子どものゲーム時間、どう決める?家庭で守れるルール作りのコツ【ママナースが解説】

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「もうゲームの時間終わりでしょ!」「あと5分だけ!」

子どものゲーム時間について、こんなやり取りが毎日繰り広げられているご家庭も多いのではないでしょうか。私も3姉妹の母として、子どもたちのゲーム時間には頭を悩ませてきました。「ゲームばかりで勉強しない」「視力が悪くなるんじゃないか」「依存症になったらどうしよう」と、不安を感じているママ・パパも少なくないのではないでしょうか。

ゲームは、子どもにとって楽しい遊びであり、集中力や思考力を育むメリットもあります。しかし、無制限に与えてしまうと、生活習慣の乱れや学力低下、視力低下など、様々なデメリットが生じる可能性もあります。大切なのは、ゲームを完全に禁止するのではなく、家庭で適切なルールを作り、子どもがゲームと上手に付き合えるようにサポートすることです。今回は、現役ママナースの私が、子どものゲームのメリット・デメリット、家庭で守れるルール作りのコツ、そして親子のコミュニケーションのヒントについて、私の経験も交えながら分かりやすく解説します。ゲームと上手に付き合い、子どもの成長を促すヒントを見つけてくださいね。

子どものゲーム、メリットとデメリット

ゲームには、子どもにとって良い面と悪い面があります。両方を理解した上で、適切なルール作りをしましょう。

メリット

  • 集中力・思考力: パズルゲームや戦略ゲームなどは、集中力や問題解決能力、論理的思考力を養うことができます。
  • 情報収集力・判断力: 情報を素早く処理し、瞬時に判断する力が養われます。
  • コミュニケーション能力: オンラインゲームなどを通して、友達とのコミュニケーション能力や協調性を育むことができます。
  • 達成感・自己肯定感: ゲームをクリアしたり、目標を達成したりすることで、達成感や自己肯定感を得ることができます。
  • ストレス解消: 適度なゲームは、子どものストレス解消にもつながります。

デメリット

  • 生活習慣の乱れ: 夜遅くまでゲームをして、寝不足になったり、朝起きられなくなったりするなど、生活リズムが乱れることがあります。
  • 学力低下: ゲームに夢中になりすぎて、勉強時間が減り、学力が低下する可能性があります。
  • 視力低下: 長時間画面を見続けることで、視力低下やドライアイの原因となることがあります。
  • 運動不足: 外で遊ぶ時間が減り、運動不足になることがあります。
  • 依存症: ゲームがやめられなくなり、日常生活に支障をきたす「ゲーム依存症」になるリスクがあります。
  • コミュニケーション不足: 家族との会話が減ったり、現実世界での人間関係が希薄になったりすることがあります。

家庭で守れる!ゲーム時間ルール作りのコツ

ゲームのルールは、一方的に親が決めるのではなく、子どもと一緒に話し合って決めることが大切です。子ども自身が納得して決めたルールは、守ろうという意識が高まります。

1. 子どもと一緒に話し合う

  • ゲームのメリット・デメリットを共有: まずは、ゲームの良い面と悪い面を子どもと一緒に話し合いましょう。子ども自身がゲームのデメリットを理解することで、ルールを守る必要性を感じやすくなります。
  • 具体的な時間を決める: 「何時から何時まで」「1日何分まで」など、具体的な時間を決めましょう。曜日によって時間を変えるなど、柔軟に対応するのも良いでしょう。
  • 場所を決める: リビングなど、家族の目が届く場所でゲームをするように決めましょう。個室でのゲームは、長時間になりがちです。
  • ルールを可視化する: 決めたルールは、紙に書いてリビングなど目立つ場所に貼っておきましょう。子どもがいつでも確認できるようにすることで、ルールを守る意識が高まります。

2. 「ゲーム以外の活動」を充実させる

  • 外遊びの機会を作る: 公園に行ったり、自転車に乗ったり、体を動かす遊びの機会を積極的に作りましょう。外で遊ぶ楽しさを知ることで、ゲーム以外の選択肢が増えます。
  • 家族で楽しめる活動: 家族でボードゲームをしたり、料理をしたり、一緒に楽しめる活動を提案しましょう。親子のコミュニケーションを深める良い機会にもなります。
  • 読書や習い事: 読書の時間を作ったり、子どもの興味のある習い事を提案したりするのも良いでしょう。

3. 親も「ゲームとの付き合い方」を見直す

  • 親の姿を見せる: 親がスマホやゲームばかりしていると、子どもも「親もやってるからいいや」と思ってしまいます。親自身も、ゲームやスマホとの付き合い方を見直し、子どもに良い手本を見せましょう。
  • 家族でノーゲームデー: 週に1日、家族全員でゲームやスマホを使わない「ノーゲームデー」を設定するのも良いでしょう。家族で過ごす時間を大切にできます。

4. ルールを守れなかった時の「ペナルティ」を決める

  • 事前に決める: ルールを守れなかった時のペナルティも、子どもと一緒に事前に決めておきましょう。ゲーム時間の短縮、ゲーム禁止期間など、具体的な内容を決めることで、子どもも納得しやすくなります。
  • 一貫性: 決めたペナルティは、親も一貫して実行しましょう。感情によって対応が変わると、子どもはルールを軽視するようになります。

ママナースからのメッセージ:ゲームは「悪」じゃない、大切なのは「バランス」

ゲームは、子どもにとって楽しい遊びであり、成長を促すメリットもたくさんあります。大切なのは、ゲームを「悪」と決めつけるのではなく、ゲームと上手に付き合うための「バランス」を見つけることです。

今回ご紹介したルール作りのコツを参考に、ぜひご家庭で実践してみてください。そして、ゲームを通して、子どもの成長を喜び、親子のコミュニケーションを深めるきっかけにしてくださいね。もし、もっと詳しく知りたいことや、不安なことがあれば、いつでもコメントで教えてください。私たちママナースも、皆さんの子育てを心から応援しています!


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