【再掲・改題】育児に疲れたママの心を軽くする、セルフケアとSOSの出し方

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はじめに:「母親なんだから、頑張るのが当たり前」だなんて、思わないで

24時間365日、休みなく続く育児。我が子は、もちろん可愛い。でも、自分の時間はなくなり、社会から取り残されたような孤独感に襲われ、理由もなく涙が出てくる…。「母親失格だ」と、そんな自分を責めていませんか?

こんにちは、ママナースのさとみです。育児は、世界で最も尊く、そして、最も過酷な仕事の一つです。あなたが疲れ果ててしまうのは、決してあなたの心が弱いからでも、愛情が足りないからでもありません。

この記事は、毎日、本当に頑張っている、すべてのママ・パパへ贈る、自分の心を守るための「お守り」です。心を軽くするためのセルフケアと、「もう無理」と感じた時の、上手なSOSの出し方について、お伝えします。


あなたは、頑張りすぎていませんか?心の「お疲れ」サイン

以下のサインに、心当たりはありませんか?これは、あなたの心が「もう限界だよ」と叫んでいる、大切なサインかもしれません。

  • ささいなことで、子どもを怒鳴ってしまう
  • 何もないのに、涙が出る
  • 誰とも話したくない、会いたくない
  • 食欲がない、または、過食してしまう
  • 夜、眠れない
  • 好きだったことに、興味がなくなった
  • 「母親失格だ」と、常に自分を責めている

今すぐできる!心を軽くする、5つのセルフケア

「自分のための時間なんて、ない」そう思うかもしれません。でも、大切なのは、時間の長さではありません。意識的に、自分をいたわる時間を作ることです。

1. 「何もしない」を、自分に許可する

子どもがお昼寝した、その15分。溜まった洗い物や、部屋の片付けは、見ないふり。ソファに座って、ただ、ボーっとする。それだけでいいんです。「〜べき」という思考を、一日5分でも手放す練習をしてみましょう。

2. 「小さなご褒美」を、自分にあげる

コンビニの、ちょっとリッチなスイーツ。好きな香りの入浴剤。好きな音楽を、イヤホンで聴く時間。数百円で、数分で得られる「小さな幸せ」を、毎日の生活に散りばめてあげましょう。

3. 「完璧な母親」を、やめる

100点満点の母親なんて、この世のどこにもいません。今日の夕食が、レトルトカレーでも、子どもが笑顔なら、それで100点満点です。自分への合格ラインを、思いっきり下げてみましょう。

4. 涙を、我慢しない

泣くことは、ストレスを洗い流す、心の浄化作用です。「悲しい」「つらい」という自分の感情を、否定しないでください。思いっきり泣いた後は、少しだけ、心が軽くなっているはずです。

5. 太陽の光を浴び、少しだけ歩く

家にこもりきりだと、気分も滅入ってきます。たとえ5分でも、外に出て、太陽の光を浴び、深呼吸してみましょう。セロトニンという、幸せホルモンの分泌が促されます。


「助けて」は、母親失格の言葉じゃない

どうしても、つらい時。一人で抱え込む必要は、全くありません。「助けて」と声を上げることは、あなたと、あなたの大切な家族を守るための、最も賢明な判断です。

  • 夫・パートナーに、具体的に伝える: 「疲れた」ではなく、「30分だけ、一人で寝かせてもらえると、すごく助かる」と、具体的に、してほしいことを伝えましょう。
  • 地域のサポートを、検索する: 「〇〇市 子育て支援」「一時預かり」「ファミリーサポート」などのキーワードで、検索してみてください。あなたが頼れるサービスは、意外と近くにあります。
  • 専門の相談窓口に、電話する: どうしても、誰にも話せない時は、匿名で相談できる窓口もあります。あなたの気持ちを、ただ、聞いてもらうだけで、楽になることもあります。

まとめ:あなたが笑顔でいることが、家族の太陽

母親である前に、あなたは、一人の人間です。疲れたり、泣きたくなったりするのは、当たり前のこと。

どうか、自分を責めないでください。誰よりも頑張っている自分自身を、誰よりも、あなた自身が、認めて、褒めて、いたわってあげてください。

あなたが、あなたらしく笑顔でいること。それが、家族みんなを照らす、太陽になるのですから。


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