ベビーカー

【ベビーカーの選び方】A型・B型の違いは?後悔しない「最初の一台」をママナースが徹底解説!

「ベビーカーって種類が多すぎて、何が何だか分からない!」
「高い買い物だから、絶対に失敗したくない…」

アカチャンホンポやベビーザらスのベビーカー売り場で、無数の選択肢を前に途方に暮れていませんか?こんにちは!3人の娘たちと、合計3台のベビーカーを乗り継いできた、現役ママナースの皐月です。

抱っこ紐とベビーカーは、赤ちゃんとのお出かけの必須アイテム。でも、特に最初の一台となるベビーカー選びは、本当に悩みますよね。

中でも最大の悩みどころが、**「A型とB型、どっちから買うべき?」**という問題。

この記事では、そんなあなたの悩みを解決するために、A型・B型それぞれのメリット・デメリットから、あなたのライフスタイルに本当に合った一台を見つけるための「タイプ別診断」まで、徹底的に解説していきます!

この記事でわかること

  • 【結論】あなたの家庭はA型スタート?B型スタート?
  • A型・B型ベビーカー、それぞれの特徴まるわかり比較表
  • 【ライフスタイル診断】「我が家の最適解」はこれだ!
  • 後悔しないために!ママナースが教える「安全性」チェックポイント

そもそもA型、B型って何が違うの?

結論から言うと、一番の違いは「使える月齢」と、それに伴う「リクライニング角度」です。

A型ベビーカー B型ベビーカー
使用開始 生後1ヶ月~ おすわりができる生後7ヶ月頃~
リクライニング ほぼフラットになる(150度以上) 浅い、またはリクライニング無し
重さ 重い(5kg~8kg以上) 軽い(3kg台~)
操作性 安定感・クッション性◎ 小回りが利く
価格 高価(4万円~) 比較的安価(1万円~)
メリット 新生児期から長く使える、対面式にできるモデルも 軽くてコンパクト、持ち運びが楽
デメリット 重くて大きい、場所を取る 首がすわるまで使えない

【ママナースの視点】
なぜA型が新生児から使えるかというと、リクライニングを深く倒せるからです。首や腰がすわっていない赤ちゃんを、座った姿勢で長時間過ごさせるのは、体の発達に大きな負担をかけます。**A型は「ベッド」、B型は「椅子」**とイメージすると分かりやすいかもしれませんね。

【ライフスタイル診断】さあ、あなたの家に必要なのはどっち?

「じゃあ、うちはどっちを選べばいいの?」そんなあなたのために、簡単な診断チャートを用意しました。

Case①:電車やバス移動が多く、玄関や収納が狭い「都市部ママ」

→ おすすめ:『高性能な抱っこ紐』+『B型ベビーカー』

生後7ヶ月頃までは、機動力の高い抱っこ紐をメインに乗り切り、腰がすわってから、軽くてコンパクトなB型ベビーカーを導入するスタイルがおすすめです。A型ベビーカーは、駅の階段や、狭いお店での取り回しに苦労することが多く、結局使わなくなってしまう…という声もよく聞きます。

Case②:主な移動は車、一軒家や収納に余裕のある「郊外ママ」

→ おすすめ:『A型ベビーカー』(またはトラベルシステム)

車移動がメインなら、ベビーカーの重さはそれほど気になりません。ショッピングモールなど、屋内の広い場所を移動する際には、新生児期から赤ちゃんを寝かせたまま移動できるA型ベビーカーが非常に役立ちます。チャイルドシートとドッキングできる**「トラベルシステム」**対応のモデルなら、寝てしまった赤ちゃんを起こさずに車とベビーカーを移動できるので、さらに便利!

Case③:お散歩が大好き!近所を歩く機会が多いママ

→ おすすめ:『A型ベビーカー』

天気の良い日に、近所の公園やスーパーまでお散歩したい、という方にはA型がおすすめ。低月齢の頃から外の空気に触れさせてあげられますし、走行性が高く、クッション性も良いモデルが多いので、赤ちゃんも快適です。

後悔しないために!ママナースが教える「安全性」チェックポイント

デザインや価格も大切ですが、何よりも優先すべきは赤ちゃんの「安全」です。見学の際は、ぜひこの2点を確認してください。

1. シートの高さは十分か?(ハイシート)
地面に近いほど、ホコリや排気ガス、そして夏場はアスファルトの熱の影響を受けやすくなります。シートの位置が地上50cm以上ある「ハイシート」モデルを選ぶと、赤ちゃんをこれらのストレスから守ってあげられます。

2. ガタガタ道でも安心?タイヤの性能
段差を乗り越える時の衝撃は、赤ちゃんの小さな体には大きな負担です。可能であれば、実際に店舗で少し動かしてみて、タイヤが大きく、サスペンションが効いているかを確認しましょう。操作性の滑らかさは、ママの腕や腰の負担軽減にも直結しますよ。

まとめ:最高のベビーカーは「あなたの生活に寄り添う一台」

ベビーカー選びは、子育ての最初の大きなプロジェクト。でも、難しく考えすぎなくても大丈夫です。

「10万円の最高級A型ベビーカー」が、あなたにとって最高の選択とは限りません。「3万円の軽量B型ベビーカー」の方が、あなたの生活をずっと楽にしてくれる可能性もあります。

今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひ、あなたのライフスタイルと、お子さんの様子を想像しながら、「我が家だけのベストな一台」を見つけてくださいね。

【ガチ比較】ベビーカー選びの最終回答!サイベックス、バガブー、アップリカ、コンビを3児の母ナースが忖度なしレビュー

アカチャンホンポで呆然…ベビーカー、沼すぎません?

ずらりと並んだ、無数のベビーカー。

「A型?B型?トラベルシステムって何語…?」
「走行性?軽さ?デザイン?…全部大事に決まってるじゃん!」

店員さんの「どれも人気ですよ〜」という、天使のような悪魔のささやきに、思考は完全に停止。
アカチャンホンポの広大なベビーカー売り場で、途方に暮れた経験、ありませんか?

こんにちは!3人の娘を育てるために、様々なタイプのベビーカーを合計5台乗り継ぎ、屍の山を築いてきた、現役ママナースの皐月です(笑)。

高い授業料を払って、私がたどり着いた結論は、ただ一つ。

結論:ベビーカー選びとは、「最高の製品」を選ぶのではなく、「あなたのライフスタイルに合う最高の相棒」を見つける作業です。

この記事では、私の血と涙の歴史を基に、

  • 人気4大ブランド、何がどう違う?丸わかり比較表
  • 【部門別No.1決定戦】走行性・軽さ・デザイン・コスパ、最強はどれ?
  • 【診断チャート】あなたにピッタリの「運命の一台」はこれ!
  • 【ママナースの視点】デザインの前に、まず確認すべき「赤ちゃんの安全性」

を、どこよりも本音で、忖度なしで解説します。
もう、ベビーカー選びで失敗したくないあなた、必見です!

人気4大ブランド 丸わかり比較表

まずは、主要ブランドの代表モデルと「個性」を一覧で見てみましょう。

ブランド 代表モデル 特徴 こんな人にオススメ
Cybex (独) メリオ / リベル デザイン◎、走行性◎ おしゃれでアクティブな都会派ママ
Bugaboo (蘭) バタフライ 走行性◎、高級感◎ 究極の押し心地を求める、こだわり派ママ
Aprica (日) ラクーナ 赤ちゃんへの優しさ◎ 日本の環境で、赤ちゃんの快適性を最優先したいママ
Combi (日) スゴカル 軽さ◎、コスパ◎ 電車・バス移動が多く、軽さと価格のバランスを重視するママ

【部門別No.1決定戦】走行性・軽さ・デザイン・コスパ、最強はどれ?

では、項目別に、忖度なしでレビューしていきます!

走行性 部門:No.1は【Bugaboo】

これは、もう議論の余地なく**Bugaboo(バガブー)**の圧勝です。
石畳や砂利道、ちょっとした段差も、まるで高級セダンのように滑らかに進むあの感覚は、一度体験すると忘れられません。片手での操作性も抜群で、人混みの中もスイスイ。お値段は張りますが、毎日の移動のストレスから解放されると思えば、その価値は十分にあります。
**次点:Cybex(サイベックス)**も、ドイツ車のような剛性感と、サスペンションの優秀さで、素晴らしい走行性です。

軽さ・コンパクトさ 部門:No.1は【Combi】

日本の住環境、特に電車・バス移動や、階段の上り下りが多いママにとって、「軽さ」は正義!その点では、**Combi(コンビ)**の「スゴカル」シリーズは、名前の通り、本当に軽いです。片手でヒョイと持ち上げられ、ワンタッチで折りたためる手軽さは、ワンオペ育児の大きな味方になります。
**次点:Cybex(サイベックス)**の「リベル」も、自転車のカゴに入るほどのコンパクトさで、セカンドベビーカーとしては最強の一台です。

デザイン部門:No.1は【Cybex】

これは個人の好みもありますが、「それ、どこの?」と聞かれる率が最も高いのは、やはり**Cybex(サイベックス)**でしょう。洗練されたフレームのデザイン、スタイリッシュなカラーリングは、憂鬱な産後ファッションの気分を少しだけ上げてくれます(笑)。子育て中でも、おしゃれ心は忘れたくない!というママに、絶大な支持を得ています。

【診断チャート】あなたにピッタリの「運命の一台」はこれ!

「結局、うちはどれがいいの?」というあなたへ。簡単な診断チャートを用意しました。

Q1. 主な移動手段は、車ですか?それとも電車・バス?

  • 車 → Q2へ
  • 電車・バス → Q3へ

Q2. デザインには、一切妥協したくない?

  • YES → あなたには**【Cybex】**がおすすめ!
  • NO → あなたには**【Aprica】**がおすすめ!

Q3. とにかく軽いベビーカーが欲しい?

  • YES → あなたには**【Combi】**がおすすめ!
  • NO → あなたには**【Bugaboo】**がおすすめ!

【ママナースの視点】デザインの前に、まず確認すべき「赤ちゃんの安全性」

おしゃれなデザインや、走行性も大切ですが、看護師として、これだけは確認してほしい、というポイントがあります。それは、**「赤ちゃんの命と健康を守る機能」**です。

  • 振動吸収性: まだ首もすわらない赤ちゃんの脳は、揺さぶられに非常に弱い。「エッグショック」のような衝撃吸収素材や、サスペンション機能は、デザインより遥かに重要です。
  • シートの高さ: 地面に近いほど、夏場はアスファルトの熱、冬場は冷気、そして、ホコリや排気ガスなどのアレルゲンの影響を受けやすくなります。50cm以上の「ハイシート」は、赤ちゃんの健康を守る上で、大きなメリットがあります。

まとめ:最高の相棒を見つけて、お出かけをもっと楽しもう!

ベビーカー選びは、あなたのこれからの「子育ての質」を左右する、一大プロジェクトです。

私も、重すぎて使わなくなったA型、走行性に妥協して後悔した軽量B型など、たくさんの失敗を重ねてきました。

この記事を参考に、あなたのライフスタイルと価値観にピッタリ合った「最高の相棒」を見つけ、赤ちゃんとのお出かけの時間を、もっともっと、かけがえのない、楽しいものにしてくださいね。