イヤイヤ期、徹底解剖!~あるある100選から見えた、子どもの心と成長のヒミツ~

two toddlers sitting on grass field こそだて部
Photo by Pixabay on Pexels.com
スポンサーリンク

「また始まった…」「どうして、うちの子だけ…?」

毎日、子どもの「イヤ!」に振り回されて、ヘトヘト…。出口の見えないトンネルの中にいるような気持ちになりますよね。

でも、ちょっと待って!その「イヤ!」、実は、お子さんの脳が急成長しているサインなんです!

この記事では、最新の研究に基づき、イヤイヤ期の「なぜ?」を徹底解説。
イヤイヤ期によくある行動、通称「あるある」を100個集めて、その裏にある子どもの気持ち、そして成長のヒミツを解き明かします。

理由がわかれば、気持ちが楽になる。そして、子どもの「イヤ!」との向き合い方が、きっと変わります。

さあ、一緒に、イヤイヤ期の謎を解き明かし、子育てをもっと楽しみましょう!

スポンサーリンク

1. イヤイヤ期「あるある」100選!~あなたは何個当てはまる?~

まずは、イヤイヤ期によくある行動、「あるある」を100個集めてみました!
あなたのお子さんに当てはまるものは、いくつありますか?
チェックしながら読んでみてくださいね!(共感のコメント付き!)

食事編

  1. [ ] ご飯を全然食べない。(「一口だけでも…」が、永遠に続く…)
  2. [ ] 食べ物を投げる、ぐちゃぐちゃにする。(「やめてー!」と叫びたくなる…)
  3. [ ] 遊び食べがひどい。(食事の時間が、苦行…)
  4. [ ] 好きなものしか食べない(偏食)。(栄養バランスが心配…)
  5. [ ] 昨日まで食べていたものを、急に食べなくなる。(え、昨日まであんなに好きだったのに…?!)
  6. [ ] スプーンやフォークを使いたがらない。(手づかみ食べ、いつまで続くの…?)
  7. [ ] 自分で食べたがるけど、こぼしまくる。(片付けが大変…!)
  8. [ ] 食事中に立ち歩く。(お願いだから、座って食べて…)
  9. [ ] お菓子ばかり欲しがる。(ご飯より、お菓子が好き…)
  10. [ ] 食事の時間が不規則。(生活リズムが…)

着替え編

  1. [ ] 服を着るのを嫌がる。(裸族、現る…!)
  2. [ ] 靴下を履くのを嫌がる。(冬でも裸足…!)
  3. [ ] パジャマから着替えない。(一日中パジャマ…)
  4. [ ] 同じ服ばかり着たがる。(洗濯させて…!)
  5. [ ] ボタンやファスナーを自分でやりたがるけど、できない。(そして、怒る…)
  6. [ ] 帽子やマフラーを嫌がる。(風邪ひかないか心配…)
  7. [ ] 服のタグを嫌がる。(チクチクするのかな?)
  8. [ ] 季節外れの服を着たがる。(真夏に長袖、真冬に半袖…)
  9. [ ] 着替えるのに、ものすごく時間がかかる。(早く出かけたいのに…!)
  10. [ ] 気に入らない服だと、大泣きする。(何が気に入らないの…?)

外出編

  1. [ ] 出かけるのを嫌がる。(「おうちがいい!」)
  2. [ ] ベビーカーや抱っこ紐を嫌がる。(歩きたい!…でも、すぐ疲れる…)
  3. [ ] 手を繋ぐのを嫌がる。(危ないよ…!)
  4. [ ] 道端で寝転がる、座り込む。(どうしたらいいの…?)
  5. [ ] スーパーで、お菓子売り場から離れない。(買ってー!攻撃…)
  6. [ ] 公園から帰りたがらない。(「まだ遊ぶ!」)
  7. [ ] 他の子のおもちゃを取り上げる。(ごめんなさい…!)
  8. [ ] 砂場や水たまりで、服をドロドロにする。(洗濯が…!)
  9. [ ] 急に走り出す。(どこ行くのー?!)
  10. [ ] 抱っこをせがむ。(重いよ…!)

睡眠編

  1. [ ] 寝かしつけに時間がかかる。(いつになったら寝るの…?)
  2. [ ] 夜中に何度も起きる。(寝不足…)
  3. [ ] 朝、なかなか起きない。(保育園、幼稚園に遅刻しちゃう…!)
  4. [ ] 寝る前に、必ず何かを要求する。(「お水」「絵本」「トイレ」…エンドレス)
  5. [ ] 添い寝じゃないと寝ない。(ママ・パパは、身動き取れない…)
  6. [ ] 寝言が多い。(何を言ってるの…?)
  7. [ ] 寝相が悪い。(布団から落ちる…!)
  8. [ ] 寝る時間になっても、遊びたがる。(体力、無限大…)
  9. [ ] 昼寝をしない。(夜、早く寝て…!)
  10. [ ] 寝る場所が変わると、寝られない。(旅行先で困る…)

コミュニケーション編

  1. [ ] 何を聞いても「イヤ!」しか言わない。(会話にならない…)
  2. [ ] 反対のことばかり言う。(「右」「左!」)
  3. [ ] 無視する。(聞こえてないのかな?)
  4. [ ] 叩く、噛みつく、蹴る。(痛いよ…!)
  5. [ ] 大声で叫ぶ。(近所迷惑…?)
  6. [ ] わざと困らせるようなことをする。(なぜ…?)
  7. [ ] 言葉が遅い。(心配…)
  8. [ ] 自分の気持ちをうまく伝えられない。(もどかしい…)
  9. [ ] 人見知りが激しい。(ママ・パパの後ろに隠れる…)
  10. [ ] 特定の人にだけ、イヤイヤする。(パパだけ、ママだけ、など)

その他

  1. [ ] 同じことを何度も繰り返す。(エンドレスリピート…)
  2. [ ] 特定のものにこだわる。(お気に入りのタオル、ぬいぐるみなど)
  3. [ ] 自分でやりたがるけど、手伝うと怒る。(どうすればいいの…?)
  4. [ ] できないと、すぐに癇癪を起こす。(落ち着いて…!)
  5. [ ] 順番を待てない。(今すぐ!)
  6. [ ] 危ないことをしたがる。(目が離せない…!)
  7. [ ] 散らかし放題。(片付けても、キリがない…)
  8. [ ] お風呂に入るのを嫌がる。(なんで…?)
  9. [ ] 歯磨きを嫌がる。(虫歯になるよ…!)
  10. [ ] トイレに行くのを嫌がる。(おもらししちゃう…!)
  11. [ ] テレビやYouTubeばかり見たがる。(時間制限、守れない…)
  12. [ ] 抱っこから降ろすと泣く
  13. [ ] ママ、パパが離れると泣く
  14. [ ] 何をするにも時間がかかる
  15. [ ] やってほしいことと、やっていることが違うと怒る
  16. [ ] 自分で決めたがる
  17. [ ] 褒めても喜ばない、または、もっと褒めてと要求する
  18. [ ] 突然笑い出す
  19. [ ] 突然泣き出す
  20. [ ] 同じ質問を繰り返す
  21. [ ] 大人の真似をしたがる
  22. [ ] ごっこ遊びに誘ってくるが、すぐに飽きる
  23. [ ] 友達と遊べない
  24. [ ] 友達のおもちゃを欲しがる
  25. [ ] 友達を叩いたり押したりする
  26. [ ] 集団行動が苦手
  27. [ ] 場所見知りが激しい
  28. [ ] 初めての場所を怖がる
  29. [ ] 特定の音を怖がる
  30. [ ] 特定の物を怖がる
  31. [ ] 想像力が豊かすぎて、怖い話を怖がる
  32. [ ] 独り言が多い
  33. [ ] 爪を噛む
  34. [ ] 指しゃぶりをする
  35. [ ] 頭をぶつける
  36. [ ] 体を揺らす
  37. [ ] 同じ動きを繰り返す
  38. [ ] チックのような症状がでる
  39. [ ] どもることがある
  40. [ ] 落ち着きがない
  41. [ ] 集中力がない
  42. [ ] 飽きっぽい
  43. [ ] 忘れっぽい
  44. [ ] 片付けができない
  45. [ ] 約束を守れない
  46. [ ] ウソをつく
  47. [ ] わがままを言う
  48. [ ] 反抗的な態度をとる
  49. [ ] 気分がコロコロ変わる
  50. [ ] 一人で遊べない

(ふぅ〜!100個、書き出すの大変でした…!でも、まだまだありそう…!)


2. 「あるある」の裏側を徹底解説!~なぜ、その行動をするの?~

さて、たくさんの「あるある」を見てきましたが、一体なぜ、子どもたちはこのような行動をするのでしょうか?
ここでは、「あるある」の裏側にある、子どもの心と脳の発達について、詳しく解説していきます。

2-1. 前頭前野の発達と「イヤイヤ」の関係

イヤイヤ期の行動の多くは、脳の「前頭前野」の発達と深く関係しています。
前頭前野は、思考、計画、判断、感情のコントロールなどを司る、人間らしさを支える重要な部分。
しかし、イヤイヤ期(1歳半~3歳頃)は、この前頭前野がまだ発達途上にあります。

そのため、

  • 感情の抑制が難しい: 嬉しい、楽しいという感情だけでなく、嫌だ、悲しい、怒りといった感情も、ストレートに表現してしまう。
  • 衝動性の制御が難しい: 「やりたい!」と思ったら、周りの状況や危険性を考えずに行動してしまう。
  • 我慢が難しい: 欲求をすぐに満たしたいという気持ちが強く、待つことが苦手。

といった特徴が見られます。

2-2. 「自分でやりたい!」は、自立心の芽生え

「自分で!」と、何でも自分でやりたがるのも、イヤイヤ期の特徴です。
これは、子どもの中に「自分」という意識が芽生え、自立心が育っている証拠。
「自分でできる!」という自信(自己効力感)を育むために、とても大切な過程です。

しかし、まだ体の発達が追いついていなかったり、経験が不足していたりするため、うまくできないこともたくさんあります。
その結果、「イヤ!」となってしまうのです。

2-3. 言葉の「もどかしさ」が、「イヤ!」を加速させる

イヤイヤ期の子どもは、言葉を理解する力はどんどん発達していますが、自分の気持ちを言葉で表現する力は、まだ追いついていません。

「〇〇がしたいのに、できない!」
「〇〇が嫌なのに、うまく言えない!」

この「もどかしさ」が、「イヤ!」という言葉や、かんしゃくにつながることがあります。

2-4. 具体的な「あるある」を、科学的に解説!

ここでは、「あるある」100選の中から、特に代表的なものをピックアップし、その理由を詳しく解説します。

  • 食事編:「ご飯を全然食べない」
    • 理由: 味覚の発達、自己主張の始まり、満腹中枢の未熟さなどが考えられます。
    • 子どもの気持ち: 「この味、好きじゃない!」「自分で食べたいのに、うまくできない!」
    • 解説: 子どもは、大人よりも味覚が敏感です。また、「自分で食べる」という行為は、自立心を育む上でとても重要です。無理強いせず、子どものペースに合わせて、色々な食材や調理法を試してみましょう。
  • 着替え編:「服を着るのを嫌がる」
    • 理由: 触覚過敏、自己主張、着替えの動作が難しい、などが考えられます。
    • 子どもの気持ち: 「この服、チクチクして嫌だ!」「自分で選びたい!」
    • 解説: 子どもによっては、服の素材やタグが気になることがあります。また、着替えの動作は、子どもにとって意外と難しいものです。無理強いせず、「どっちの服がいい?」と選ばせたり、「一緒に着ようか」と誘ったりしてみましょう。
  • 外出編:「道端で寝転がる、座り込む」
    • 理由: 疲労、不満、自己主張、などが考えられます。
    • 子どもの気持ち: 「疲れた!」「もう歩きたくない!」「〇〇が欲しい!」
    • 解説: 子どもは、大人よりも体力がありません。また、自分の気持ちをうまく伝えられないため、行動で示すことがあります。無理に引っ張ったりせず、「疲れたんだね」「〇〇したかったんだね」と、気持ちを受け止めてあげましょう。
  • コミュニケーション編:「何を聞いても『イヤ!』しか言わない」
    • 理由: 自己主張、言葉の発達の過程、などが考えられます。
    • 子どもの気持ち: 「自分で決めたい!」「今は、そういう気分じゃない!」
    • 解説: 「イヤ!」は、子どもなりの自己主張です。また、言葉の発達の過程で、「イヤ!」という言葉を覚えたてで、使いたがることがあります。頭ごなしに否定せず、「〇〇したくないんだね」と、気持ちを代弁してあげましょう。

3. タイプ別「あるある」攻略法!~うちの子に合った対処法を見つけよう~

イヤイヤ期の行動は、子どもの性格や気質によっても異なります。
ここでは、子どものタイプ別に、効果的な対処法を提案します。

3-1. タイプ診断テスト

まずは、お子さんがどのタイプに近いか、簡単なテストでチェックしてみましょう!

質問:

  1. 初めての場所や人に、すぐになじめる?
    • A: はい
    • B: いいえ
  2. 一人で遊ぶのが好き?
    • A: はい
    • B: いいえ
  3. 新しいことに挑戦するのが好き?
    • A: はい
    • B: いいえ
  4. こだわりが強い方?
    • A: いいえ
    • B: はい
  5. 感情表現が豊か?
    • A: はい
    • B: いいえ

結果:

  • Aが多い: 外向的、活動的なタイプ
  • Bが多い: 内向的、慎重派なタイプ

3-2. タイプ別対処法

  • 外向的、活動的なタイプ:
    • 特徴: 好奇心旺盛で、新しいことや刺激的なことが大好き。しかし、飽きっぽく、集中力が続かないことも。
    • 対処法:
      • 選択肢を与える: 「どっちがいい?」と選ばせることで、自己決定感を満たす。
      • 遊びの要素を取り入れる: ゲーム感覚で、楽しく取り組めるように工夫する。
      • 体を動かす機会を増やす: エネルギーを発散させることで、気持ちを落ち着かせる。
  • 内向的、慎重派なタイプ:
    • 特徴: じっくり観察してから行動するタイプ。新しいことや変化に、不安を感じやすい。
    • 対処法:
      • 安心できる環境を作る: 慣れている場所、人、物を用意する。
      • 事前に説明する: これから何をするのか、何が起こるのかを、事前に伝えておく。
      • 無理強いしない: 子どものペースに合わせて、ゆっくりと進める。

4. 「あるある」を乗り越えるためのヒント集~ママ・パパの心と体を守る!~

イヤイヤ期は、親にとっても試練の時。
ここでは、イヤイヤ期を乗り越えるためのヒントをまとめました。

4-1. 親の心構え

  • 完璧を求めない: 家事も育児も、完璧にこなそうとしないこと。「今日は、まあいっか」と、少し肩の力を抜きましょう。
  • 自分を責めない: 「自分の育て方が悪いのかも…」と自分を責めないでください。イヤイヤ期は、子どもの成長過程であり、親のせいではありません。
  • 成長を信じる: 「今は大変だけど、必ず成長する」と信じて、子どものペースを見守りましょう。

4-2. ストレス解消法

  • 自分の時間を作る: 短時間でも、自分の好きなこと(読書、音楽鑑賞、カフェで過ごすなど)をする時間を作りましょう。
  • 誰かに話を聞いてもらう: パートナー、家族、友人、地域の育児相談窓口など、頼れる人に話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になります。
  • 体を動かす: 軽い運動やストレッチは、ストレス解消に効果的です。
  • 休息を取る: 睡眠不足は、イライラの原因になります。できるだけ、睡眠時間を確保しましょう。

4-3. パートナーとの協力体制

  • 役割分担: 家事や育児の役割分担を明確にし、協力して取り組みましょう。
  • 情報共有: 子どもの様子や、イヤイヤ期の対処法などを共有し、認識を合わせましょう。
  • 感謝の気持ちを伝える: 「ありがとう」「助かるよ」など、感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。

4-4. 先輩ママ・パパからの応援メッセージ

「イヤイヤ期、本当に大変ですよね。でも、大丈夫!必ず終わります!
私も、毎日泣きたくなるほど大変でしたが、今となっては、笑い話です。
子どもの成長は、あっという間。
今しかない、この時期を、大切に過ごしてくださいね。」

5. おわりに~イヤイヤ期は、親子の絆を深めるチャンス!~

イヤイヤ期は、親も子も、成長できるチャンスです。
子どもの「イヤ!」に振り回されるだけでなく、その裏にある理由を理解し、寄り添うことで、親子の絆は、より一層深まります。

大変な時こそ、深呼吸。
そして、「これも成長!」と、笑顔で乗り越えていきましょう!

【応援メッセージ】

イヤイヤ期、本当にお疲れ様です!
でも、あなたは一人じゃありません。
この記事が、少しでもあなたの心の支えになれば嬉しいです。

もし、誰かに話を聞いてほしい…と思ったら、いつでもコメント欄に書き込んでくださいね。
みんなで、一緒に、この時期を乗り越えましょう!


コメント

タイトルとURLをコピーしました