外の種類を理解する: 認可保育園、認証保育所(東京都の場合)、認可外保育施設など、それぞれのメリット・デメリットを理解し、選択肢を広げます。
- 通える範囲の保育園をリストアップ: 自宅や職場からの距離、送迎ルートを考慮し、候補となる園をGoogleマップなどでリストアップしておきましょう。
【ポイント】
この時期は、とにかく正確な情報を集めることが最優先。ママ友の噂話に惑わされず、必ず自治体の公式情報を確認しましょう。
STEP2:見学・候補絞り込み期(産後3ヶ月~夏頃)
【やること】
- 保育園の見学予約をする: リストアップした園に電話やWebで予約を入れます。人気の園は予約が埋まりやすいので早めに行動を。
- 見学に行く(夫婦で参加が理想): 複数の園を見学し、雰囲気、保育方針、先生や子どもたちの様子、施設の清潔さなどを自分の目で確かめます。チェックリストを作っていくと効率的です。
- 候補の優先順位を決める: 見学した情報と、家庭の方針(教育、距離、費用など)を照らし合わせ、申し込みの際の希望順位を決めていきます。
【ポイント】
見学では、「預けたい時間帯の子どもたちの様子」を見るのがおすすめ。質問したいことを事前にまとめておくと、聞き漏らしがありません。
STEP3:書類準備・申込期(秋頃~申込締切まで)
【やること】
- 必要書類を完璧に揃える: 就労証明書(夫婦それぞれ)、課税証明書、健康診断書など、自治体から求められる書類を漏れなく準備します。不備があると、それだけで選考の土俵に上がれないことも。
- 申込書を記入する: 希望する保育園の順位を記入します。自治体によっては、希望順位が選考に影響する場合もあるので、「しおり」をよく確認しましょう。
- 期限内に申し込みを完了する: 郵送の場合は必着か消印有効かを確認し、窓口提出の場合も時間に余裕を持って行動しましょう。
【ポイント】
就労証明書は、勤務先に発行を依頼してから時間がかかる場合があります。早めに依頼しておくと安心です。
STEP4:結果通知~入園準備期(1月~3月)
【やること】
- 結果通知を受け取る: 自治体から郵送などで結果が届きます。
- 不承諾(待機)の場合の次の一手を考える: 認可外保育園に申し込む、育休の延長を検討する、自治体に空き状況を問い合わせるなど、すぐに行動を開始します。
- 入園準備: 内定した園の説明会に参加し、必要な物品(お昼寝布団、着替え、オムツなど)を揃えます。
まとめ:保活は情報戦。でも、一番大切なのは「納得感」
保活は、情報収集力と計画性が成功の鍵を握ります。しかし、点数や倍率だけに振り回される必要はありません。最終的に大切なのは、「この園なら、安心して子どもを預けられる」というあなた自身の納得感です。
このロードマップを参考に、戦略的に、そして冷静に保活を進めて、親も子も笑顔で新生活をスタートさせましょう!