もう「うるさい!」なんて言わせない!心理カウンセラーが教える、子どもの反抗期との向き合い方
「何を言っても『うるさい!』。うちの子、どうしちゃったの…」
今まで素直だった我が子の、突然の反抗的な態度に、戸惑い、傷ついているママやパパは、決して少なくありません。
しかし、反抗期は、子どもが自立へと向かう、大切な成長の証です。
この記事では、心理カウンセラーである私が、子どもの反抗期に、親がどう向き合えば良いのか、その具体的な接し方のコツを、分かりやすくお伝えします。
正しい知識を身につけ、嵐のような反抗期を、親子で乗り越えていきましょう。
反抗期は、なぜ起こるの?
反抗期は、子どもが「自分」という存在を確立しようと、もがき始める時期に起こります。
親の言うことを、ただ聞くだけの存在から、一人の人間として、自分の意思で物事を考え、行動したいという、心の成長の表れなのです。
親がやってはいけないNG対応
子どもの反抗的な態度に、つい感情的になってしまう気持ちは、よく分かります。
しかし、以下の様な対応は、子どもの心を、さらに頑なにしてしまう可能性があるので、注意が必要です。
- 頭ごなしに叱りつける
- 子どもの意見を否定する
- 他の子と比較する
- 無視する
反抗期の子どもへの正しい接し方3つのポイント
では、どのように接するのが、正解なのでしょうか。
ポイントは、以下の3つです。
ポイント1:まずは、子どもの気持ちを受け止める
たとえ、子どもの言っていることが、理不尽に聞こえても、まずは、「そう思ったんだね」と、一度、その気持ちを受け止めてあげましょう。
共感的な態度で接することで、子どもは、「自分の気持ちを分かってくれた」と、安心することができます。
ポイント2:感情的にならず、冷静に伝える
親が感情的になってしまうと、子どもも、さらに感情的になってしまいます。
伝えたいことがある場合は、冷静に、短い言葉で、分かりやすく伝えましょう。
ポイント3:一人の人間として、尊重する
子ども扱いするのではなく、一人の人間として、その意思を尊重してあげましょう。
自分で考え、決める機会を与えることで、子どもの自立心は、さらに育まれていきます。
まとめ
子どもの反抗期は、親にとって、大きな試練の時かもしれません。
しかし、それは、お子さんが、一人の人間として、たくましく成長している証でもあります。
この記事で紹介した接し方を参考に、お子さんの自立を、温かく見守り、サポートしてあげてください。
あなたの愛情は、必ず、お子さんに届いていますよ。