新型コロナウイルスの危機は、世界経済へ大きな影響を及ぼしています。
人・モノの動きが世界的に遮断され、経済活動は抑制され、金融市場も不安定です。
倒産・失業・生活困窮など危機感を煽るニュースもありますが、これは事実です。
自粛を強く促されるが、それに対する十分な補償は用意されていない。
その為に、閉店を余儀なくされたお店や、倒産をする会社が実際に出ています。
世界的な不況が目前に迫り、それは避ける事が出来ません。
今を乗り切り、必ず訪れる未来の為に、この時代を生き抜きそして訪れる未来で輝く仕事とはどの様な仕事なのでしょうか。
その答えを、紐解いていこうと思います。
未来でも生き抜ける仕事…まず、仕事とは何かを考える
あなたの仕事はなんですか?
という質問をご存知でしょうか。
この質問で、仕事とは何かを考えてみます。
とある塾の講師に、質問をしました。
あなたの仕事はなんですか?
「塾の講師です」
それは、職業ですね。
あなたの仕事を教えてください。
「高校受験の為の、英語と数学を教えています」
もし仮にそれが作業だとしたら、あなたの仕事はなんですか?
「塾の講師という職業を通じて、学ぶ喜びや楽しみ、学ぶ事の大切さを伝えています」
これが、この塾の講師の仕事です。
とある企業の研修講師に、質問をしました。
あなたの仕事はなんですか?
「新入社員の研修講師です」
それは職業ですね。あなたの仕事を教えてください。
「新入社員に、会社概要や基本サービスの研修、また社会人のマナーを教えています」
もし仮にそれが作業だとしたら、あなたの仕事はなんですか?
「研修を受ける事で、お客さまからありがとうと言ってもらえる様な社員になって欲しい。そしてありがとうと言われた時の幸せと、達成感を感じてもらいたい。それが私の仕事です。」
これが、この企業研修講師の仕事です。
つまり仕事とは、職業の事ではなく、その作業の事でもありません。
仕事とは、あなたの働く理由であり、モットーであり、理念の事を言うのです。
場合によっては、あなた自身のルーツなのかもしれません。
未来を生き抜ける仕事とは
仕事とは、あなたの働く上でのモットーであり、理念の事です。
職業とは、仕事の為の手段でしかない。
なのでもし、その職業がなくなったとしても、違う職業(手段)を選択する事ができます。
つまり、手段をいくら変えても仕事は変わらない、という事です。
未来を生き抜ける仕事とは「あなたの仕事はなんですか?」という質問に答えられる仕事です。
答えられる仕事ならば、どの様な時代にも様々な手段で仕事をする事が出来るでしょう。
あなたが働く上でのモットー・理念をしっかりと持っていれば、生き抜けるんです。
答えられない仕事をしている場合、それは職業を実行する時間をお金に変える作業をしていると言えます。。
つまり、その職業のその作業がなくなれば、お金を得る方法がなくなるという事です。
未来でも生き抜ける仕事…あなたの仕事はなんですか?
この質問は、最初から答えられる人もいれば、職業を通じて仕事を見出す方もいます。
どの様な方法で、どの様な場面で、あなた自身の仕事が見つかるのかはわかりません。
ただ、自分に質問をしてみてください。そして、考えてみてください。
あなたの仕事はなんですか?
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