「またスマホ見てる…」そのイライラ、実はスマホが原因かも?
子どもがせっかく話しかけてくれたのに、ついスマホに夢中になってしまって「後でね」と答えてしまう。SNSでキラキラしたママ友の投稿を見ては、自分と比べて落ち込んでしまう。夜中にスマホをいじりすぎて、寝不足で朝からイライラ…。
子育て中のママにとって、スマホは情報収集や気分転換に欠かせないツールですが、使い方を間違えると、知らず知らずのうちに心身に大きな負担をかけ、「スマホ疲れ」を引き起こしている可能性があります。
そして、その「スマホ疲れ」が、子育て中のイライラの原因になっていることも少なくありません。スマホを手放すことで、心に余裕が生まれ、子どもとの時間をもっと大切にできるようになるかもしれません。
この記事では、看護師であり、二児の母でもある私が、子育て中のママが陥りやすい「スマホ疲れ」のサインと、心穏やかになるための「デジタルデトックス」の具体的な方法をご紹介します。スマホとの上手な付き合い方を見つけて、笑顔あふれる毎日を取り戻しましょう!
あなたは大丈夫?「スマホ疲れ」のサイン
- 常にスマホが手放せない:
- トイレやお風呂、食事中もスマホをチェックしてしまう。
- SNSでの「比較」に疲れる:
- 他のママの投稿を見て、自分と比べて落ち込んだり、焦りを感じたりする。
- 情報過多で疲弊:
- 子育て情報やニュースを常に追いかけ、頭の中が情報でパンク状態。
- 睡眠不足:
- 夜中にスマホをいじりすぎて、寝る時間が遅くなり、朝起きるのが辛い。
- 集中力の低下:
- 一つのことに集中できず、すぐにスマホを触ってしまう。
- 目の疲れ、肩こり、頭痛:
- 身体的な不調を感じる。
- 子どもとのコミュニケーション不足:
- 子どもが話しかけても、スマホに夢中で上の空になってしまう。
ママナース直伝!心穏やかになるデジタルデトックスのすすめ
1. 「スマホ断食」から始める
まずは、短時間からで良いので、意識的にスマホから離れる時間を作りましょう。
- 朝起きて最初の30分はスマホを見ない: 目覚めてすぐに情報に触れるのをやめ、ゆっくりと朝の時間を過ごしましょう。
- 寝る前の1時間はスマホを見ない: ブルーライトは睡眠の質を低下させます。寝る前は、絵本を読んだり、ストレッチをしたりしてリラックスしましょう。
- 食事中はスマホを触らない: 家族との会話を楽しみ、食事に集中しましょう。
2. 通知をオフにする
LINEやSNSの通知が来るたびに、ついスマホをチェックしてしまいませんか?通知をオフにするだけで、スマホに意識が向く回数が格段に減り、集中力が高まります。
3. アプリの整理と制限
- 不要なアプリは削除: ほとんど使っていないアプリや、つい見てしまうSNSアプリなどは、思い切って削除してみましょう。
- 利用時間制限を設定: スマホの機能を使って、特定のアプリの利用時間を制限するのも効果的です。
4. スマホの置き場所を決める
リビングの定位置や、充電場所など、スマホの置き場所を決めましょう。常に手元に置かないことで、無意識に触ってしまうのを防げます。
5. 「アナログ」な時間を増やす
スマホから離れた時間で、アナログな活動を取り入れてみましょう。
- 子どもと全力で遊ぶ: スマホを気にせず、子どもと公園で遊んだり、絵本を読んだりする時間を増やしましょう。
- 趣味の時間を作る: 読書、手芸、料理など、自分が夢中になれる時間を作りましょう。
- 自然に触れる: 散歩に出かけたり、ベランダで植物を育てたりして、自然の癒しを感じましょう。
6. 家族や友人と「リアルな交流」を増やす
SNSでの繋がりだけでなく、実際に会って話す時間を大切にしましょう。顔を見て話すことで、心の繋がりが深まり、ストレス解消にも繋がります。
まとめ|スマホは「道具」、使いこなすのはあなた
スマホは便利な道具ですが、使い方を間違えると、私たちの心と体を蝕んでしまうこともあります。子育て中のイライラやストレスの原因が「スマホ疲れ」にあると気づいたら、ぜひデジタルデトックスを試してみてください。
スマホとの上手な付き合い方を見つけることで、心に余裕が生まれ、子どもとの時間をもっと大切にできるようになります。ママが心穏やかに過ごすことが、家族みんなの幸せに繋がるはずです。