子どもとSNS:安全に活用するための親の役割とは?

close up of a smartphone screen displaying social media app folder こそだて部
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「うちの子、もうSNSに興味津々で…」

「SNSって、いつから使わせていいの?」

子育て中のパパママなら、誰もが一度は抱く疑問ですよね。

スマホやタブレットの普及により、子どもたちの間でもSNSの利用は当たり前になりつつあります。

総務省の調査(2023年)によると、10歳未満のSNS利用率は10.7%、10代前半では69.2%にものぼっています。

便利で楽しいSNSですが、使い方を誤ると、様々なトラブルに巻き込まれる可能性も。

大切な子どもを守るために、パパママは何をすべきなのでしょうか?

知っておきたい!子どものSNS利用のリスク

子どもは、大人と比べて判断力や自制心が未発達なため、SNS利用において様々なリスクに直面します。

具体的なリスク例

  • ネットいじめ: 悪口や嫌がらせの書き込み、仲間外れなど
  • 個人情報流出: 氏名、住所、電話番号、写真などの公開
  • なりすまし: 他人のアカウントを不正に利用すること
  • 出会い系サイトへの勧誘: 性的な目的で子どもに近づこうとする大人との接触
  • 有害情報への接触: 暴力的な動画、性的な画像など
  • 課金トラブル: 高額なアイテム購入、不正請求など

これらのリスクから子どもを守るためには、親が正しい知識を持ち、適切な対策を講じる必要があります。

早期教育がカギ!年齢に応じたSNSとの付き合い方

SNSとの付き合い方は、子どもの年齢や発達段階に合わせて考える必要があります。

幼児期(~6歳)

  • SNSの利用は控える
  • インターネットの基礎知識を教える
  • 親がSNSを利用する際は、子どもに見えないようにする

小学校低学年(6歳~9歳)

  • SNSの利用は、親の管理下で行う
  • 利用時間や利用コンテンツを制限する
  • プライバシー設定やネットマナーを教える

小学校高学年(10歳~12歳)

  • 各SNSの利用年齢制限を守る
  • 親子でルールを決め、SNSの使い方について話し合う
  • トラブル発生時の対処法を教える

中学生以上

  • リスクを理解した上で、自己責任で利用させる
  • 定期的にSNSの使い方について話し合う
  • 困ったことがあったら、いつでも相談できる環境を作る

親ができること:具体的な対策と注意点

1. 利用ルールを決めよう

  • 利用時間、利用場所、利用コンテンツ、友達申請の承認など、具体的なルールを親子で話し合って決めましょう。
  • ルールは書面化し、目につく場所に貼っておくのも効果的です。

2. フィルタリングを活用しよう

  • 有害サイトへのアクセス制限、アプリの利用制限など、フィルタリングサービスを活用しましょう。
  • 子どもの年齢や利用状況に合わせて、適切なフィルタリングを設定することが重要です。
  • 各携帯電話会社やセキュリティソフト会社が提供するフィルタリングサービスを比較検討し、最適なものを選びましょう。

3. コミュニケーションを大切に

  • SNSでの出来事、友達関係、気になることなど、子どもと日頃からコミュニケーションを取り、信頼関係を築きましょう。
  • 「いつでも相談してね」という姿勢を示すことが大切です。
  • 子どもの話をよく聞き、共感し、アドバイスをするように心がけましょう。

4. トラブル発生時の対応

  • ネットいじめ、個人情報流出など、万が一トラブルに巻き込まれた場合は、冷静に対応し、証拠を保存しましょう。
  • スクリーンショットを撮る、URLを保存する、メールやメッセージを保存するなど、証拠を残す方法を子どもに教えましょう。
  • 学校や相談機関に相談することも有効です。
  • 警察に相談する必要がある場合は、ためらわずに連絡しましょう。

参考資料

  • 内閣府|インターネットトラブル事例集 ([無効な URL を削除しました])

まとめ|SNSと上手につき合い、豊かなデジタルライフを!

SNSは、使い方次第で子どもたちの可能性を広げるツールになります。

しかし、危険も潜んでいることを忘れずに、適切な指導とサポートを行うことが大切です。

この記事を参考に、お子様とSNSとの付き合い方について考えてみてくださいね。

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