「うわ、今日も雨…朝から送迎、気が重いなぁ…」

ザーザー降りの雨の中、傘をさし、大きな荷物を抱え、ぐずる子どもの手を引く…。自分が濡れるのはまだしも、子どもが風邪でもひいたら大変。車からの視認性も悪く、ヒヤッとする場面も。

こんにちは!自転車送迎で、豪雨のたびに修行僧のようになっていた、3児の母で現役看護師の皐月です。

雨の日の送迎って、本当に重労働ですよね。朝から親子でイライラして、一日の始まりが最悪…なんてことも。

でも、大丈夫!**ちょっとした「心得」と「神グッズ」、そして「裏ワザ」**があれば、あの憂鬱な時間は、驚くほど快適で安全なものに変えられます。

この記事では、そんな私の血と汗と涙(主に雨水)の結晶である、雨の日送迎を乗り切るための全てを、あなたに伝授します!

この記事でわかること

  • 雨の日の送迎、絶対守るべき「安全」と「心の持ちよう」
  • 【子ども編】ご機嫌で通園!失敗しない雨具の選び方
  • 【ママ編】自転車でも徒歩でも!もう濡れない「三種の神器」
  • 準備と片付けが劇的に楽になる「ずぼら裏ワザ」

【心得編】雨の日の送迎、3つの心得

テクニックの前に、まず一番大切な心構えから。

  1. 心得①:安全第一!
    結論:雨の日は、交通事故のリスクが晴天時の約5倍に跳ね上がると言われています。 視界の悪さ、路面の滑りやすさ、車の制動距離の伸び…。危険がいっぱいです。「時間に余裕を持つ」「派手な色の服を着る」「子どもから絶対に目を離さない」。これが鉄則です。

  2. 心得②:快適性の追求!
    「どうせ濡れるし…」と諦めないで!適切な雨具への投資は、あなたの心の平穏への投資です。親子で不快な思いをしない工夫が、朝のイライラを減らします。

  3. 心得③:「まあ、いっか」の精神!
    「雨なんだから、いつもより時間がかかって当たり前」「少しくらい濡れても死なない!」と、良い意味で割り切りましょう。完璧を目指さないことが、イライラしない一番の秘訣です。

【グッズ編】もう手放せない!雨の日送迎の「神装備」

心の準備ができたら、次は装備。便利な道具の力は、偉大です!

子ども編:ご機嫌で安全に通園・通学!

  • レインコート: リュックやランドセルを背負ったまま着られる**「マチ付き」が絶対におすすめ。色は、ドライバーから一目でわかる「黄色」や「ピンク」**など、とにかく目立つ色を選んで!
  • 長靴: 子どもが自分で脱ぎ履きしやすい、少し余裕のあるサイズを。靴底がしっかりしていて、滑りにくいものが安全です。
  • 傘: 軽くて、骨が丈夫で、一部が透明ビニールになっているものがベスト!前が見えるだけで、安全性が格段にアップします。
  • その他: 濡れたものを入れるビニール袋と、替えの靴下をカバンに一枚入れておくだけで、安心感が違います。

ママ編:あなたのスタイルに合わせた「三種の神器」

【自転車ママの三種の神器】

  1. レインポンチョ: 前カゴまですっぽり覆うタイプが、荷物も濡れずに最強!
  2. チャイルドシート用レインカバー: 子どもの快適空間を確保する必須アイテム。透明で視界が良く、通気性の良いものを選びましょう。
  3. レインバイザー: 顔が濡れるのを劇的に防ぎ、視界を確保!「もっと早く買えばよかった」と、誰もが言う神グッズです。

【徒歩ママの三種の神器】

  1. おしゃれなレインシューズ: 今は、普段使いできるスニーカータイプや、サイドゴアブーツ風のものも豊富。足元が快適なだけで、気分が全く違います。
  2. 大きくて丈夫な傘: 子どもと二人で入れて、荷物も守れる大きめサイズを。
  3. 防水スプレー: お気に入りのバッグや靴に、事前にスプレーしておくだけで、ダメージを軽減できます。

【裏ワザ編】準備と片付けが劇的に楽になる!

雨の日のストレスは、送迎そのものだけでなく、前後の準備と片付けにもありますよね。

  • 裏ワザ①:玄関に「雨の日ステーション」を作る
    濡れたままのレインコートや傘を、リビングに持ち込みたくない!玄関に突っ張り棒を一本設置するだけで、一時的な物干しスペースが完成。その下に、吸水マットを敷いておけば完璧です。
  • 裏ワザ②:長靴の中に「丸めた新聞紙」
    びしょ濡れの長靴の中に、丸めた新聞紙を入れておくだけ。驚くほど早く乾きます。
  • 裏ワザ③:「雨の日だけのお楽しみ」を用意する
    「雨の中、頑張って帰ってきたから、今日は特別にココアを飲もうか!」など、雨の日とセットの”ささやかなご褒美”を用意しておくと、「雨も、悪くないな」と、親子で前向きな気持ちになれますよ。

まとめ:憂鬱な雨の日を、親子の「ちょっと特別な日」に

雨の日の送迎は、確かに大変です。でも、見方を変えれば、いつもと違う景色を見たり、水たまりで一緒に遊んだり、親子で協力してミッションをクリアするような、ちょっとした「冒険」の時間にもなり得ます。

便利なグッズと、ちょっとした工夫、そして「まあ、いっか!」の心で、憂鬱な雨の日を、親子にとっての「ちょっと特別な日」に変えていきませんか?