【ママナースが寄り添う】夜泣きがつらいママへ。終わりは必ず来る、あなたは一人じゃない!

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「また…泣いている…」

真夜中に響く赤ちゃんの泣き声。時計を見れば、まだ夜中の2時。
「なんで、うちの子だけこんなに泣くんだろう…」
「いつになったら、ぐっすり眠れる日が来るんだろう…」

夜泣きに悩むママの皆さん、本当に本当にお疲れ様です。私も3姉妹を育ててきた中で、あの終わりが見えないトンネルのような夜泣きの日々を経験してきました。隣でスヤスヤ眠る夫にイライラしたり、自分だけが世界で一番不幸なんじゃないかとすら思ったり。あの頃の私は、常に睡眠不足でフラフラでした。

でも、安心してください。今、こうして振り返ってみると、あの夜泣きは確かに「終わり」を迎えました。そして、あなたも、必ずその「終わり」を迎える日が来ます。

今日は、夜泣きで心身ともに疲弊しているママたちに、現役ママナースの私だからこそ伝えたい、寄り添いのメッセージと、少しだけ心が軽くなるヒントをお届けしたいと思います。

この記事でわかること

  • 夜泣きはママのせいじゃない!一般的な夜泣きの特徴と原因
  • 夜泣きの時期を乗り越えるための心構え
  • ママの心を少しでも軽くする具体的な方法
  • 頼れる場所やサポートの探し方

【結論】夜泣きは必ず終わる!あなたは一人じゃない!

夜泣きは本当に辛い。私もそうでした。でも、夜泣きは子どもの成長過程の一つであり、決してママの育て方が悪いわけではありません。そして、何よりも忘れないでほしいのは、あなたは一人じゃないということ。

夜泣きはなぜ起こるの?(ママのせいじゃない理由)

夜泣きの原因は、はっきりとは解明されていません。しかし、一般的には以下のような理由が考えられています。

  • 睡眠サイクルの未熟さ:赤ちゃんは、大人よりもレム睡眠(浅い眠り)の割合が多く、睡眠サイクルが短いため、目を覚ましやすいと言われています。
  • 発達による刺激:日中の経験や成長に伴う脳の発達が、夜間の睡眠に影響を与えることがあります。例えば、寝返りやお座り、ハイハイなどの新しい動きを習得しようとしている時期に、夜泣きが増えることも。
  • 生活リズムの乱れ:日中の活動量や昼寝の時間が不規則だと、夜間の睡眠にも影響することがあります。
  • 環境の変化:引っ越しや旅行など、いつもと違う環境も、赤ちゃんを不安にさせ、夜泣きにつながることがあります。

見てください。どこにも「ママの育て方が悪いから」なんて書いていませんよね?

夜泣きの時期を乗り越えるための心構え

夜泣きは、ある日突然始まるように、ある日突然終わることもあります。終わりが見えないと本当にしんどいですが、まずは「いつか終わる」と信じることが大切です。

  • 完璧を目指さない:この時期は「寝るのが仕事!」くらいに割り切って、家事が多少手抜きになっても、食事がお惣菜ばかりになっても、自分を責めないでください。
  • 一人で抱え込まない:夫や家族、友人、地域の支援センターなど、頼れる人にはどんどん頼りましょう。私も夫に「今日は私が抱っこするから、あなたは先に寝ていいよ」と言われたことが、どんなに救いになったかわかりません。
  • 「こうあるべき」を手放す:理想のママ像に囚われず、「今日一日、子どもと自分が生き延びた!」と、小さなことでも自分を褒めてあげてください。

ママの心を少しでも軽くする具体的な方法

夜泣き中に試してほしい、ほんの少しの工夫です。

  1. 寝る前のルーティン:毎日同じ時間に同じことをする(絵本を読む、マッサージをする、子守唄を歌うなど)と、赤ちゃんは安心して眠りに入りやすくなります。
  2. 室温・湿度を快適に:赤ちゃんが快適に眠れるように、室温は20~22℃、湿度は50~60%を目安に調整しましょう。
  3. 添い寝・添い乳をためらわない:寝不足でフラフラの時に、無理にベビーベッドに戻そうとすると、ママも赤ちゃんもストレスです。安全に配慮しながら、添い寝や添い乳で乗り切るのも一つの手です。
  4. 気分転換を意識的に:子どもが寝ている間に、短い時間でも自分の好きなことをする時間を作りましょう。コーヒーを飲む、好きな音楽を聴く、SNSを見る…どんなに小さなことでもOKです。

頼れる場所やサポートの探し方

一人で頑張りすぎないでください。周りには、あなたを助けたいと思っている人がたくさんいます。

  • パートナー:夜間は交代で赤ちゃんを見るなど、役割分担について話し合いましょう。
  • 実家や友人:可能であれば、少しの時間でも赤ちゃんを預かってもらったり、話を聞いてもらったりするだけでも、大きな支えになります。
  • 地域の支援センターや保健センター:育児相談に乗ってくれたり、同じように夜泣きに悩むママと情報交換できる場を提供してくれたりします。
  • 医療機関:夜泣きがあまりにもひどい場合や、子どもの体調が心配な場合は、小児科医に相談しましょう。他の病気が隠れている可能性もゼロではありません。

まとめ:あなたの頑張りは、必ず子どもの力になる

夜泣きで辛い時、私はいつも心の中で唱えていました。「これも、今だけの貴重な時間。いつかきっと、笑って話せる日が来る」と。

そして、娘たちが大きくなった今、本当に笑い話にできるようになりました。あの苦しかった夜々が、私たち親子の絆を深めてくれた時間だったと、今は心からそう思えます。

今夜も、夜泣きと戦うママたち。あなたの頑張りは、必ず子どもの力になります。そして、あなたは一人じゃない。私も、遠くからですが、心から応援しています。
どうか、無理しすぎないで。休める時に休んでくださいね。

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