【哺乳瓶の乳首選び完全ガイド】素材、形、サイズ…後悔しない選び方をママナースが徹底解説!

a close up shot of a scooped formula milk powder こそだて部
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こんにちは!こそだて部の皐月(さつき)です。ママナースとして、育児に奮闘する中で得た知識や経験を、皆さんとシェアしていきたいと思っています♪

「哺乳瓶の乳首って、種類が多すぎてどれを選べばいいの?」「うちの子に合う乳首はどれ?」…初めての育児では、哺乳瓶の乳首選びで悩むことが多いですよね。私もそうでした!

乳首選びは、赤ちゃんの飲みやすさだけでなく、ママのおっぱいへの影響(乳頭混乱)や、お手入れのしやすさにも関わる、とても大切なポイントです。

そこで今回は、哺乳瓶の乳首選びで後悔しないための完全ガイドをお届けします!素材、形、サイズ、メーカーごとの特徴など、あらゆる角度から徹底解説します。

この記事を読めば、あなたもきっと、赤ちゃんにぴったりの乳首を見つけられますよ♪

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哺乳瓶の乳首、ココが重要!選び方の5つのポイント

まずは、哺乳瓶の乳首選びで押さえておきたい5つのポイントから見ていきましょう。

1. 素材で選ぶ!3つの素材の特徴を比較

哺乳瓶の乳首に使われる主な素材は、シリコーンゴム天然ゴムイソプレンゴムの3つです。それぞれの特徴を比較してみましょう。

素材特徴メリットデメリットおすすめポイント
シリコーンゴム多くの哺乳瓶で採用されている素材。透明または半透明で、やや硬めの感触。耐久性が高い、におい移りが少ない、劣化しにくい、アレルギーのリスクが低い天然ゴムに比べると、やや硬い迷ったらコレ!多くのメーカーで採用されているので、種類も豊富。耐久性が高く、長く使えるので経済的。
天然ゴムゴムの木の樹液から作られた素材。非常に柔らかく、赤ちゃんが吸いやすいのが特徴。シリコーンゴムよりも柔らかく、吸い付きが良い劣化しやすい、においがつきやすい、アレルギーのリスクがあるとにかく柔らかい乳首を探しているならコレ!ただし、こまめな交換が必要。
イソプレンゴム天然ゴムのデメリットを改良した素材。天然ゴムに近い柔らかさを持ちながら、耐久性や耐熱性を高めている。天然ゴムに近い柔らかさ、耐久性が高い、においがつきにくいシリコーンゴムに比べると、やや高価天然ゴムの柔らかさと、シリコーンゴムの耐久性を両立したいならコレ!

皐月のおすすめは、シリコーンゴム! 多くのメーカーで採用されていて種類が豊富、耐久性が高く経済的、お手入れも簡単、と三拍子揃っています。

2. 形で選ぶ!3つの形状の特徴を比較

乳首の形も、赤ちゃんの飲みやすさを左右する重要なポイントです。

  • 母乳実感タイプ: ママのおっぱいに近い形、柔らかさ、飲み心地を再現した乳首。多くのメーカーがこのタイプを販売しており、初めての哺乳瓶におすすめです。赤ちゃんが自然な吸い方で飲めるため、哺乳瓶拒否が少ない傾向にあります。
    • 例:ピジョン「母乳実感」、ビーンスターク「ビーンスターク 哺乳びん 赤ちゃん思い 広口トライタンボトル」の乳首
  • 広口タイプ: 乳首の付け根が広いタイプ。赤ちゃんが口を大きく開けてくわえることができ、より母乳に近い感覚で飲めるとされています。乳頭混乱を起こしにくいというメリットも。
    • 例:ピジョン「母乳相談室」、NUK「プレミアムチョイス」
  • スタンダードタイプ: 昔ながらの細長い形状の乳首。最近は少なくなってきましたが、根強い人気もあります。

皐月のおすすめは、母乳実感タイプ! 特に初めての哺乳瓶なら、赤ちゃんがスムーズに飲める可能性が高い、このタイプから試してみるのがおすすめです。

3. 穴の形で選ぶ!ミルクの出る量をチェック

乳首の穴の形も、ミルクの出る量を左右します。

  • 丸穴: ポタポタと自然にミルクが出るタイプ。新生児や、吸う力が弱い赤ちゃん向け。
  • クロスカット: 普段は閉じていて、赤ちゃんが吸うと開くタイプ。吸う力に合わせてミルクの出る量が調節できるので、むせにくいのが特徴です。
  • スリーカット: クロスカットと同様に、吸う力に合わせてミルクの出る量が調節できるタイプ。クロスカットよりも、ミルクの出る量が多いのが特徴です。

4. サイズで選ぶ!月齢・成長に合わせたサイズ選び

乳首には、赤ちゃんの月齢や吸う力に合わせたサイズがあります(SS、S、M、Lなど)。最初はSサイズ(新生児用)を選び、赤ちゃんの成長に合わせてサイズアップしていくのが一般的です。

サイズアップの目安

月齢サイズの目安
0ヶ月〜SS、S
3ヶ月頃〜M
6ヶ月頃〜L

ただし、これはあくまで目安です。赤ちゃんの吸う力や、ミルクの飲み方を見て、サイズを調整してあげてください。

サイズ選びのポイント

  • ミルクを飲むのに時間がかかりすぎる(20分以上)場合は、サイズアップを検討。
  • ミルクを飲むときにむせたり、口からこぼしたりする場合は、サイズダウンを検討。

5. メーカーで選ぶ!人気メーカーの特徴を比較

主要な哺乳瓶メーカーの乳首の特徴を比較してみましょう。

メーカー乳首の特徴
ピジョン「母乳実感」シリーズは、長年の実績と信頼を誇る。ママのおっぱいを徹底的に研究して作られた乳首は、柔らかく、赤ちゃんが自然な吸い方で飲めるのが特徴。空気の飲み込みを防ぐ「エアベントシステム」も搭載。
ビーンスターク医療機関での採用も多い、信頼性の高いメーカー。乳首は、赤ちゃんの吸う力に合わせてミルクの出る量を調節できる「スーパークロスカット」を採用。
コンビ「テテオ」シリーズは、スタイリッシュなデザインが特徴。乳首は、ママのおっぱいを参考にした「4段階流量調節機能」付き。
NUK(ヌーク)ドイツの哺乳瓶メーカー。独自のニップル形状が特徴で、赤ちゃんの口腔育成をサポートします。空気の飲み込みを防ぐ「NUK Air System」も搭載。
ドクターベッタ日本製にこだわった、独特なカーブ形状の哺乳瓶。赤ちゃんの耳管へのミルクの流れ込みを防ぎ、誤嚥(ごえん)しにくい設計。
メデラスイスのメーカーで、主に電動搾乳機で知られています。哺乳瓶「カーム」は、赤ちゃんがおっぱいを飲むときと同じような自然な飲み方を再現できるのが特徴です。

哺乳瓶の乳首、いつ交換する?交換時期の目安

哺乳瓶の乳首は、消耗品です。以下のサインが見られたら、新しい乳首に交換しましょう。

  • 変形: 乳首が伸びたり、裂けたり、変形したりしている。
  • 変色: 乳首が白っぽく変色したり、黄ばんだりしている。
  • ベタつき: 乳首がベタベタする。
  • 穴の広がり: 乳首の穴が広がって、ミルクが出すぎる。

交換時期の目安:

  • シリコーンゴム: 2〜3ヶ月
  • 天然ゴム、イソプレンゴム: 1ヶ月

これはあくまで目安です。上記のようなサインが見られなくても、定期的に交換するようにしましょう。

哺乳瓶の乳首、どうやってお手入れする?正しい洗浄・消毒方法

哺乳瓶の乳首は、赤ちゃんの口に直接触れるものなので、毎回必ず洗浄・消毒しましょう。

洗浄方法

  1. 使用後すぐに、哺乳瓶から乳首を外す。
  2. 乳首の内側と外側を、専用のブラシを使って丁寧に洗う。
  3. ミルクの脂肪分が残らないように、しっかりと洗い流す。
  4. 乳首の穴が詰まっていないか確認する。

消毒方法

主な消毒方法には、以下の3つがあります。

  • 煮沸消毒: 鍋にたっぷりの水を入れ、哺乳瓶や乳首を完全に沈めて煮沸する。(5〜10分程度)
  • 電子レンジ消毒: 専用の容器に哺乳瓶や乳首を入れ、水を加えて電子レンジで加熱する。
  • 薬液消毒: 専用の消毒液に哺乳瓶や乳首を浸ける。

消毒はいつまで必要?

生後5〜6ヶ月頃までは、毎回必ず消毒しましょう。その後は、赤ちゃんの抵抗力がついてくるので、徐々に消毒の頻度を減らしていっても大丈夫です。ただし、体調が悪い時や、梅雨時など、雑菌が繁殖しやすい時期は、念のため消毒するようにしましょう。

哺乳瓶拒否と乳首の関係…もしかして、乳首が合わないのかも?

「哺乳瓶でミルクを飲んでくれない…」そんなお悩みはありませんか?もしかしたら、乳首が赤ちゃんに合っていないのかもしれません。

哺乳瓶拒否の原因となる乳首の特徴:

  • 乳首が硬すぎる、柔らかすぎる: 赤ちゃんが吸いにくい。
  • 乳首の形が合わない: ママのおっぱいと形が違いすぎる。
  • ミルクの出る量が多すぎる、少なすぎる: むせたり、吸うのに疲れたりする。
  • 乳首のにおいが気になる: シリコーンやゴムのにおいがする。

哺乳瓶拒否の赤ちゃんにおすすめの乳首:

  • 母乳実感タイプ: ママのおっぱいに近い形状、柔らかさの乳首。
  • 広口タイプ: 赤ちゃんが口を大きく開けてくわえられる乳首。
  • 柔らかめの素材: シリコーンゴムよりも、天然ゴムやイソプレンゴムの方が柔らかい。
  • 複数のサイズを試す: Sサイズだけでなく、SSサイズやMサイズも試してみる。

色々な乳首を試してみて、赤ちゃんが一番飲みやすいものを見つけてあげてくださいね。

まとめ|赤ちゃんにぴったりの乳首を見つけて、楽しい授乳タイムを!

今回は、哺乳瓶の乳首選びについて、詳しく解説しました。

乳首選びは、赤ちゃんの成長や好みに合わせて、柔軟に対応していくことが大切です。この記事を参考に、ぜひ、あなたの赤ちゃんにぴったりの乳首を見つけて、楽しい授乳タイムを過ごしてくださいね♪

こそだて部では、これからも、子育てに役立つ情報を発信していきます。ぜひ、他の記事もチェックしてみてくださいね!

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