「子どもが熱を出した…どうしよう!」ワーママの救世主「病児保育」
朝、子どもが熱を出した。保育園には預けられない。でも、今日はどうしても外せない会議がある…。ワーキングマザーにとって、子どもの急な発熱は、仕事と育児の両立を揺るがす最大のピンチですよね。
そんな時、頼りになるのが「病児保育」です。病気の子どもを専門の施設で預かってくれるサービスで、ワーママの強い味方となってくれます。しかし、「利用したことがないから不安」「登録方法が分からない」「どんな時に使えるの?」といった疑問や不安も多いのではないでしょうか。
この記事では、看護師であり、二児の母でもある私が、病児保育の登録から予約、当日の持ち物、利用時の注意点まで、ワーママが知っておきたい情報を徹底解説します。いざという時に慌てないよう、事前に準備をしておきましょう!
病児保育とは?ワーママが知っておくべき基本
病児保育とは、病気や病気の回復期にある子どもを、保護者が仕事などの都合で家庭で保育できない場合に、専門の施設で一時的に預かるサービスです。看護師や保育士が常駐しており、子どもの病状に合わせたケアをしてくれます。
病児保育の種類
- 施設型: 専門の施設に子どもを預けるタイプ。病院に併設されていることが多いです。
- 訪問型: 自宅に保育士や看護師が来てくれるタイプ。住み慣れた環境で過ごせるのがメリットです。
利用できる子どもの状態
- 発熱、下痢、嘔吐などの症状があるが、容態が安定している。
- 感染症(インフルエンザ、水痘など)にかかっているが、症状が落ち着いている。
- 病気の回復期で、集団保育がまだ難しい。
※施設によって利用基準が異なるため、事前に確認が必要です。
いざという時に慌てない!病児保育活用ステップ
ステップ1:事前登録を済ませておく
多くの病児保育施設は、事前の登録が必要です。いざという時にスムーズに利用できるよう、お子さんが元気なうちに登録を済ませておきましょう。登録には、健康保険証、乳幼児医療証、母子手帳、印鑑などが必要になることが多いです。
ステップ2:利用したい施設をリサーチ
自宅や職場からのアクセス、利用料金、利用時間、預けられる病状など、複数の施設を比較検討し、ご自身に合った施設を見つけておきましょう。見学を受け付けている施設もあるので、一度足を運んでみるのもおすすめです。
ステップ3:予約は早めに!
利用したい日が決まったら、できるだけ早く予約を入れましょう。特に、インフルエンザが流行する時期などは、予約が取りにくくなることがあります。キャンセル待ちができる施設もあります。
ステップ4:当日の持ち物リスト
施設によって異なりますが、一般的に以下のものが必要です。
- 着替え: 汚れることを想定して多めに(3〜5組)
- おむつ: 必要枚数
- おしりふき
- ミルク・離乳食: 施設で用意してくれる場合もありますが、アレルギー対応などで持参が必要な場合も。
- 飲み物: 水筒など
- 薬: 医師の処方箋と、服用方法を記載したメモ
- 母子手帳、健康保険証、乳幼児医療証
- 連絡帳: 施設の指定する書式
- お気に入りのおもちゃや絵本: 子どもが安心できるもの
ステップ5:利用時の注意点
- 病状の変化を正確に伝える: 預ける際に、子どもの病状や普段の様子を詳しく伝えましょう。些細なことでも、看護師や保育士にとっては重要な情報です。
- 連絡が取れるようにしておく: 利用中は、施設から連絡が入る可能性があります。常に連絡が取れる状態にしておきましょう。
- 無理はしない: 子どもを預けても、ママ自身の体調が優れない場合は、無理せず休むことも大切です。
まとめ|病児保育は、ワーママの「心の保険」
病児保育は、ワーママにとって、まさに「心の保険」のような存在です。いざという時に頼れる場所があるという安心感は、日々の育児と仕事のプレッシャーを大きく軽減してくれます。
「子どもが病気なのに預けるなんて…」と罪悪感を感じる必要はありません。ママが笑顔でいることが、子どもの健やかな成長に繋がります。上手に病児保育を活用して、仕事も育児も、自分らしく楽しみましょう。