「地球の未来」を、親子で考えるきっかけを
連日報道される異常気象のニュース、スーパーで目にするプラスチックごみの山…。
「このままで、子どもたちの未来は大丈夫なのかな?」
「何かできることはないだろうか?」
そんな風に、漠然とした不安や危機感を抱いているママ・パパも多いのではないでしょうか。
何を隠そう、現役看護師として働きながら3人の娘を育ててきた私も、子どもたちの未来を考えると、気候変動や環境問題は、決して他人事ではないと感じています。
「どうすれば、子どもたちに分かりやすく伝えられるんだろう?」
「家庭でできることって、何があるんだろう?」
この記事では、ママナースである私が、気候変動・環境問題について親子で考えるきっかけ作りと、家庭でできる具体的なエコ活動を、私の実体験を交えながら分かりやすく解説します。
もう、難しい言葉で説明する必要はありません。この記事を読めば、地球の未来のために、親子で楽しく、そして無理なく行動できるヒントがきっと見つかるはずです。
なぜ今、気候変動・環境問題を親子で学ぶべきなの?
気候変動や環境問題は、私たちの生活に密接に関わる重要なテーマです。親子で学ぶことには、様々なメリットがあります。
1. 未来を生きる子どもたちのために
子どもたちが大人になる頃には、地球環境は今よりもさらに深刻な状況になっているかもしれません。彼らが持続可能な社会を築いていくためには、幼い頃から環境問題に関心を持ち、行動する力を育むことが不可欠です。
2. 「自分ごと」として捉えるきっかけに
ニュースなどで報道される環境問題は、遠い国の出来事のように感じられるかもしれません。しかし、家庭でエコ活動に取り組むことで、子どもたちは「自分たちの行動が地球に繋がっている」ということを実感し、環境問題を「自分ごと」として捉えるようになります。
3. 親子のコミュニケーションを深める
環境問題について親子で話し合い、一緒にエコ活動に取り組むことは、親子のコミュニケーションを深める良い機会になります。共通の目標に向かって協力することで、家族の絆も深まります。
家庭でできるエコ活動:親子で楽しく、無理なく実践!
「エコ活動」と聞くと、難しく考えがちですが、日常生活の中でできることはたくさんあります。親子で楽しく、無理なく続けられるエコ活動をご紹介します。
1. 節電・節水:小さなことからコツコツと
- 使わない電気はこまめに消す: 「電気の消し忘れパトロール隊」など、ゲーム感覚で取り組むと楽しいでしょう。
- コンセントを抜く: 使わない家電のコンセントを抜く「待機電力カット」も効果的です。
- 水を出しっぱなしにしない: 歯磨き中やシャワー中は、水をこまめに止める習慣をつけましょう。
- お風呂の残り湯を再利用: 洗濯や掃除に使うなど、残り湯を有効活用しましょう。
2. ごみ削減・リサイクル:ごみを減らす工夫
- マイバッグ・マイボトルを使う: 買い物にはエコバッグを持参し、水筒を持ち歩くことで、プラスチックごみを減らせます。
- 食品ロスを減らす: 食べ残しをなくす、食材を使い切る工夫をするなど、食品ロスを減らす意識を持ちましょう。
- 分別を徹底する: ごみの分別ルールを親子で確認し、正しく分別しましょう。リサイクルできるものは積極的にリサイクルに出しましょう。
- リメイク・アップサイクル: 不要になったものを、別のものに作り変えるリメイクやアップサイクルに挑戦してみましょう。子どもの創造性も育まれます。
3. 食育・地産地消:食を通して環境を考える
- 旬の食材を選ぶ: 旬の食材は、栄養価が高く、美味しく、環境負荷も少ないです。親子で旬の食材について学び、食卓に取り入れましょう。
- 地元の食材を選ぶ: 地元の食材を選ぶ「地産地消」は、輸送にかかるエネルギーを削減し、地域の活性化にも繋がります。道の駅や直売所に行ってみるのも良いでしょう。
- 家庭菜園に挑戦: ベランダや庭で野菜やハーブを育てる家庭菜園に挑戦してみましょう。食べ物がどのように育つのかを学び、食への感謝の気持ちが育まれます。
ママナースからのアドバイス:完璧を目指さず、できることから始めよう
エコ活動は、完璧を目指す必要はありません。大切なのは、一人ひとりが「できること」から始めることです。
「これくらいしかできないから…」と諦めるのではなく、小さな一歩でも、それが地球の未来に繋がっていると信じて行動しましょう。
そして、子どもたちには、環境問題の深刻さだけでなく、「地球は美しい」「未来は変えられる」という希望も伝えてあげてください。
この記事が、あなたの家庭でのエコ活動のきっかけとなり、地球の未来のために、親子で楽しく行動できる一助となれば幸いです。