【効果テキメン!】子どもの「あとでやる!」にイライラしない!自律を促す声かけ術|ママナースが解説

boy in pink crew neck top with paints on his hands and face こそだて部
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「宿題やったの?」「…あとでやる!」
「お片付けしてね」「…あとでやる!」

はぁ~、またか…。
この「あとでやる!」攻撃、本当に毎日毎日、親の忍耐力が試されますよね(涙)

ママ、パパ、本当にお疲れ様です!
3姉妹の母で現役看護師、「こそだて部」の皐月です。

我が家の娘たちも、小さい頃から「あとでやる~」の常習犯。特に長女が小学生になった頃には、そのレパートリーも増えまして…。下の子たちの「あとでね~(聞こえないフリ)」も健在です(笑)。つい「今やりなさーい!」って、声を荒らげたくなる気持ち、痛いほど分かります。

でも、ちょっと待ってください!
子どもの「あとでやる!」は、単なるサボりや反抗だけじゃないことが多いんです。そこには、子どもなりの理由や、発達段階ならではの特性が隠れていることも。

今日は、現役看護師としての知識と、3姉妹育児のリアルな経験に基づいた、

  • なぜ子どもは「あとでやる!」と言うのか?(意外な理由)
  • ついやりがちだけど、実は逆効果なNG対応
  • 子どもの「今やろう!」を引き出し、自律性も育む【魔法の声かけ&工夫5選】

について、詳しくお伝えします。
この記事を読めば、「あとでやる!」へのイライラが減り、子どもの責任感や時間管理能力を育むヒントが見つかるはずです!

「あとでやる」の正体は? 子どもなりの理由【ママナース視点】

頭ごなしに「言い訳しないで!」と叱る前に、少しだけ子どもの気持ちや状況を想像してみませんか?「あとでやる」の裏には、こんな理由が隠れているかもしれません。

  • 理由1:時間の感覚がまだ未熟
    特に幼児期の子どもにとって、「あとで」は「今すぐじゃない」くらいの意味しかないことも。「5分後」「30分後」といった時間の長さや感覚を掴むのは、大人でも難しいですよね。発達心理学的に見ても、時間感覚は経験と共に徐々に育っていくものなんです。
  • 理由2:やることが大きすぎる・面倒くさい
    「部屋を片付けて」と言われても、どこから手をつけていいか分からず、途方に暮れてしまう…大人でもありますよね。子どもにとっては尚更。「宿題」という言葉だけで、量の多さや難しさに圧倒されて、やる気が削がれてしまうことも。
  • 理由3:「自分で決めたい」気持ちの表れ
    前回の「イヤ!」の記事でも触れましたが、子どもは「自分でコントロールしたい」という欲求を持っています。「〇〇しなさい」と一方的に指示されると、内容に関わらず反発したくなる…これも「あとでやる」の一因かもしれません。
  • 理由4:今やっていることに夢中!
    遊びやテレビなど、楽しいことに集中している時に、「〇〇して」と言われても、すぐに切り替えられないのは自然なこと。単純に「今は中断したくない」という気持ちの表れです。
  • 理由5:疲れや体調不良
    これは看護師視点でも要注意。眠い、お腹が空いた、なんとなく体調が優れない…そんな時は、大人だってやる気が出ませんよね。

もちろん、単純に面倒くさがっているだけの時もありますが(笑)、まずはこんな背景があるかも?と考えてみるだけで、親の対応も変わってくると思いませんか?

逆効果かも? 「あとでやる!」へのNG対応

良かれと思ってやっていることが、実は子どものやる気を削いだり、先延ばし癖を助長してしまっている可能性も…。私も散々やってしまったNG対応です。

  • ひたすら「早くやりなさい!」と繰り返す( nagging ): 子どもは聞き流すスキルを身につけ、親は疲弊するだけ…。
  • 脅しや罰でやらせようとする: 「やらないならおやつ抜き!」などは、一時的な効果はあっても、自発的なやる気は育ちません。恐怖心からやるだけです。
  • 結局、親がやってしまう: 「もう!時間ないからママがやる!」これは、子どもに「待っていれば誰かがやってくれる」と学習させてしまいます。
  • 他の子と比較する: 「〇〇ちゃんはもう終わってるのに…」は、子どもの自尊心を傷つけ、やる気を奪います。
  • 嫌味や皮肉を言う: 「どうせまたやらないんでしょ?」といった言葉は、信頼関係を壊すだけです。

これらの対応は、根本的な解決にならないばかりか、親子関係を悪化させる原因にもなりかねません。

「今やろう!」を引き出す!魔法の声かけ&工夫【5選】

では、どうすればいいのでしょうか? 我が家でも効果があった、子どものタイプや状況に合わせた声かけや工夫を5つご紹介します!

1. 「あとで」を「いつ?」に具体化する【時間の見える化】

  • 声かけ例:
    • 「あとでって、いつにする? 時計の長い針が6になったら始めるのはどう?」
    • 「わかった。じゃあ、このテレビ番組が終わったら必ずお片付けね。指切り!」
    • 「夕ご飯の前に宿題を終わらせたいから、あと10分遊んだら始めようか?」
  • 工夫:
    • キッチンタイマーやイラストを使って、残り時間や約束の時間を「見える化」する。(視覚的な情報は子どもにも分かりやすい!)
    • 短期的な約束にする。(「今週中に」より「今日の夕飯前までに」)

漠然とした「あとで」を、具体的な期限やタイミングに落とし込むことで、子どもは見通しを持ちやすくなり、行動に移しやすくなります。

2. やることを「小さく分けて」「見える化」する【ハードルを下げる】

  • 声かけ例:
    • 「お片付け、全部一気は大変だよね。まずはおもちゃ箱にぬいぐるみを入れることからやってみない?」
    • 「宿題、算数のプリント1枚だけ、まずやってみようか!」
  • 工夫:
    • やることリストを一緒に作る。(達成感を味わえる!)
    • 最初のステップを具体的に示してあげる。

大きな課題も、小さなステップに分解すれば、「これならできそう!」と思えるもの。スモールステップで達成感を積み重ねるのがポイントです。

3. 「どっちにする?」でやる気スイッチON!【自己決定を促す】

  • 声かけ例:
    • 「宿題、算数からやる? それとも漢字練習からにする?」
    • 「お風呂掃除、浴槽をゴシゴシする係と、床をシャワーで流す係、どっちがいい?」
    • 「着替え、この服とあの服、どっちを先にする?」
  • 工夫:
    • どちらを選んでも、親としてOKな選択肢を提示する。
    • 子どもが自分で決めたことを尊重する。

「イヤ!」の対応と同じく、「あとでやる」にも「自分で選ばせる」作戦は有効です!「やらされている」のではなく「自分で決めた」と感じることで、主体的に取り組みやすくなります。

4. 「終わったら〇〇できるね!」と見通しを明るく【メリットを伝える】

  • 声かけ例:
    • 「この宿題が終わったら、ゆっくり好きなテレビが見られるね!」
    • 「お片付けが済んだら、気持ちいいお部屋でオヤツにしようか!」
    • 「早く準備ができたら、公園で長く遊べるよ!」
  • 工夫:
    • ご褒美で釣るのとは違う。「終わったらスッキリする」「自由な時間が増える」など、行動の結果として得られる自然なメリットを伝える。

面倒なことの先にある「いいこと」をイメージさせることで、行動へのモチベーションを高めることができます。

5. 「お、進んでるね!」途中経過もちゃんと見る【プロセス承認】

  • 声かけ例:
    • (宿題を少し始めた子に)「お、始めたんだね!すごい集中してるね!」
    • (片付けを少し進めた子に)「わ、ここまで片付いたんだ!ありがとう、助かるよ!」
  • 工夫:
    • 結果だけでなく、取り組んでいる姿勢やプロセスを具体的に言葉にして認める。
    • 「あとどれくらい?」ではなく、「ここまでできたね!」と肯定的な声かけを意識する。

完璧に終わっていなくても、取り組んでいる過程を認めてもらえると、子どもは「見てくれているんだ」と感じ、最後までやり遂げる意欲が湧いてきます。

我が家の「あとでやる」対策:小学生長女の場合

小学生になると、宿題や習い事の課題など、「あとでやる」と言いたくなる場面も増えますよね。長女には、上記の声かけに加え、

  • 週の初めに、やるべきことを一緒にリストアップして、いつやるか大まかに計画する
  • タイマーを使って「〇分間だけ集中タイム!」とゲーム感覚で取り組む
  • 終わったら「お疲れ様!」と労い、できたことを一緒に確認する

などを試しています。もちろん、うまくいかない日もありますが、一方的に「やりなさい!」と言うより、一緒に作戦会議をする方が、彼女も納得して取り組んでくれることが多いと感じています。

「あとでやる」が続く… もしかして?

工夫しても、あまりにも「あとでやる」が続き、日常生活や学習に支障が出ている場合は、単なる癖や性格だけでなく、発達障害(特にADHDの不注意や衝動性の特性)などが関係している可能性もゼロではありません。もし、「時間管理が極端に苦手」「忘れ物やケアレスミスが異常に多い」「集中力が続かない」などの様子が長く見られ、親子共に困り感が強い場合は、学校の先生やスクールカウンセラー、かかりつけの小児科医、専門機関などに相談してみることも考えてみてくださいね。(決して自己判断せず、心配な場合は専門家の意見を聞くことが大切です。)

まとめ:「あとでやる」は「自分でやる」への練習期間!

子どもの「あとでやる!」は、親のイライラ製造機になりがちですが、見方を変えれば、時間管理や自己管理、責任感を学ぶための大切な練習期間とも言えます。

今回ご紹介した、

  1. 「いつやるか」具体化
  2. タスクの細分化・見える化
  3. 選択肢で自己決定
  4. 明るい見通し
  5. プロセス承認

これらの声かけや工夫を、ぜひお子さんのタイプや状況に合わせて試してみてください。
大切なのは、根気強く、一貫性を持って関わること。そして、できた時には、たくさん褒めてあげることです。

完璧を求めすぎず、長い目で見守っていきましょう。
私もまだまだ奮闘中です!

「うちではこんな工夫が効いたよ!」「こんな時、どうしてる?」など、あなたの体験談やアイデアも、ぜひコメントで教えてくださいね!

この記事が、少しでもあなたの「あとでやる!」との闘い(笑)のヒントになれば嬉しいです。役に立ったと思ったら、SNSでのシェアも大歓迎です♪


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