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【0歳から】ひな祭り・こどもの日、何する?赤ちゃんと一緒に楽しむお祝いアイデア

初めてのひな祭り・こどもの日、どうお祝いする?

赤ちゃんが生まれて初めて迎えるひな祭りやこどもの日。「初節句」として盛大にお祝いしてあげたいけれど、まだ小さい赤ちゃんに何をしてあげたら喜ぶのか、どんな準備をすればいいのか、悩んでしまいますよね。

豪華な飾り付けや、手の込んだご馳走を用意するのも素敵ですが、一番大切なのは、家族みんなで赤ちゃんの健やかな成長を願い、お祝いする気持ちです。まだ0歳の赤ちゃんでも、一緒に楽しめるお祝いのアイデアはたくさんあります。

この記事では、看護師であり、二児の母でもある私が、0歳の赤ちゃんから一緒に楽しめる、ひな祭りやこどもの日のお祝いアイデアを、準備から当日まで、具体的にご紹介します。無理なく、家族みんなで思い出に残る一日を過ごしましょう!

ひな祭り・こどもの日、それぞれの意味

ひな祭り(桃の節句)

  • 意味: 女の子の健やかな成長と幸せを願う行事。ひな人形には、子どもの代わりに厄を引き受けてくれるという意味が込められています。
  • 時期: 3月3日
  • 飾り付け: ひな人形、桃の花
  • 食べ物: ちらし寿司、はまぐりのお吸い物、ひなあられ、菱餅、白酒(甘酒)

こどもの日(端午の節句)

  • 意味: 男の子の健やかな成長と立身出世を願う行事。鯉のぼりや五月人形には、子どもの成長を願う親の気持ちが込められています。
  • 時期: 5月5日
  • 飾り付け: 鯉のぼり、五月人形、兜、武者人形
  • 食べ物: 柏餅、ちまき、たけのこご飯

0歳の赤ちゃんから楽しめる!お祝いアイデア

1. 記念撮影で成長を記録!

  • ひな祭り: ひな人形の前で、赤ちゃんに袴ロンパースや可愛い着物を着せて記念撮影。おひな様になりきった姿は、きっと最高の思い出になります。
  • こどもの日: 鯉のぼりの前で、金太郎や兜のコスチュームを着せて撮影。手作りのミニ鯉のぼりを持たせるのも可愛いです。

2. 手形・足形で成長アート

  • 色紙や画用紙に、赤ちゃんの小さな手形や足形を取って、ひな祭りやこどもの日をテーマにしたアート作品を作りましょう。成長の記録として、毎年増やしていくのも素敵です。

3. 季節の飾り付けを楽しむ

  • 本格的なひな人形や五月人形がなくても、タペストリーやウォールステッカー、ミニチュアの飾り付けでも十分雰囲気が出ます。赤ちゃんが触っても安全な場所に飾りましょう。

4. 離乳食で「お祝いメニュー」

  • ひな祭り: 離乳食のおかゆをピンクや緑に着色して、三色ひし餅風にしたり、人参やブロッコリーで彩り豊かに飾り付けた「ちらし寿司風離乳食」を作ったり。
  • こどもの日: 鯉のぼりの形に盛り付けたおかゆや、兜の形に型抜きした野菜スティックなど。見た目も楽しく、栄養満点のお祝いメニューを。

5. 家族みんなで「お祝いの歌」を歌う

「うれしいひなまつり」や「こいのぼり」の歌を、家族みんなで歌ってあげましょう。赤ちゃんはまだ意味が分からなくても、家族の楽しそうな声や雰囲気を肌で感じ取ってくれます。

6. 家族写真を撮る

赤ちゃんだけでなく、家族みんなで記念写真を撮りましょう。後で見返した時に、家族の温かい思い出が蘇ります。

まとめ|大切なのは、家族の「お祝いする気持ち」

ひな祭りやこどもの日は、子どもの健やかな成長を願い、家族の絆を深める大切な行事です。豪華な飾り付けや、手の込んだ料理がなくても、家族みんなで赤ちゃんを囲み、笑顔でお祝いする気持ちがあれば、それだけで十分です。

今回ご紹介したアイデアを参考に、ぜひご家庭に合った方法で、思い出に残る素敵な一日を過ごしてくださいね。赤ちゃんの成長はあっという間。今この瞬間の「可愛い」を、たくさん写真に残してあげましょう。

お手伝いは最高の食育!子どもと作れる簡単クッキングレシピ3選

はじめに:キッチンは、子どもの好奇心を育む魔法の場所

前回の記事では、子どもの「食」への興味を引き出すために、お手伝いが最高の食育になる、というお話をしました。とはいえ、「具体的に、どんな料理なら、子どもと一緒に作れるの?」と、悩んでしまいますよね。火や包丁を使わせるのはまだ早いし、時間がかかりすぎるのも大変…。

こんにちは、ママナースのさとみです。子どもと一緒の料理で大切なのは、「安全性」「子どもが担当できる工程があること」、そして**「達成感が得られること」**です。

この記事では、これらのポイントを満たした、火を使わない、または、火を使う工程が少ない、親子で楽しめる簡単クッキングレシピを3つ、ご紹介します。


レシピ1:混ぜるだけ!カラフル・フルーツ白玉

【子どもの担当】 白玉粉を混ぜる、こねる、丸める!粘土遊びの感覚で、楽しく取り組めます。

【材料】

  • 白玉粉:100g
  • 豆腐(絹ごし):120g程度
  • (色付け用)すりつぶしたかぼちゃ、ほうれん草ペーストなど:少量
  • お好みのフルーツ(いちご、キウイ、みかん缶など)
  • サイダーまたは、シロップ

【作り方】

  1. ボウルに白玉粉と豆腐を入れ、耳たぶくらいの固さになるまで、手でよくこねる。(固すぎる場合は、豆腐を少し足す)
  2. 生地をいくつか分け、かぼちゃペーストなどを混ぜて、色付けを楽しむ。
  3. 生地を、子どもと一緒に、小さく丸める。
  4. (※ここだけ大人が担当)沸騰したお湯で、白玉を茹でる。浮き上がってきてから、1〜2分待って、冷水に取る。
  5. 器に、白玉と、カットしたフルーツを盛り付け、サイダーなどを注いで完成!

レシピ2:包丁いらず!シャカシャカ♪コールスローサラダ

【子どもの担当】 野菜をちぎる、調味料を混ぜる、シャカシャカ振る!ダイナミックな工程に、子どもも大興奮です。

【材料】

  • キャベツ:3〜4枚
  • きゅうり:1/2本
  • コーン(缶詰):大さじ3
  • ハム:2枚
  • (調味料)マヨネーズ:大さじ3、酢:小さじ1、砂糖:小さじ1、塩コショウ:少々

【作り方】

  1. キャベツとハムは、子どもに手でちぎってもらう。きゅうりは、ピーラーで薄切りにするか、袋に入れて麺棒などで叩いてもらう。
  2. ポリ袋や、蓋付きの保存容器に、全ての野菜とハムを入れる。
  3. 別のボウルで、調味料を子どもに混ぜてもらう。
  4. 野菜の入った袋に、調味料を入れ、袋の口をしっかり閉じる。
  5. 子どもに袋を渡し、音楽に合わせて、シャカシャカ振ってもらう!味が馴染んだら、完成。

レシピ3:自分だけのピザを作ろう!餃子の皮でミニピザ

【子どもの担当】 ソースを塗る、好きな具材をトッピングする!創造性が発揮できる、一番楽しい工程です。

【材料】

  • 餃子の皮:10枚程度
  • ピザソース(またはケチャップ)
  • ピザ用チーズ
  • (トッピング)コーン、ツナ、ミニトマト、ピーマン、ウインナーなど、子どもが好きなもの

【作り方】

  1. ミニトマトやピーマンなどの野菜を、大人が薄切りにしておく。
  2. アルミホイルを敷いた天板に、餃子の皮を並べる。
  3. 子どもに、スプーンでピザソースを塗ってもらう。
  4. 好きな具材と、チーズを、自由にトッピングしてもらう。
  5. オーブントースターで、チーズに焼き色がつくまで、5〜7分焼いたら完成!

まとめ:最高のスパイスは「自分で作った!」という達成感

いかがでしたか?子どもと一緒の料理は、確かに、一人で作るよりも時間がかかります。でも、その時間は、子どもの五感を刺激し、自己肯定感を育み、食べ物への感謝の気持ちを芽生えさせる、かけがえのない時間です。

「〇〇ちゃんが作ってくれたから、最高に美味しいね!」

その一言が、子どもの心と体の、何よりの栄養になります。ぜひ、休日などに、親子でキッチンに立ってみてくださいね。