「もう口で吸うの、限界…」夜中の鼻詰まりと格闘するママへ
ズゴゴゴ…という苦しそうな寝息。何度も目を覚ましては、泣き出す我が子。
そのたびに、小さな鼻に口をつけて、全力で鼻水を吸い出す。でも、すぐにまた詰まってしまう。そして、案の定、自分にも風邪がうつる…。
そんな、終わらない鼻水との戦いに、心身ともに疲れ果てていませんか?
「電動鼻吸い器がいいって聞くけど、結構高いし…」
「本当に、そんなに効果があるの?」
「種類がいろいろあって、どれを選べばいいのか分からない!」
そうやって、購入を迷っている間に、子どもの鼻水はどんどん悪化し、中耳炎になってしまった…なんていうのは、”あるある”な話です。
この記事では、3人の娘たちの鼻水と壮絶な戦いを繰り広げ、幾度となく中耳炎の恐怖と対峙してきたママナースである私が、**「電動鼻吸い器は、本当に必要なのか?」**という根本的な問いに、まずはお答えします。
その上で、数ある製品の中から、特に人気の高い**「メルシーポット」と「CHIBOJI(チボジ)」**の2大巨頭を、ママナースならではの視点で徹底的に比較・レビューします。
この記事を読めば、あなたの家庭にとって、本当に「買い」な一台が、きっと見つかるはずです。
【結論】電動鼻吸い器は、本当に「買い」なのか?
まず、結論からお伝えします。
もし、あなたが**「子どもの中耳炎リスクを減らしたい」「親自身の感染リスクを減らしたい」「夜、親子でぐっすり眠りたい」と、一つでも思うなら、電動鼻吸い器は「絶対に買い」**です。
口で吸うタイプの鼻吸い器とは、取れる鼻水の「量」と「質」が全く違います。特に、耳鼻科の先生が指摘する、中耳炎の原因となりやすい**「奥の方に溜まった、粘り気の強い鼻水」**まで、しっかりと吸引できるのは電動ならではのパワーです。
数万円の投資で、何度も耳鼻科に通う手間と時間、そして何より親子の健康と安眠が手に入ると考えれば、決して高い買い物ではないと、私は断言します。
【徹底比較】メルシーポット vs チボジ、あなたに合うのはどっち?
では、具体的にどちらを選べばいいのか。据え置きタイプの王道「メルシーポット」と、ハンディタイプの新星「チボジ」を、9つの項目で徹底比較しました。
比較項目 | メルシーポット S-504 | CHIBOJI(チボジ) |
---|---|---|
タイプ | 据え置き型 | ハンディ型 |
吸引力 | ◎(パワフル!ネバネバ鼻水も逃さない) | 〇(ハンディでは十分な吸引力) |
使い勝手 | △(準備・片付けに手間、音が大きい) | ◎(手軽でコンパクト、静音) |
手入れのしやすさ | △(パーツが多く、洗浄が少し面倒) | ◎(パーツが少なく、洗いやすい) |
ノズルの種類 | 〇(ボンジュールプラスが優秀) | 〇(2種類のシリコンノズル) |
持ち運び | ×(不向き) | ◎(外出先・旅行にも) |
価格 | 〇(約1万円前後) | △(約1.5万円前後) |
対象年齢 | 0歳~大人まで | 0歳~ |
ママナース評価 | 吸引力最優先!徹底的に吸いたい家庭向け | 手軽さ&静音性重視!ストレスフリーを求める家庭向け |
吸引力で選ぶなら、間違いなく「メルシーポット」
「とにかく、どんな鼻水も、奥の奥から根こそぎ吸い取りたい!」
そんな、吸引力を最優先するご家庭には、メルシーポットがおすすめです。そのパワーは、まさに「家庭でできる耳鼻科レベルのケア」。特に、風邪をひきやすく、一度ひくと鼻水が長引く、中耳炎になりやすいお子さんには、何よりの安心材料になります。
ただし、その分、作動音は大きめです。寝ている時に使うと起きてしまう可能性や、集合住宅では夜間の使用に少し気を使うかもしれません。また、パーツが多く、毎回の洗浄・乾燥が少し手間に感じるという声も聞かれます。
手軽さと静音性なら「チボジ」に軍配
「鼻水に気づいた時に、サッと取り出して、すぐに使いたい」
そんな、手軽さとストレスフリーを重視するご家庭には、チボジが最適です。充電式のハンディタイプなので、場所を選ばず、夜中の薄暗い寝室でも、リビングで遊んでいる最中でも、気軽にケアできます。作動音が非常に静かなのも、大きな魅力です。
吸引力はメルシーポットに一歩譲るものの、日常的なサラサラ~少し粘り気のある鼻水なら、十分に吸い取ることができます。パーツが少なく、洗いやすいので、衛生管理が楽なのも嬉しいポイントです。
後悔しない!我が家のベストな一台を見つけるための最終チェック
- あなたのお子さんは、風邪をひくと中耳炎になりやすいですか?
- YESなら… メルシーポット
- あなたは、毎回の準備や片付けが苦にならないタイプですか?
- YESなら… メルシーポット
- あなたは、夜間や外出先でも、気軽に鼻吸いをしたいですか?
- YESなら… チボジ
- あなたは、家電の作動音の大きさが気になりますか?
- YESなら… チボジ
まとめ
電動鼻吸い器は、子育てにおける「三種の神器」の一つだと、私は本気で思っています。
どちらの製品を選んだとしても、あなたの育児の負担を劇的に軽くし、お子さんを鼻水の苦しみから救ってくれる、力強い味方になることは間違いありません。
今回のレビューを参考に、ぜひあなたのライフスタイルに合った「最高の相棒」を見つけて、鼻水との戦いに、今度こそ終止符を打ってくださいね。