「ママ見て!」攻撃に疲れたら読んで!子どもの自己肯定感をグンと伸ばす魔法の”承認”テクニック

photo of woman and her daughter こそだて部
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「ママー!見て見てー!これ見てー!」
「ねぇってば、見てよー!」

…キッチンで料理中、トイレの中まで(!)追いかけてくる、あの声(笑)。
嬉しい報告の時もあれば、「え、さっきも見たけど…?」な時も。正直、手が離せなかったり、何度も続くと「もう、今は無理!」って思わず言いたくなっちゃいますよね。

ママ、パパ、毎日お疲れ様です!その気持ち、よーく分かります。
3姉妹の母で現役看護師、「こそだて部」の皐月です。

私も昔は、「はいはい、すごいねー(目線はスマホ)」なんて、適当にあしらってしまったり、「後でね!」と言ったきり忘れてしまったり…そんな失敗を繰り返していました。そのたびに、娘たちのちょっと寂しそうな顔を見て、罪悪感でいっぱいになったものです。

でも、子どもの「見て見て!」は、ただ注目してほしいだけじゃない、もっと深い”心の声”なのかもしれません。それは、「私のこと、ちゃんと見てる?」「私の頑張りや存在を認めてほしい!」という、切実なメッセージなんです。

今日は、そんな子どもの大切なサインを見逃さず、忙しい中でも子どもの心を満たし、自己肯定感を効果的に育むための「魔法の承認テクニック」を5つ、ご紹介します。

この記事を読めば、「見て見て!」攻撃へのイライラが減り、お子さんの自信を育む、質の高いコミュニケーションのヒントが見つかるはずです。

「見て見て!」は”心の栄養”を求めるサイン?その深い理由【ママナース解説】

子どもはなぜ、あんなにも「見て見て!」とアピールするのでしょうか? その裏には、健やかな成長に欠かせない、こんな心理が隠れています。

  • 理由1:つながりを確認したい(愛情確認)
    大好きなママ・パパに注目してもらうことで、「自分は大切にされている」「ちゃんとここにいていいんだ」という安心感を得ています。これは、心の安定の土台となる「愛着(アタッチメント)」を確かめる行動でもあるんです。(心理学者 ボウルビィの愛着理論などにも関連しますね)
  • 理由2:頑張りや成果を認めてほしい(承認欲求)
    自分で何かを作り上げたり、新しいことができるようになったりした時、その喜びや達成感を一番に共有し、認めてほしい相手は、やっぱりママ・パパ!「すごいね」「頑張ったね」と承認されることで、自信や次への意欲が育まれます。
  • 理由3:嬉しい!楽しい!気持ちを共有したい
    面白いものを見つけた時、楽しいと感じた時、そのポジティブな感情を共有したくて「見て見て!」と呼びかけることも。共感してもらうことで、喜びは何倍にもなりますよね。
  • 理由4:「自分」という存在を知ってほしい
    「これが今の私だよ!」「こんなことができるようになったよ!」と、自分の存在や成長をアピールしている側面も。注目され、認められることで、「自分ってこれでいいんだ」という自己肯定感が育まれます。

つまり、「見て見て!」は、子どもが心と体の成長に必要な「栄養」を求めているサインのようなもの。看護師としても、心の栄養が、体の健康と同じくらい子どもの発達に不可欠だと感じています。

ついやりがち…子どもの心を傷つけるNG対応

分かってはいても、忙しさや疲れから、ついこんな対応をしてしまうこと、ありませんか?

  • 生返事・ながら見: 「へー」「すごいねー」と口では言っても、目線は別のところ、心ここにあらず…。
  • 無視・後回しにして忘れる: 「あとでね」と言いながら、結局見ない。これは信頼を損ないます。
  • 否定的な反応: 「またそんなことして!」「もっと上手にできるでしょ?」など、ダメ出ししてしまう。
  • 過剰な反応を面倒くさがる: 「はいはい、分かったからもういいよ」と突き放す。
  • 兄弟姉妹と比較する: 「お兄ちゃん(妹)の方が上手だよ」などは最悪です。

これらの対応は、子どもに「自分は大切にされていない」「どうせ見てもらえない」と感じさせ、自己肯定感を下げたり、かえって過剰な注目行動(困った行動で気を引くなど)を引き起こしたりする可能性があります。

心を満たし、自信を育む!「見て見て!」への神対応【5つの秘訣】

では、どうすれば子どもの心を満たし、自信を育む「承認」ができるのでしょうか? 時間がない時でもできる、魔法のテクニックを5つご紹介します!

秘訣1:まずは”一瞬でも”目を向けて、存在を認める【アイコンタクト】

どんなに忙しくても、まずはこれだけ!

  • 行動:
    • 手を止めて(あるいは動きを緩めて)、子どもの目を見る
    • ニコッと微笑む、あるいは「うん?」と頷く。
    • 可能なら、「なあに?」「見せてくれるの?」と一言添える。
  • ポイント:
    • たった数秒でもOK! 「あなたの呼びかけに気づいているよ」というメッセージを伝える。
    • これだけで、子どもは「無視されていない」と安心できます。

全ての要求に応えられなくても、「存在を認められている」と感じることが大切です。

秘訣2:「すごいね!」より「具体的に」見たことを描写する【事実を伝える】

褒め言葉の代わりに、見たままを言葉にするだけで、承認の効果は格段にアップ!

  • 声かけ例:
    • (絵を見せられたら)「わぁ、赤と青の色をたくさん使って、グルグルって描いたんだね!」
    • (積み木を見せられたら)「4つのブロックを、倒れないようにそーっと積み上げたんだね」
    • (変な顔をしてきたら)「お口をうーって尖らせて、面白い顔してるね!」
  • ポイント:
    • 評価(上手い/下手)ではなく、事実を描写する。
    • 具体的に言葉にすることで、「ちゃんと見てくれた!」という実感が子どもに伝わる。

「すごいね」を連発するより、よっぽど子どもの心に響きます。

秘訣3:子どもの”気持ち”に焦点を当てる【感情に寄り添う】

何を見せたいかだけでなく、その時の子どもの気持ちにも注目してみましょう。

  • 声かけ例:
    • 「これ作ってる時、すごく楽しかったんじゃない?」
    • 「わー!高くジャンプできて、びっくりした?嬉しかった?」
    • 「この色を選ぶ時、ワクワクしたでしょう!」
  • ポイント:
    • 子どもの内面(感情、意図)に興味を示す。
    • 自分の気持ちを言葉にしてもらうことで、子どもは感情の理解を深める。

共感的な関わりは、親子の絆を深めます。

秘訣4:質問で関心を深掘りする【対話を広げる】

描写や共感の後に、質問をプラスすると、さらにGOOD!

  • 声かけ例:
    • 「このお城には、誰が住んでいるの?」
    • 「どうやってこんなに高く積み上げられたの?コツを教えて!」
    • 「次はどんな面白い顔が見られるかな?」
  • ポイント:
    • 子どもにさらに考えさせたり、表現させたりするきっかけを作る。
    • 一方的な評価ではなく、双方向のコミュニケーションになる。

子どもの思考力や表現力を刺激します。

秘訣5:忙しい時は”正直に”伝えて、”必ず”あとで見る約束を【信頼関係】

どうしてもすぐに対応できない時は、正直さと誠実さが鍵!

  • 声かけ例:
    • 「ごめんね!今、火を使っているから危ないんだ。あと5分待っててくれる?終わったら絶対見に行くからね!」
    • 「教えてくれてありがとう!でも今、電話中だから、終わったらゆっくり見せてね」
  • ポイント:
    • できない理由を具体的に、正直に伝える。
    • いつなら見られるか、具体的な見通しを伝える。
    • そして、約束は絶対に守る!

これができると、子どもは「待てばちゃんと見てもらえる」と学び、親への信頼感を深めます。

我が家の「見て見て!」あるあると、心が通じた瞬間

三女がお絵描きを持ってきて「見てー!」と言った時、ちょうど私がオンライン会議の直前でバタバタしていたことがありました。つい「後でね!」と言いかけましたが、グッとこらえて、一瞬だけ手を止め、彼女の目を見て(秘訣1)、「わぁ、カラフルな丸がいっぱいだね!赤と黄色が隣同士なんだね」(秘訣2)とだけ伝え、「ごめん、今から大事なパソコンの時間だから、終わったらもっとゆっくり見せてね」と約束しました(秘訣5)。

会議後、「さっきの絵、見せてくれる?」と声をかけると、三女は満面の笑みで絵を持ってきて、「これはね、シャボン玉なんだよ!こっちはお日様!」と、目をキラキラさせて説明してくれました。あの時の嬉しそうな顔!たった一瞬の関わりと、約束を守ったことが、彼女の心を満たしたんだなと実感しました。

「見て見て」が過剰?と感じる時に考えたいこと

もし、お子さんの「見て見て!」が頻繁すぎると感じたり、年齢的に少し落ち着いてもいいはずなのに…と感じたりする場合は、

  • 親子でゆっくり関わる時間が不足していないか?(量より質!)
  • 生活環境の変化など、何か不安なことがないか?
  • 自己肯定感が低下するような出来事がなかったか?

などを少し振り返ってみると良いかもしれません。意図的に1対1の時間を作ったり、安心できる言葉かけを増やしたりすることで、落ち着く場合もあります。それでも気になる場合は、健診や園・学校の先生、専門機関に相談することも考えてみてくださいね。

まとめ:「見て見て!」は、親子の絆を深める”愛言葉”!

子どもの「見て見て!」は、時に親を悩ませる「攻撃」のように感じるかもしれません。でも、それは「あなたが好き!」「私のことを見て!」という、健気で切実な”愛言葉”なんです。

今日から、

  1. 一瞬でも目を向ける
  2. 具体的に描写する
  3. 気持ちに焦点を当てる
  4. 質問で深掘りする
  5. 忙しい時は正直に、約束を守る

これらの「承認テクニック」を使って、お子さんの「見て見て!」サインを、自己肯定感を育み、親子の絆を深める絶好のチャンスに変えていきませんか?

あなたの温かい眼差しと、心のこもった一言が、お子さんにとって何よりの心の栄養になります。
私も完璧にはできませんが、日々意識していきたいなと思っています。

「うちの子の『見て見て』アピール、すごいです!」「こんな返し方が効きました!」など、あなたの体験談や工夫も、ぜひコメントで教えてくださいね!

この記事が、忙しい毎日の中でも、お子さんとの心温まる瞬間を増やすヒントになれば幸いです。参考になったら、いいね!やシェアで応援してください♪


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