「周りの子も色々始めたみたいだし、うちも何か習い事させた方がいいのかな?」
「ピアノ?スイミング?それともやっぱり英語…?」
「たくさんありすぎて、何がこの子に合ってるのか分からない!」
幼稚園や小学校に入ると、俄然気になりだすのが「子どもの習い事」。
子どもの可能性を広げてあげたい!という親心と、費用や送迎、本人のやる気など、現実的な悩みの間で、頭を抱えているパパママ、多いのではないでしょうか?
こんにちは!ここ湘南でも、様々なキッズスクールの看板を目にします。3姉妹の母で現役看護師、「こそだて部」の皐月です。
何を隠そう、私も娘たちの習い事選びでは、それはもう散々悩みました!「この子にはこれが向いてるはず!」と親の期待で始めてみたものの、全然続かなかったり…逆に、何気なく体験させたものが、本人の才能を開花させるきっかけになったり(!?)。本当に、やってみないと分からないことだらけです。
でも、いくつかの「選び方の軸」と「情報」を持っておけば、後悔する可能性をぐっと減らし、親子で納得できる選択ができるはず!
この記事は、そんな習い事選びに悩むあなたへ贈る、
- そもそも、なぜ習い事?始める前に考えたい「目的」と「心構え」
- 後悔しない!習い事の「選び方」5つの黄金ルール
- 【種類別】人気習い事(スポーツ系・音楽系・学習系など)のメリット・デメリット・費用目安を徹底比較!
- 習い事を始めたら…親のサポートと注意点
- ママナース皐月のリアル体験談:三姉妹の習い事奮闘記
を網羅した【習い事選びの完全ガイド】です。
この記事を読めば、情報に振り回されず、お子さんとあなたの家庭に本当に合った習い事を見つけるための一歩を踏み出せるはずです!
なぜ習い事?始める前に考えたい「目的」と「心構え」
「みんながやってるから」「何となく良さそうだから」で始めてしまうと、親子共に負担になったり、長続きしなかったり…。まずは、なぜ習い事をさせたいのか、目的を明確にしましょう。
1. 習い事の一般的なメリット・デメリット
- メリット:
- 特定のスキルや知識が身につく
- 好きなこと・得意なことを見つけるきっかけになる
- 達成感や自信に繋がる
- 協調性や社会性が育まれる(グループレッスンの場合)
- 集中力や忍耐力がつく
- 学校や家庭以外の居場所ができる
- デメリット:
- 費用がかかる(月謝、教材費、発表会費など)
- 親の送迎やサポートの負担が大きい
- 子どもの自由な時間が減る
- スケジュールが過密になり、子どもが疲れてしまう可能性
- 必ずしも成果が出るとは限らない
2. 我が家の「目的」は何?
- 体力をつけてほしい? 運動神経を伸ばしたい?
- 集中力や思考力を養いたい?
- 表現力や感性を豊かにしたい?
- 好きなことを見つけて、人生を楽しんでほしい?
- お友達作りのきっかけに?
- 親自身が「やらせてみたかった」という気持ち?(それも立派な動機です!)
目的によって、選ぶべき習い事の種類や、かけるべき費用・時間の優先順位も変わってきます。まずは、「なぜ、この子に習い事をさせたい(させてあげたい)のか?」をご家庭で話し合ってみるのがおすすめです。
3. 親の心構え:「焦らない・比べない・期待しすぎない」
- 焦らない: 開始時期に「早ければ早いほど良い」ということはありません。その子の発達と興味に合わせて。
- 比べない: 「〇〇ちゃんはもうこんなことができるのに…」と、他の子と比べるのはNG!
- 期待しすぎない: 「プロにさせたい!」と親が肩に力を入れすぎると、子どもはプレッシャーを感じてしまいます。まずは「楽しむこと」を第一に。
- 「辞める」勇気も: 合わないと感じたら、無理に続けさせる必要はありません。辞めることも、大切な経験の一つです。
後悔しない!習い事の「選び方」5つの黄金ルール
では、具体的にどうやって選べばいいのでしょうか? 我が家でも重視した5つのポイントです。
- 【最重要】子どもの「好き!」「やってみたい!」を尊重する
- やはり、本人が興味を持てること、楽しいと感じられることが、長続きの最大の秘訣! 親の希望も大切ですが、まずは子どもの声に耳を傾けましょう。
- 体験レッスンには積極的に参加し、子どもの表情や反応をよく観察しましょう。
- 発達段階・年齢に合っているか
- 体力、集中力、理解力など、その子の発達段階に見合った内容かどうか。無理なく始められるものが良いですね。
- 例えば、指先の細かな動きが必要な楽器は、ある程度の年齢になってからの方がスムーズなことも。
- 家庭の生活スタイル・価値観と両立できるか
- 場所と時間: 送迎は可能か? 無理のない時間帯か?(特に下の子がいる場合など)
- 費用: 月謝だけでなく、教材費、発表会費、ユニフォーム代なども含めて、家計に無理がないか?
- 親の関与度: 宿題のサポート、練習への付き添い、イベントの手伝いなど、どの程度の親の関与が必要か確認を。
- 家庭の教育方針と、その習い事の理念が合っているかも大切。
- 先生や教室の”雰囲気”をしっかりチェック!
- 子どもと先生との相性は非常に重要! 子どもが安心して心を開ける、褒めて伸ばしてくれる先生か?
- 教室全体の雰囲気は明るく、子どもたちが楽しそうにしているか?
- 指導方針や、他の生徒さん・保護者の方の様子も、可能であれば確認しましょう。
- まずは「体験」から!そして「見極め期間」も大切に
- ほとんどの教室で体験レッスンが用意されています。いくつか体験して、子ども自身に選ばせるのも良い方法です。
- 入会後も、「最初の数ヶ月は様子見」くらいの気持ちで。すぐに結果を求めず、楽しめているか、無理なく続けられそうかを見極めましょう。
【種類別】人気習い事の特徴・費用・メリット・デメリット徹底比較!
ここでは、代表的な習い事を種類別に見ていきましょう。(費用はあくまで一般的な目安です)
1. スポーツ系(スイミング、体操、サッカー、ダンス、バレエ、武道など)
- メリット: 体力向上、運動能力の発達、協調性・社会性、礼儀作法(武道など)、目標達成の喜び。
- デメリット: ケガのリスク、費用(用具、ユニフォーム、遠征費など)、親の当番や手伝いが多い場合も。
- 費用目安: 週1回で月謝5,000円~15,000円程度。その他、初期費用や発表会費など。
- 皐月’s Point (Shonan Life): ここ湘南では、サーフィンやSUP(スタンドアップパドルボード)のキッズスクールも人気ですね!自然の中で体を動かすのは最高です。
2. 音楽系(ピアノ、バイオリン、エレクトーン、リトミック、ドラムなど)
- メリット: 音感・リズム感、表現力、集中力、脳の発達促進、継続による達成感。
- デメリット: 楽器購入費が高い場合がある、家庭での練習が必要(親子共に根気!)、発表会などの費用。
- 費用目安: 週1回で月謝6,000円~20,000円程度。楽器代は別途。
3. 学習系(英語・英会話、幼児教室、そろばん、書道、プログラミングなど)
- メリット: 思考力・集中力、基礎学力向上、知的好奇心を満たす、将来役立つスキル習得。
- デメリット: 宿題が多い場合がある、成果が見えにくい場合がある、子どもが「勉強」と捉えて嫌がる可能性も。
- 費用目安: 週1回で月謝5,000円~20,000円程度。教材費が別途かかることが多い。
4. 芸術・創作系(絵画教室、工作教室、演劇など)
- メリット: 創造力・表現力、感性、集中力、自己肯定感(作品完成による達成感)。
- デメリット: 材料費がかかる場合がある、成果が評価されにくいと感じることも。
- 費用目安: 月2~4回で月謝4,000円~10,000円程度。
皐月’s Point: 「人気ランキング」はあくまで参考程度に! 大切なのは、我が子と我が家の「軸」です。ランキング上位だからといって、必ずしも合うとは限りません。
習い事を始めたら…親のサポートと注意点
習い事を始めた後も、親のサポートは大切です。
- 練習や宿題への声かけ: 「やりなさい!」ではなく、「一緒に見てみようか?」「今日はどこまで進んだの?」と寄り添う姿勢で。(→ #ワンポイント育児「一緒にやってみようか?」も参考に)
- 「頑張り」を具体的に認める: 結果だけでなく、努力の過程や小さな進歩を見つけて褒めてあげましょう。(→ #ワンポイント育児「プロセス褒め」 参照)
- 先生とのコミュニケーション: 定期的に先生と情報交換し、家庭での様子や気になることを伝える。
- 「辞めたい」と言い出したら…: まずは理由をじっくり聞きましょう。一時的なスランプか、本当に合わないのか。先生にも相談し、親子でよく話し合って決めることが大切です。無理強いは禁物。
皐月のリアル体験談:三姉妹の習い事、成功と失敗と…学び
我が家の三姉妹も、本当に色々な習い事に挑戦しました!
長女はピアノに夢中になり、今でも続けています。でも、途中で何度も「辞めたい」スランプがありました。そのたびに先生に相談し、本人の気持ちを聞き、目標を再設定して…親子で乗り越えてきました。
次女は、私が「運動神経良さそうだから!」と期待して体操教室に入れましたが、本人はあまり楽しめず…結局、数ヶ月で辞めてしまいました。でも、その後自分で「これがやりたい!」と言ってきたダンスには、今も夢中です。
三女は…まだ模索中(笑)。色々な体験レッスンに行っては、「これじゃない」と言っていますが、その「自分で選ぶ」プロセスも大切かな、と思っています。
本当に、「やってみないと分からない」「その子次第」というのが、習い事選びの真実かもしれません。親の役目は、可能性の種をまき、芽が出るのを見守り、時には水をやり、そして、どんな花が咲いても(あるいは咲かなくても)、その子の存在そのものを肯定してあげることなのかな、と感じています。
まとめ:習い事は”子どもの可能性”を広げる素敵な体験!焦らず、親子で楽しもう
子どもの習い事選びは、悩ましいけれど、子どもの新しい一面を発見したり、成長を間近で感じられたりする、とてもエキサイティングなプロセスでもあります。
大切なのは、
- 子どもの「好き!」という気持ちを尊重すること。
- 家庭の状況と無理なく両立できること。
- 結果だけでなく、挑戦する過程を楽しむこと。
- そして、親子で「やってよかったね!」と笑顔になれること。
情報に振り回されず、焦らず、比べず、お子さんとじっくり向き合って、その子に合った「楽しい!」を見つけてあげてくださいね。
その経験が、お子さんの未来を豊かにする、かけがえのない財産になるはずです。
あなたのお子さんは、どんな習い事をしていますか? 選んだ理由や、続けて良かったこと、逆に「これは失敗だった…」というエピソードなど、ぜひコメントで教えてください!
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次回の記事もお楽しみに!
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