親子クッキング

「防災」を親子で学ぶ!ゲーム感覚でできる防災訓練と絵本・教材の紹介【ママナースが解説】

「防災って大切だけど、子どもにどう教えたらいいんだろう…」「難しすぎて、子どもが興味を持ってくれない…」

災害への備えは、大人だけでなく、子どもにとっても非常に重要です。しかし、防災の話は、子どもにとっては難しく、退屈に感じてしまうこともありますよね。私も3姉妹の母として、子どもたちに防災意識を持たせることの難しさを感じていました。「もっと楽しく、ゲーム感覚で学べる方法はないかな」と、試行錯誤したものです。「いざという時に、自分の命を守れる子になってほしい」そう願うママ・パパも多いのではないでしょうか。

今回は、現役ママナースの私が、子どもと一緒に防災を楽しく学べる「ゲーム感覚でできる防災訓練」と、おすすめの絵本や教材について、私の経験も交えながら分かりやすく解説します。親子で防災意識を高め、いざという時に備えるヒントを見つけてくださいね。

なぜ子どもと一緒に防災を学ぶ必要があるの?

子どもと一緒に防災を学ぶことは、以下の点で非常に重要です。

  • 自分の命を守る力: 災害時に親と離れてしまった場合でも、子ども自身が自分の命を守るための知識と行動力を身につけることができます。
  • 冷静な判断力: 普段から防災について学ぶことで、いざという時にパニックにならず、冷静に判断し行動できる力を養うことができます。
  • 家族の絆: 親子で防災について話し合い、一緒に訓練することで、家族の絆が深まります。
  • 地域との連携: 地域で行われる防災訓練に参加することで、地域の人々とのつながりを深め、共助の意識を高めることができます。

ゲーム感覚でできる!親子防災訓練アイデア

防災訓練は、堅苦しく考える必要はありません。遊びの要素を取り入れることで、子どもは楽しく防災意識を高めることができます。

1. 避難経路探検ゲーム

  • 目的: 自宅やよく行く場所(学校、公園など)からの避難経路を確認する。
  • やり方: 「もし地震が来たら、どこから逃げる?」「避難場所まで、どんな道を通っていく?」など、クイズ形式で避難経路を確認しましょう。実際に歩いてみるのも良いでしょう。
  • ポイント: 危険な場所(ブロック塀、ガラス窓など)や、安全な場所(公園、広場など)を子どもと一緒に確認しましょう。

2. 非常用持ち出し袋詰めゲーム

  • 目的: 非常用持ち出し袋の中身を確認し、自分で準備する意識を高める。
  • やり方: 非常用持ち出し袋の中身を全て出し、子どもに「これは何?」「何に使うの?」と尋ねながら、一緒に袋に詰めてみましょう。子どもが自分で選んだおもちゃや絵本なども入れてあげると、より興味を持ちます。
  • ポイント: 薬や医療情報カードなど、大切なものがあることを伝え、どこに何が入っているか、子ども自身が把握できるようにしましょう。

3. 停電サバイバルゲーム

  • 目的: 停電時の行動を体験し、暗闇への恐怖心を和らげる。
  • やり方: 部屋の電気を消し、懐中電灯やランタンを使って、暗闇の中で過ごしてみましょう。懐中電灯で影絵遊びをしたり、ランタンの明かりで絵本を読んだりするのも良いでしょう。
  • ポイント: 停電時でも使えるラジオや、携帯電話の充電器なども確認しましょう。

4. 災害伝言ダイヤル(171)体験

  • 目的: 災害伝言ダイヤル(171)の使い方を学ぶ。
  • やり方: 実際に171に電話をかけ、メッセージの録音や再生を体験してみましょう。子どもに自分の名前と安否、居場所を伝える練習をさせましょう。
  • ポイント: 災害時に携帯電話が使えなくなった場合の連絡手段として、公衆電話の場所も確認しておきましょう。

5. 防災クイズ大会

  • 目的: 防災に関する知識を楽しく学ぶ。
  • やり方: 防災に関するクイズを出し合いましょう。「地震が来たら、まずどうする?」「非常食は何日分必要?」など、簡単なものから始めてみましょう。
  • ポイント: クイズを通して、防災に関する知識を深め、家族で話し合うきっかけを作りましょう。

子どもと一緒に防災を学ぶ!おすすめ絵本・教材

絵本や教材を活用することで、子どもは視覚的に防災を理解し、興味を持って学ぶことができます。

1. 絵本

  • 『地震のえほん』: 地震が起こった時の状況や、どうすれば良いかを分かりやすく描いています。
  • 『津波のえほん』: 津波の恐ろしさと、高台への避難の重要性を伝えます。
  • 『ぼくの防災ずきん』: 防災ずきんの役割や、避難訓練の大切さを教えてくれます。

2. 防災カード・ゲーム

  • 防災カードゲーム「なまずの学校」: 災害時の行動をゲーム感覚で学べるカードゲームです。
  • 防災すごろく: 災害時の状況を想定したすごろくで、楽しく防災知識を身につけられます。

3. 自治体の防災パンフレット

  • お住まいの自治体が発行している防災パンフレットには、地域のハザードマップや避難場所、緊急時の連絡先など、重要な情報が掲載されています。子どもと一緒に確認してみましょう。

ママナースからのメッセージ:防災は「日常」の中に

防災は、特別なことではありません。日々の生活の中に、遊びの要素を取り入れながら、親子で楽しく学ぶことができます。そして、何よりも大切なのは、家族で防災について話し合い、いざという時にどうすれば良いかを共有しておくことです。

今回ご紹介したヒントが、皆さんの防災教育の一助となり、親子で防災意識を高め、安心して過ごせる未来につながることを願っています。もし、もっと詳しく知りたいことや、不安なことがあれば、いつでもコメントで教えてくださいね。私たちママナースも、皆さんの子育てを心から応援しています!


子どもの偏食克服レシピ:苦手な野菜も大好きになる!栄養満点アイデアメニュー

「食べない」のには理由がある!子どもの偏食、どう向き合う?

「せっかく作ったのに、全然食べてくれない…」子どもの偏食は、多くのママやパパが頭を悩ませる問題です。特に野菜嫌いは深刻で、栄養バランスが心配になりますよね。でも、子どもが食べないのには、味や食感への苦手意識だけでなく、「初めて見る食べ物への警戒心」や「食べさせられることへの抵抗感」など、様々な理由が隠されています。

大切なのは、無理強いしないこと。食事の時間が「楽しくないもの」になってしまうと、偏食はさらに悪化してしまいます。まずは、食事の時間を親子で楽しめるような工夫から始めてみませんか?

この記事では、看護師であり、二児の母でもある私が、子どもの「食べたい!」気持ちを引き出すための、見た目も楽しく、栄養満点の偏食克服レシピと、食事の時間をハッピーにするためのヒントをご紹介します。

子どもの「食べたい!」を引き出す3つの原則

  1. 見た目を楽しく!: 子どもは見た目から入ります。型抜きを使ったり、顔を描いたりして、まずは「これ、なんだろう?」と興味を持たせることが大切です。
  2. 調理法を工夫する: 苦手な野菜は、細かく刻んでハンバーグやカレーに混ぜ込んだり、ポタージュスープにして食感をなくしたりと、調理法を工夫してみましょう。
  3. 親子で一緒に作る: 自分で作った料理には愛着が湧くもの。「お手伝いしたい」という気持ちを尊重し、簡単な作業から任せてみましょう。自分で作ったものなら、一口食べてみようという気持ちになるかもしれません。

ママナース直伝!苦手野菜も大好きになる魔法のレシピ

ピーマン嫌いも克服!「カラフル鶏つくね」

  • 材料: 鶏ひき肉、豆腐、ピーマン、パプリカ(赤・黄)、片栗粉、醤油、みりん
  • 作り方:
    1. ピーマンとパプリカをみじん切りにする。
    2. ボウルに全ての材料を入れてよく混ぜる。
    3. 食べやすい大きさに丸め、フライパンで両面をこんがり焼く。
  • ポイント: 豆腐を入れることで、ふわふわ食感に!ピーマンの苦味が和らぎ、パプリカの甘みが引き立ちます。

にんじん嫌いにサヨナラ!「にんじんポタージュ」

  • 材料: にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、牛乳、コンソメ
  • 作り方:
    1. 野菜を薄切りにし、バターでしんなりするまで炒める。
    2. 水とコンソメを加えて、野菜が柔らかくなるまで煮る。
    3. 粗熱が取れたら、ミキサーにかける。
    4. 鍋に戻し、牛乳を加えて温める。
  • ポイント: にんじんの甘みが凝縮された、優しい味のポタージュ。じゃがいもを入れることで、とろみがつきます。

ほうれん草が主役に!「ほうれん草とチーズのミニキッシュ」

  • 材料: ほうれん草、卵、牛乳、ピザ用チーズ、餃子の皮
  • 作り方:
    1. ほうれん草を茹でて、細かく刻む。
    2. ボウルに卵、牛乳、チーズ、ほうれん草を入れて混ぜる。
    3. マフィン型に餃子の皮を敷き、2の卵液を流し込む。
    4. オーブントースターで焼き色がつくまで焼く。
  • ポイント: 餃子の皮がカップになるので、手づかみで食べやすく、お弁当にもぴったりです。

まとめ|「美味しいね」の笑顔が一番の栄養

子どもの偏食は、一朝一夕に解決するものではありません。焦らず、気長に取り組むことが大切です。今回ご紹介したレシピやヒントを参考に、まずは親子で食事の時間を楽しむことから始めてみてください。

「美味しいね」と笑い合える時間が増えれば、子どもの心も体も、きっと健やかに育っていくはずです。