睡眠不足は、万病のもと。ママナースが実践する、細切れ睡眠でも質を高める工夫【ママナースが解説】

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「寝ても寝ても、眠い…」その睡眠不足、放置していませんか?

夜中の授乳、夜泣き、子どもの寝かしつけ…。

子育て中のママは、慢性的な睡眠不足に悩まされているのではないでしょうか。

「細切れ睡眠で、体がだるい…」
「頭がぼーっとして、集中できない…」
「イライラして、子どもに優しくなれない…」

そんな風に、睡眠不足が原因で、心身ともに不調を感じていませんか?

何を隠そう、現役看護師として働きながら3人の娘を育ててきた私も、かつては「睡眠不足はママの宿命」と諦め、自分の睡眠を犠牲にしていました。

しかし、睡眠不足は、ママの健康だけでなく、子どもの成長や、家族全体の笑顔にも大きな影響を与えることを痛感しました。

この記事では、ママナースである私が、睡眠不足がママに与える影響から、細切れ睡眠でも質を高めるための具体的な工夫、そして、睡眠時間を確保するためのヒントを、私の実体験を交えながら分かりやすく解説します。

もう、睡眠不足で一人で抱え込む必要はありません。この記事を読めば、あなたの心が少しでも軽くなり、心身ともに健康で、笑顔で子育てを楽しめるようになるはずです!


睡眠不足は、ママの「万病のもと」:放置するとどうなる?

睡眠不足は、単に「眠い」だけではありません。ママの心身に様々な悪影響を与え、放置すると深刻な問題に繋がることもあります。

1. 身体的な不調

  • 疲労感・倦怠感: 常に体がだるく、疲れが取れない状態が続きます。
  • 免疫力低下: 風邪を引きやすくなったり、病気にかかりやすくなったりします。
  • 頭痛・肩こり: 血行不良や自律神経の乱れから、頭痛や肩こりが悪化することがあります。
  • 肌荒れ・体重増加: ホルモンバランスの乱れから、肌荒れや体重増加に繋がることもあります。

2. 精神的な不調

  • イライラ・感情の起伏: 些細なことでイライラしたり、感情のコントロールが難しくなったりします。子どもに当たってしまうこともあります。
  • 集中力・判断力低下: 注意力が散漫になり、家事や仕事でのミスが増えたり、危険な状況に気づきにくくなったりします。
  • うつ病のリスク: 慢性的な睡眠不足は、産後うつ病のリスクを高める要因の一つです。

3. 子どもへの影響

ママの睡眠不足は、子どもにも影響を与えます。イライラしたママの姿を見て、子どもも不安になったり、情緒不安定になったりすることがあります。また、ママが体調を崩すと、子どものお世話にも支障が出てしまいます。


細切れ睡眠でも質を高める工夫:ママナースが実践!

子育て中のママにとって、まとまった睡眠時間を確保するのは難しいもの。しかし、細切れ睡眠でも質を高める工夫をすることで、心身の負担を軽減できます。

1. 昼寝を上手に活用する

  • 子どもと一緒に昼寝: 子どもが昼寝をしている間に、ママも一緒に昼寝をしましょう。たとえ30分でも、体を休めることができます。
  • 短時間でもOK: 15分〜20分程度の短い昼寝でも、疲労回復効果があります。アラームをセットして、寝すぎないように注意しましょう。

2. 寝る前のルーティンを作る

  • リラックスできる環境作り: 寝る前に、部屋の照明を暗くする、アロマを焚く、温かい飲み物を飲むなど、リラックスできる環境を作りましょう。
  • デジタルデトックス: 寝る1時間前には、スマホやパソコンの使用を控えましょう。ブルーライトは睡眠の質を低下させます。
  • 軽いストレッチ: 寝る前に軽いストレッチをすることで、体の緊張がほぐれ、スムーズに眠りに入れます。

3. 睡眠の質を高める食事

  • トリプトファンを多く含む食品: 牛乳、チーズ、大豆製品、バナナなど、睡眠ホルモンであるメラトニンの材料となるトリプトファンを多く含む食品を積極的に摂取しましょう。
  • カフェイン・アルコールを控える: 寝る前のカフェインやアルコールの摂取は、睡眠の質を低下させます。控えめにしましょう。

睡眠時間を確保するためのヒント:一人で抱え込まない

睡眠時間を確保するためには、ママ一人で頑張るのではなく、周囲の協力を得ることが大切です。

1. 夫と協力する

  • 夜間の授乳・寝かしつけを分担する: 夫に夜間の授乳や寝かしつけを交代でお願いするなど、協力体制を築きましょう。たとえ数時間でも、まとまった睡眠時間を確保できると、心身の回復に繋がります。
  • 休日はママの休息日: 休日は、夫に子どもを任せて、ママがゆっくり休める時間を作りましょう。昼寝をしたり、一人で外出したりするなど、心身のリフレッシュをしましょう。

2. 外部サービスや家族に頼る

  • 一時保育・ベビーシッター: 短時間でも子どもを預けて、ママが休息できる時間を作りましょう。罪悪感を感じる必要はありません。
  • 実家や義実家を頼る: 実家や義実家が近くにある場合は、積極的に頼りましょう。子どもを預かってもらったり、家事を手伝ってもらったりするだけでも、ママの負担は大きく軽減されます。

3. 完璧を目指さない

家事や育児に完璧を目指しすぎると、ママの負担が増え、睡眠時間を削ることになります。時には手抜きをしたり、誰かに頼ったりすることも大切です。「これくらいで大丈夫」と自分を許してあげましょう。


まとめ:ママの笑顔は、家族の太陽

睡眠不足は、ママの心身に大きな影響を与え、家族全体の笑顔を奪ってしまいます。しかし、細切れ睡眠でも質を高める工夫や、周囲の協力を得ることで、睡眠不足を解消し、心身ともに健康で、笑顔で子育てを楽しむことができます。

ママの笑顔は、家族の太陽です。あなたの健康が、家族みんなの幸せに繋がります。焦らず、あなたのペースで、自分の睡眠を大切にしてくださいね。

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