「ねぇママー、つまんなーい!」
「なんか面白いことないのぉ?」
…はい、来ましたこのセリフ(笑)。
休日や、ちょっと家事をしたい時に限って、足元にまとわりついて訴えてきませんか?
正直、「えぇ…また?何か面白いこと考えなきゃダメ?」って、ため息が出ちゃうこともありますよね。
ママ、パパ、毎日お疲れ様です!
3姉妹の母で現役看護師、「こそだて部」の皐月です。
昔は私も、「子どもを退屈させちゃいけない!」って、妙なプレッシャーを感じていました。次々におもちゃを提案したり、テレビやタブレットに頼ったり…。でも、それって、子どもが自分で「面白い!」を見つけるチャンスを奪っていたのかもしれない、と今は思うんです。
実は、子どもの「つまんない!」は、決して悪いことばかりじゃない。むしろ、子どもの内なる力、特に「創造力」や「問題解決能力」をグーンと伸ばす絶好のチャンスなんです!
今日は、
- なぜ「つまらない時間」が子どもの成長に必要なのか?【驚きの効果】
- ついやりがち…才能の芽を摘むかもしれないNG対応
- 子どもの「自分で遊び出す力」を育む【魔法の関わり方5つのヒント】
について、現役看護師としての知識(脳の発達や心の健康にも関係するんですよ!)や、3姉妹とのドタバタな日常から得た学びをたっぷり詰め込んでお伝えします。
この記事を読めば、「つまんない!」攻撃へのイライラや罪悪感が減り、「むしろ、しめた!」と思えるようになるかもしれませんよ♪
「つまらない」って、悪者じゃない?その驚くべき効果【ママナース解説】
「退屈」って、なんだかネガティブなイメージがありますよね。でも、子どもの発達において、「何もしない時間」「自分で何かを見つけるまでの時間」は、実はこんなにすごい効果を持っているんです。
- 効果1:創造力・想像力の起爆剤になる!
外からの刺激がない時、脳は「何か面白いことないかな?」と、自らアイデアを生み出そうと活発に働き始めます。何もない空間から遊びを創り出す経験は、まさに創造力のトレーニング!ダンボールが秘密基地になったり、石ころがお宝になったり…子どもの想像力って無限大ですよね。 - 効果2:「自分で考える力」が育つ!
「つまらない」という課題に対して、「じゃあどうしよう?」と自分で考え、行動する。これは立派な問題解決のプロセスです。親がすぐに答えを与えなければ、子どもは試行錯誤しながら、自分なりの解決策を見つける練習ができます。 - 効果3:自分の「好き」を発見できる!
人に言われたことではなく、自分が本当に興味を持てること、夢中になれることを見つけるには、自分と向き合う時間が必要です。「つまらない」からこそ、「あ、これやってみようかな」と、内なる声に耳を傾けられるようになります。 - 効果4:心の休憩時間になる!
現代の子どもたちは、情報や習い事など、常に何かしらの刺激に囲まれていることも。意図的に「何もしない時間」を持つことは、脳を休ませ、心をリセットするためにも大切です。看護師としても、心の健康維持には「余白」が必要だと感じます。
研究などでも、適度な退屈や、大人が管理しない自由な遊び(非構造化時間)が、子どもの実行機能(計画したり、集中したりする力)や創造性を高めることが示唆されています。(出典:教育心理学・児童発達学関連の研究、米国小児科学会等の提言など)
ほら、「つまんない!」って、なんだかすごい可能性を秘めている気がしませんか?
「つまらない」と言われた時のNG対応(私もやっちゃってた…)
「つまらない」の価値が分かっても、いざ目の前で言われると、ついやってしまいがちなNG対応…。昔の私を含め、多くの親が経験しているはず。
- 即座に遊びを提案・提供する: 「じゃあ〇〇する?」「はい、これ見てて」と、すぐにおもちゃや動画を与えてしまう。
- 親が常にエンターテイナーになる: 子どもを退屈させまいと、親が必死で遊び相手になったり、次々とイベントを企画したりする。
- 「つまらないなんて贅沢!」と気持ちを否定する: 子どもの素直な感情表現をシャットアウトしてしまう。
- スケジュールを詰め込みすぎる: そもそも「つまらない」と感じる時間を与えないように、習い事などで予定を埋めてしまう。
これらの対応は、子どもが自分で楽しみを見つけるスキルを育む機会を奪い、「誰かが何とかしてくれる」という受け身の姿勢を育ててしまう可能性があります。
「自分で遊び出す力」を育む!魔法の関わり方【5つのヒント】
では、子どもが「つまんない!」と言ってきた時、親はどう関わるのがベストなのでしょうか? 目指すのは、親が「解決」するのではなく、子どもが「自分で解決」するのをそっと後押しするスタンスです。
ヒント1:まずは気持ちを受け止める「そっか、つまらないんだね」
これは他のテーマでもお伝えしましたが、やっぱり基本!
- 声かけ例:
- 「そっかー、今つまらない気分なんだね」
- 「何か面白いことしたいなーって思ってるんだね」
- ポイント:
- すぐに解決策を提示せず、まずは子どもの「つまらない」という気持ちに共感を示す。
- 否定も肯定もせず、「そう感じているんだね」と受け止めるだけでOK。
安心感が、「じゃあどうしようかな?」と自分で考え始めるための土台になります。
ヒント2:すぐに答えを出さない「何か面白いこと、ないかな?」と問いかける
主役は子ども! 親は名脇役に徹しましょう。
- 声かけ例:
- 「そっか。何か面白いこと、ないかなあ?」
- 「お家にあるもので、何か楽しいことできないかな?」
- 「〇〇ちゃん(くん)は、今、何がしたい気分?」
- ポイント:
- 具体的な遊びを提案するのではなく、子ども自身に考えさせるオープンな質問を投げかける。
- 答えを待つ。沈黙も大切。
「ママ(パパ)が考えてくれる」ではなく、「自分で考えるんだ」という意識を育てます。
ヒント3:「遊びの“素材”」を用意しておく【環境設定】
指示はしないけれど、創造性を刺激する環境は用意しておきたいですね。
- 工夫:
- 特定の遊び方が決まっていない「オープンエンドなおもちゃ」(積み木、ブロック、粘土、お絵描き道具など)を手の届くところに置く。
- 空き箱、トイレットペーパーの芯、布、自然物(葉っぱ、石ころ)など、「ガラクタ」に見えるものも立派な遊びの素材に。
- 定期的におもちゃの入れ替えをしたり、配置を変えたりする。(目新しさが刺激になる!)
- ポイント:
- 「これで遊びなさい」ではなく、子どもが自由に手に取って、自分で使い方を考えられるような環境を整える。
素材があれば、子どもの「ひらめき」が生まれやすくなります。
ヒント4:一緒に「つまらない時間」を過ごしてみる【寄り添い】
時には、親がそばにいるだけで安心することも。
- 関わり方の例:
- 子どもの近くで、親は静かに自分の作業(読書、編み物、洗濯物たたみなど)をする。
- 一緒にぼーっと外を眺めたり、床に寝転がってみたりする。
- ポイント:
- 積極的に関わるのではなく、ただ「いる」。穏やかな存在感を示す。
- 親がリラックスしている姿を見せる。
親の存在が安心材料となり、そこから子どもが自分の世界に入っていくことがあります。
ヒント5:「何もしない時間」を意図的に作る【余白を大切に】
忙しい毎日だからこそ、意識して「暇な時間」を作りましょう。
- 工夫:
- 習い事や予定を詰め込みすぎず、自由に過ごせる時間を確保する。
- 「テレビやゲームは〇時までね」など、デジタルデトックスの時間を作る。
- 「今日は、特に何もしないで、のんびり過ごす日!」と宣言してみる。
- ポイント:
- 「何もしないこと」「ぼーっとすること」も大切だと、親子で認識する。
計画された活動だけでなく、「余白」の時間こそが、心の栄養と創造性の源泉になります。
我が家の「つまらない」が「面白い!」に変わった瞬間
雨の日の午後、三姉妹が代わる代わる「つまんなーい!」と寄ってきたことがありました。昔の私なら、DVDを見せたり、お菓子作りを提案したりしていたかもしれません。
でもその日は、「そっかー、つまんないねー。何か面白いこと、落ちてないかなー?」と言って、私はリビングで本を読んでいました(ヒント1、2、4の実践!)。
しばらくブーブー言っていた娘たちですが、やがて長女が段ボール箱を見つけ出し、次女がお絵描き道具を持ってきて…いつの間にか、三女も巻き込んで「秘密基地」作りが始まっていました。壁には絵が描かれ、窓がくり抜かれ、中にはクッションが敷き詰められ…。「ママ、見て!すごいでしょ!」と得意げな顔!
親が何もしなくても、子どもたちはちゃんと自分で「面白い」を生み出せるんだ!と実感した瞬間でした。
「つまらない」の裏に隠れたSOSサイン?
ほとんどの場合、子どもの「つまらない」は心配いりませんが、まれに注意が必要なケースも。
- 何に対しても興味を示さず、元気がない状態が続く
- 以前は楽しんでいたことにも無関心
- 「つまらない」だけでなく、「どうせ自分なんて」のようなネガティブな発言が多い
このような場合は、単なる退屈ではなく、心の問題(抑うつ気分など)や、発達に関する課題が隠れている可能性も考えられます。気になる様子が続く場合は、かかりつけ医や地域の相談機関、スクールカウンセラーなどに相談してみてくださいね。
まとめ:「つまらない」は、子どもの未来を豊かにする魔法の時間!
子どもの「つまんない!」は、親にとってはちょっぴり耳が痛い言葉かもしれません。でも、それは子どもが自ら考え、創造し、成長するための、かけがえのない「魔法の時間」の始まりの合図。
今日から、
- 気持ちを受け止め
- 答えをすぐに出さず
- 遊びの素材を用意し
- 時には一緒にぼーっとし
- 何もしない時間を大切にする
こんな関わり方を意識して、お子さんの「自分で面白いことを見つける力」を、そっと応援してみませんか?
親がエンターテイナーになる必要はありません。私たちは、子どもが持つ無限の可能性を信じて、最高の「環境設定係」兼「見守り隊」になればいいんです。
「つまらない」時間を乗り越えて、目をキラキラさせながら新しい遊びに没頭するお子さんの姿を見るのは、本当に嬉しいものですよ!
「うちの子は『つまらない』時、こんなことして遊んでます!」「こんな工夫が効果ありました!」など、あなたの体験談もぜひコメントで教えてくださいね!
この記事が、「つまんない!」との向き合い方のヒントになれば嬉しいです。共感したら、ぜひシェアをお願いします♪
コメント