会社を辞めようと、思った事はありますか?
企業の研修講師をしていると、退職を検討している社員の相談に乗る事があります。
そして、新入社員の前の会社での話を聴く事もあります。
多くの人は、辞める事に否定的であったり後ろ向きなイメージを持っています。
しかし、本当にそうでしょうか。
仕事を辞める、という事を考えてみようと思います。
仕事を簡単に辞めるべきではない理由
仕事を辞めるべきではない、という事ではありません。
何となく辞めたいと言う気持ちで簡単に辞めてしまうのは、少し待って!という事です。
「辞めたい」と思う気持ちを整理し、明確な理由を突き止めてから辞める決断をするべきです。
なぜでしょうか。
・辞めたい気持ちが明確でないままだと、次の仕事でも同じような理由で辞めたくなる
・辞めた事を後悔する気持ちが湧いてくる
からです。
辞めたいと思うには、様々な理由があります。
些細な理由、小さな理由。人間関係や職場環境。様々な理由が積み重なって、大きな辞めたいと言う気持ちになります。
そのすべてをしっかりと書き出し、整理をして明確にしましょう。
そして、自分の心をクリアにしてから最終決断をしましょう。
但し、勘違いをしないでください。
些細な理由、小さな理由だから辞めるべきではない、という事はありません。
理由を整理した結果、辞めるに至ったのであれば、それは新しいスタートの為の第一歩になる事でしょう。
辞めずに無理をするべきではない理由
これまで、何百人という新人の研修を担当してきました。
そして、退職をしていく社員の相談を聞き、送り出してきました。
その送り出した中でも、悲しい退職はダントツで
「無理をして心を病んでしまい、仕事が出来なくなり退職する」
事です。
なぜ心を病んでしまうまで頑張ってしまうのか。
それは、小さな嫌な事、辛い事、人間関係や職場関係が積み重なり、我慢をし続けた結果…気づいたら心が壊れてしまったんです。
頑張り屋さんや、優しい穏やかな性格の人に、この退職理由が多いと感じます。
また、辞められない状況や環境、辞められない人間関係もあると思います。
辞めると言い出せない、言いにくい会社環境もあるでしょう。
それらが、心を壊してしまうんです。
どうか、無理をして心が壊れてしまう前に、気づいてください。
退職に力を使うべきではない理由
退職しにくい環境、退職しにくい人間関係、色々な理由があり退職には労力がいります。
しかし、退職には力を使うべきではありません。
退職は新しいスタート。新しい第一歩です。
一歩踏み出した先で、非常に多くの力が必要になります。
新しい仕事探し。新しい環境に慣れて、新しい生活環境で生きていく。
新しい環境が例えプラスの環境変化だったとしても、少なからずストレスを受ける事になります。
その時の為に、力は蓄えておくべきです。
退職で全て使い果たしてしまい、次の一歩を踏み出せない。
そうならない為にも、退職には力を使うべきではありません。
退職に力を使わない方法
心を無にして辞表を出す。
誰とも目を合わさず、無言でやめていく。
どう頑張っても、自分が行動するので労力がかかります。
そして、自分の心をすり減らします。
これまで見てきた社員たちも、退職手続きで色々なものをすり減らしていました。
どうしたらいいのか。
それは、他人に任せてしまう事です。
退職代行という仕事をご存知でしょうか。
プロの退職代行業者に任せる事で、自身の心を一切すり減らさずに退職が出来ます。
費用などは、WEBで詳しく書かれています。
一度、覗いてみるのも良いと思います。
最後に
仕事には、向き不向きがあります。
根性や努力だけでは、どうしようもできない事もあります。
仕事を辞める事は、後ろめたい事ではありません。
新しいスタートです。
そのスタートの為に力を蓄える為にも、退職には力を使わずスムーズに終わらせたいですよね。
また、退職に伴うトラブルも心配の一つです。
退職代行業者に依頼をすれば、トラブルも最小限に退職できます。
新しいスタートの為に、使えるものは全て使っていけたら良いですね!
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