読書感想文って何書けばいいの?
書かなきゃいけない文字数に、全然足りないよ!
感想なんてそんなにないのに、原稿用紙埋まらないよ!
というお子様の悲痛の叫びに、どうやって答えよう…なんて悩んでいませんか?
困っている子どもの為に、ゴーストライターをしようなんて、思ってませんか?
読書感想文は、ほんの少しのきっかけで原稿用紙数枚分なんて簡単に埋まります。
困り果てているお子様の背中を、少し押す事が出来たら…素敵なパパ!ママ!って思われちゃいますね!?
読書感想文の書き方|3つのステップで簡単に書ける!
読書感想文の書き方は、3つのステップで簡単に書けます。その3つとは
ステップ1. 本を読む
ステップ2. フレームワークを作る
ステップ3. 肉付けをする
この3ステップで、ばっちり盛り上がる感想文を書く事ができますよ!
読書感想文って、提出するだけでは終わりませんよね。だいたい、作文をみんなの前で読んだり、張り出されたりします。その時にも、このステップで書けば盛り上がる事間違いなし!では、この3つのステップを見ていきましょう!
ステップ1. 本を読む
これはもう、読むしかありません。せっかくなので、指定図書の中から興味のあるものを選びましょう。
避けたいのは、誰かに薦められた本は避けた方がいいでしょう。どうしても、面白くなくなった時に人に薦められたものだと、人のせいにして止まってしまいます。
どの様なきっかけでも、自分で選んだ本の方が最後まで読みやすくなります。
ステップ2. フレームワークを作る
子どもの感想文にフレームワークなんて大げさな!って思うかもしれません。が、フレームワークを作ると感想文を書きやすくなるんです!
もちろん、読みやすくなるのもそうですが、とにかく書きやすくなります。子ども達も書きやすいので、筆が進みます。
フレームワークは
①その本を読もうとしたきっかけは?
②本の概要・あらすじは?
③印象に残った章、項目、セリフ、内容などを1つ以上紹介!
④③は、なぜ印象に残ったの?
⑤この本を通して、どの様な学びを得たの?
⑥この本を、クラスのみんなにオススメしてみよう
こんな感じです。ほとんどの場合、この①から⑥で十分でしょう。
そして、このフレームワークは原稿用紙など本番の用紙ではなく、別のメモ帳に書き出しましょう。
書き出し方のコツは、箇条書きで書き出す事。例えば
①母が同じ本を小学生の時に読んで、感動したと言っていたから気になった
②小さな金魚が、仲間と一緒に大冒険をする話
③赤い金魚が「僕は一人じゃない!みんながいるから、頑張れるんだ!」と言う場面。
④一人で生きていけると思っていた小さな金魚が、様々な経験を通して一人では生きていけない、様々な協力をしてもらい生きている事を感じて、考え方が変わった瞬間のセリフだから。
⑤一人で出来る事に限界がある。それは自分も同じ事で、自分もみんながいるから学校で楽しく生活できている。
⑥この本を読んで、家族や友達、色々な人とのつながりと、みんなのおかげで毎日楽しく過ごせている。そんな素敵な気持ちに気付ける本だから、オススメしたい。
と、こんな感じで箇条書きでメモを作ります。
ここまで出来たら、後はフレームワークの箇条書きを文章にしていき、盛り上がる文章にするだけです!
ステップ3.肉付けをする
後は、①~⑥を肉付けして書いていきましょう。例えば①なら
① この本を読もうとしたきっかけは、家に偶然あったからです。母が私と同じ小学5年生だった頃に買った本で、大好きな本だからずっと大切にとっておいたそうです。小学5年生の母に会えるような気がして、なんだかとってもワクワクした気持ちが湧いてきたので、この本を読もう!と決めました。
こんな感じで、各項目を肉付けしていきます。
もう、全部の項目を肉付けしたら…指定原稿用紙枚数は軽く超えると思います。超えない場合は、肉付け出来る部分をしっかり肉付けして増やしましょう。
読書感想文の書き方|語尾を統一させて書こう!
作文を書くときに気を付けたいのは、語尾を統一させる事。
「~です。~ます。」と文章を書いているのに、途中で「~だ。」など語尾が統一されていないと不自然です。語尾は必ず、統一するようにしましょう。
また、句読点にも注目です。「、」が多すぎると読みにくくなります。一つの文章に「、」は多くて2つ程度がいいですね!
まとめ
読書感想文は、子ども達にとって最初は難しく悩んでしまうかもしれません。ただ、そこで親が代筆するのは今後の為になりません。この読書感想文が、成長していくにつれて文章を作成する為のベースになります。
きっかけを与える事は良い事だと思いますが、手厚すぎるフォローは時として子供の為になりません。
読書を楽しみ、そしてその感想を伝わりやすく感想文にできたら素敵ですよね!
是非、お子様と一緒にいつもとちょっと違った読書感想文、書いてみてください。
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