ゴールデンウィークも後半戦!
「せっかくの連休だから、あれもこれも楽しまなきゃ!」
「子どもたちのために、最高の思い出を作ってあげなきゃ!」
そんな風に意気込んで、旅行に、イベントに、帰省にと、フル回転で頑張ってきたパパママ。素晴らしいです! でも…正直、ちょっとお疲れではありませんか?
気づけば、親はヘトヘト、子どもは刺激疲れでグズグズ…。
「楽しいはずのGWなのに、なんでこんなに疲れてるんだろう…」
そんな風に感じているのは、あなただけではないはずですよ。
こんにちは!ここ湘南の風も、なんだか連休後半のゆったりムードを感じます。3姉妹の母で現役看護師、「こそだて部」の皐月です。
私も、昔は「せっかくの休みなんだから!」と予定を詰め込みすぎて、連休明けには親子で燃え尽き…なんて失敗を繰り返していました(苦笑)。
今回の記事は、そんな「頑張りすぎGW」にちょっぴりお疲れ気味のあなたへ贈る、
- なぜ「頑張りすぎGW」は、親子を疲れさせてしまうのか?
- 親子でハッピー!「頑張らない休日」を楽しむ【5つの秘訣】
- 「でも、子どもが退屈しちゃうんじゃ…?」という心配へのヒント
について、看護師として感じる休息の大切さや、我が家の「ゆるっとGW」の過ごし方も交えながら、具体的にお伝えします。
この記事を読んで、「なーんだ、もっと肩の力抜いていいんだ!」と、心が軽くなるきっかけになれば嬉しいです。
なぜ「頑張りすぎGW」は親子を疲れさせるのか?
良かれと思って立てた計画が、なぜか疲労感につながってしまう…。それには、こんな理由があります。
- 肉体的な疲労蓄積: 慣れない長距離移動、人混みでの気疲れ、いつもと違う寝具での浅い眠り、外食続き…これらが積み重なり、純粋に体が疲弊します。
- 精神的なプレッシャー: 「子どもを喜ばせなきゃ」「充実した休みにしなきゃ」「SNS映えする写真を撮らなきゃ(笑)」…そんな無意識のプレッシャーが、親の心をすり減らします。
- 子どものキャパオーバー: 大人が思う以上に、子どもは環境の変化や刺激に敏感です。楽しいことであっても、予定が詰まりすぎると、処理能力を超えてしまい、グズりや癇癪(かんしゃく)という形で現れます。(→GW中の「癇癪対策」記事も参考に!)
- ”特別なこと”への期待値のインフレ: 常に「特別な体験」を求め続けると、日常のささやかな喜びを感じにくくなってしまうかも…?
- 親自身の”休息”不足: GWは、親にとっては「サービス業」状態になることも…! 子どものため、家族のため、と動き回って、自分の休息が後回しになっていませんか?
皐月’s Point: 看護師として痛感しますが、休息は、心と体の健康を維持・回復するための、何より大切な「お薬」です。特に、普段頑張っているワーママ・ワーパパにとっては、連休こそが貴重な休息期間のはず。疲労やストレスが蓄積すると、免疫力が低下して体調を崩しやすくなったり(連休明けに風邪ひきませんか?)、イライラしやすくなって親子関係に影響が出たりすることも。自分を大切にすることも、立派な「家族のため」なんですよ。
親子でハッピー!「頑張らない休日」を楽しむ【5つの秘訣】
では、どうすれば肩の力を抜いて、親子で心地よい休日を過ごせるのでしょうか? 頑張らないための秘訣を5つご紹介します!
秘訣1:”何もしない時間”を、あえて予定に入れる!【余白の贅沢】
- 具体的なアクション:
- スケジュール帳やカレンダーに「おうちでゴロゴロ」「パジャマデー」「予定なし」と書き込んでしまう!
- そして、その時間は本当に何もしない!(笑) DVDを見る、本を読む、ただボーっとする…罪悪感は一切不要です!
- ポイント: 「何もしない」ことをポジティブに計画することで、「何か有意義なことをしなきゃ」という焦りから解放されます。
秘訣2:”おうち時間”を、とことん満喫する【おうち最高化計画】
遠くへ行かなくても、家の中には楽しいことがたくさんあります!
- アイデア例:
- 映画館ごっこ: カーテンを閉めて、ポップコーンを用意して、家族で映画鑑賞。
- おうちキャンプ: リビングにテントを張ったり、寝袋で寝てみたり?
- 手間のかかる料理やお菓子作り: 時間がある時だからこそ、親子でピザ作り、クッキーの型抜き、餃子包みなどを楽しむ。
- 大掃除&模様替え: 意外と子どもも楽しんでくれることも。「自分の部屋」がある子は、一緒にレイアウトを考えるのも◎。
- 眠っていたボードゲームやカードゲームを引っ張り出してきて、とことん遊ぶ。
- ポイント: 普段できない「家での特別なこと」を見つけると、充実感がアップします。
秘訣3:”期待値”を下げて、”満足度”を上げる【完璧主義を手放す】
「完璧なGW」なんて、幻想かもしれません(笑)。ハードルを下げてみましょう。
- 心がけ:
- 「全部できなくてもOK」「計画通りにいかなくてもOK」と、自分に言い聞かせる。
- 大きな目標より、「今日、親子で一回大笑いできたら100点!」くらいの小さな目標設定に。
- 子どもの機嫌が悪かったり、疲れていそうだったら、予定を潔く変更・中止する勇気を持つ。
- 「まあ、いっか!」を口癖にする。
- ポイント: 期待値を下げることで、小さな出来事にも「楽しかったね」「良かったね」と、満足感や感謝の気持ちを持ちやすくなります。
秘訣4:子どもに”退屈”する時間も与える【創造性の余地】
常に親が「何か」を与えなくても、子どもは自分で楽しみを見つけ出す天才です!
- 関わり方:
- 「つまんなーい!」と言われても、すぐに遊びを提案したり、スマホを渡したりせず、「そっかー、何か面白いことないかなー?」と、一緒に考える姿勢を見せる。(解決はしない!)
- 段ボール、空き箱、折り紙、ペンなど、自由な発想で遊べる「素材」だけ、そっと置いておく。
- 親は自分の時間を過ごしつつ、子どもの自由な時間(ボーっとする時間も含めて)を尊重する。
- ポイント: 退屈な時間こそ、子どもの想像力や創造力が刺激される貴重な時間です。(→「つまんない!」の記事も参考に!)
秘訣5:親自身の”休息”を最優先!【自分を労わる】
親が元気で笑顔でいることが、家族全体のハッピーに繋がります!
- 具体的なアクション:
- パートナーと協力して、一人になれる時間、好きなことができる時間を意識的に作る。(交代で子どもの面倒を見るなど)
- 昼寝をする!(子どもと一緒に寝落ちも最高!)
- 食事の準備は、テイクアウトやお惣菜もOK!と割り切る。「手作りしなきゃ」の呪縛から解放されましょう。
- 「NO」と言う勇気: 気乗りしないお誘いや、負担に感じる頼まれごとは、断っても大丈夫!
- ポイント: 自分の心と体の声に耳を傾け、無理をしないこと。セルフケアは、家族のためでもあるんです。(→「親の心の持ち方」の記事も参考に!)
「でも、子どもが退屈しちゃうんじゃ…?」という心配へ
「何もしない時間」を推奨すると、必ずこの心配が出てきますよね。
もちろん、一日中テレビやゲームに頼りっぱなし、というのは考えものですが、子どもにとって「自分で考えて、工夫して、時間を過ごす」という経験は、非常に重要です。
最初は「つまんない!」と文句を言うかもしれません。でも、そこで親がすぐに何かを与えずに見守っていると、子どもは自分で遊びを創り出したり、意外なことに興味を持ち始めたりするものです。その「自分で楽しみを見つける力」を信じてあげることも大切です。
我が家のGW:「何もしない」宣言と、予想外の収穫
数年前のGW、仕事も忙しく、私自身がヘトヘトだったことがありました。例年なら「せっかくだからどこかへ…」と無理していたかもしれませんが、その年は思い切って「今年のGWは、家でのんびり過ごす!」と家族に宣言!
特別な計画は立てず、午前中は近所の(湘南の)海辺を散歩したり、午後は家でそれぞれ好きなことをしたり、夜はみんなでボードゲームをしたり…。
最初は「えー、どこも行かないのー?」と言っていた娘たちも、次第に家の中で自分たちなりの遊びを見つけ出し、最終日には「なんか、こういうお休みもいいね!」と言ってくれたんです。
私も、時間に追われず、心に余裕を持って過ごせたことで、娘たちの話にゆっくり耳を傾けられたり、一緒にくだらないことで笑い合えたり…。予定を詰め込んでいた時よりも、ずっと心が満たされた、”濃密な”時間を過ごせた気がしました。
まとめ:GW後半戦、「頑張らない」勇気を持とう!
ゴールデンウィークも、もう後半戦ですね。
もし、あなたが「なんだか疲れたな…」と感じているなら、それは「もっと頑張らなきゃ!」のサインではなく、「ちょっと肩の力を抜こうよ」のサインかもしれません。
完璧な休日を目指さなくていい。
特別な思い出を作らなきゃ、と焦らなくていい。
「何もしない」贅沢を味わい、
「ありふれた日常」の宝物を見つけ、
親子で心からリラックスする。
そんな「頑張らない」勇気を持つことが、もしかしたら最高のGWの思い出になるかもしれませんよ。
残りの休日が、あなたと、そしてお子さんにとって、心穏やかで、笑顔あふれる時間となりますように。
あなたの「頑張らないGW」の過ごし方、おすすめの”ゆるっと”した楽しみ方があれば、ぜひコメントで教えてください!
こそだて部 で肩の力抜いていきましょう!この記事が参考になったら、いいね!やシェアをお願いします♪
次回の記事もお楽しみに!
コメント