小学1年生

【孤立しない!】小1の不安は”つながり”で乗り越える!親も子も安心できる関係づくりのヒント

unrecognizable child with backpack walking in crowded hall

広い小学校、たくさんの知らない顔…。
「これからやっていけるかな…」「何かあった時、誰に相談すればいいんだろう…」
新一年生のママ・パパ、特に初めてのお子さんの場合や、転居してきたばかりだと、そんな風に孤独や不安を感じてしまうこと、ありませんか?

まさに新学期が始まったこの時期(4月)、期待とともに、親子を取り巻く環境の変化に戸惑いを感じている方もいらっしゃるかもしれません。ここ藤沢で子育てしている私も、長女の入学時は右も左も分からず、心細い思いをしたことを覚えています。

ママ、パパ、毎日お疲れ様です!そのお気持ち、すごくよく分かります。
3姉妹の母で現役看護師、「こそだて部」の皐月です。

でも、大丈夫。あなたは一人ではありません!
小学校生活で生まれる様々な不安は、意識して「つながり」を築き、それを”力”に変えることで、ぐっと軽くすることができるんです。

今日は、

  • なぜ「つながり」が、不安な時の”セーフティネット”になるのか?
  • どこから始める?具体的な「つながり」の築き方【4つの方向】
  • 「つながり作りが苦手…」そんな時のヒント

について、現役看護師として感じる”つながりの健康効果”や、我が家の経験も交えながら、具体的にお伝えします。

この記事が、新しい環境への不安を抱えるあなたの心を温め、前向きな一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

なぜ「つながり」が”力”になるの? 不安な時のセーフティネット

「つながり」と一言で言っても、その形は様々。でも、どんな形であれ、人との繋がりは、特に環境が大きく変わる時期において、私たち親子にとって強力な支えとなります。

  • 心の安定剤になる(精神的サポート):
    「ちょっと聞いてほしいんだけど…」と不安や愚痴を話せる相手がいるだけで、心は軽くなります。「うちも同じだよ!」と共感してもらえれば、「悩んでいるのは自分だけじゃないんだ」と孤独感が和らぎます。
  • 情報という名の”武器”になる(情報共有):
    学校の細かいルール、持ち物の情報、地域のイベント、おすすめの小児科…ママ友・パパ友との何気ない会話から得られる「生きた情報」は、本当に貴重!ネット検索だけでは分からないことがたくさんあります。
  • いざという時の”助け合い”に繋がる(実質的サポート):
    災害時や、急な病気・用事の時など、「ちょっとお願い!」と頼れる人が近所にいる安心感は大きいですよね。(もちろん、お互い様の精神で!)
  • 問題解決の糸口が見つかる:
    子どものトラブルや学校への疑問など、一人で悩まず先生や他の保護者に相談することで、解決策が見つかったり、多様な視点が得られたりします。
  • 子ども自身の安心感にも繋がる:
    親が学校や地域と良好な関係を築いていると、子ども自身も「ここは安心できる場所なんだ」と感じやすくなります。親同士の繋がりが、子ども同士の友情のきっかけになることも。

研究でも、社会的なつながりやサポートが、ストレスを軽減し、困難な状況から立ち直る力(レジリエンス)を高めることが分かっています。(出典:社会疫学、ポジティブ心理学などの研究分野)
看護師としても、患者さんの回復には、ご家族や周りの方々のサポートがいかに重要かを日々実感しています。つながりは、心と体の健康に不可欠な要素なんですね。

どこから始める? 「つながり」を築くための具体的なアクション【4つの方向】

「つながりが大切なのは分かったけど、具体的にどうすれば…?」
大丈夫、難しく考えなくてOK!まずは身近なところから、できることから始めてみましょう。

1. 我が子との”対話”を深める【一番大切なつながり】

全ての基本は、お子さんとの信頼関係です。

  • 日々のコミュニケーションを大切に:
    • 忙しくても、数分でもいいので、「今日は学校どうだった?」「何か面白いことあった?」と、子どもの話に耳を傾ける時間を作りましょう。(「見て見て!」への対応も、この一部ですね!)
    • 子どもが話してくれた気持ち(楽しかった、嫌だった、不安だった…)を、否定せずに「そう感じたんだね」と受け止める
    • 学校での出来事だけでなく、子どもの興味関心や、頑張っていることに関心を示す。
  • 効果:
    • 子どもは「自分のことを分かってくれている」と感じ、安心感を得ます。
    • 学校での様子や、子どもの小さな変化、SOSサインにも気づきやすくなります。

この親子の絆が、全てのつながりの土台となります。

2. 先生・学校と”信頼関係”を築く【頼れるパートナー】

先生や学校は、子どもの成長を一緒にサポートしてくれる、一番身近なパートナーです。

  • 丁寧なコミュニケーションを心がける:
    • 学校からの連絡(プリント、メール等)は必ず確認する。
    • 連絡帳は、簡潔に、分かりやすく。感謝の気持ちも伝えるチャンス!
    • 相談や質問がある場合は、感情的にならず、具体的に、建設的に伝える。(先生も多忙なので、要点をまとめておくのが◎)
    • 学校行事(授業参観、保護者会など)には、できる範囲で参加し、先生や学校の雰囲気を知る。
  • 効果:
    • 先生との間に信頼関係が生まれ、子どもの様子について情報交換しやすくなります。
    • いざという時に相談しやすく、問題の早期発見・早期解決に繋がります。

「モンスターペアレント」なんて言葉もありますが、敬意をもって、協力的な姿勢で接すれば、先生は必ず味方になってくれます。

3. 他の保護者と”ゆるやかに”繋がる【情報と共感の輪】

「ママ友」「パパ友」…この言葉にプレッシャーを感じる方もいるかもしれませんが、気負わなくて大丈夫!

  • 心地よい距離感で:
    • まずは挨拶から。送迎時や学校行事などで顔を合わせたら、笑顔で挨拶してみましょう。
    • 無理にグループに入ろうとしたり、ランチ会に参加したりしなくてもOK。「挨拶+α」くらいの、軽い世間話ができる人が一人でもいれば十分。
    • クラスの連絡網やグループLINEなどは、情報収集ツールとして活用しつつ、参加は無理のない範囲で。
    • PTAや係、ボランティア活動なども、できる範囲で参加してみると、自然と顔見知りが増え、学校の様子も分かります。(でも、無理は禁物!)
  • 心がけたいこと:
    • 聞き役に回ることも意識する。
    • 悪口や噂話には加わらない。
    • 他人と比べすぎない。(子どものことも、自分のことも)
  • 効果:
    • ちょっとした疑問や不安を気軽に聞けたり、共感し合えたりする相手が見つかる。
    • 学校や地域のリアルな情報が得られる。
    • 親同士の繋がりが、子ども同士の関係を円滑にすることも。

「友達」にならなきゃ、と力む必要はありません。「同じ学校に通う子を持つ仲間」くらいの、ゆるやかな繋がりを目指しましょう。

4. 地域との”顔の見える”関係【見守りの目】

学校だけでなく、地域社会とのつながりも、子どもたちの安全と安心を守る大きな力になります。

  • 地域への意識:
    • ご近所さんや、よく行くお店の人などにも、親子で挨拶をする。
    • 地域のお祭りやイベントなどに、無理のない範囲で参加してみる。
    • 登下校時の「見守り隊」の方々には、「いつもありがとうございます」と感謝の気持ちを伝える。
    • 「子ども110番の家」の場所を親子で確認しておく。
  • 効果:
    • 地域全体で子どもを見守る「目」が増え、防犯・安全に繋がる。
    • 親自身も、地域の一員としての安心感や連帯感を得られる。
    • いざという時に、地域の中で助けを求めやすくなる。

ここ藤沢も、地域活動が盛んなエリアがありますよね。挨拶だけでも、温かい繋がりが生まれることがありますよ。

「つながり」作りが苦手…そんな時のヒント

「人見知りだから…」「仕事が忙しくて時間がない…」「ママ友付き合いって、なんだか面倒…」
そう感じる方も、もちろんいらっしゃると思います。無理は禁物ですが、完全に孤立してしまうのは、やはり親子共に辛いもの。

  • まずは「挨拶」から始めてみる。
  • 無理に輪に入ろうとせず、まずは聞き役に徹してみる。
  • 学校の先生との連携を、まずは最優先にする。
  • 量より質。信頼できる人が一人か二人いれば十分、と考える。
  • オンラインのコミュニティ(使い方に注意しつつ)を情報収集に活用する。
  • 地域の「子育て支援センター」などを頼ってみる。

完璧を目指さず、自分にとって心地よいペースと方法で、少しずつ繋がりを作っていければOKです。

我が家の「つながり」に助けられたエピソード

長女が一年生の時、慣れない環境からか、登校前になると「お腹が痛い」と言う日が続きました。心配で学校に相談したところ(つながり2)、担任の先生がとても親身になって話を聞いてくださり、教室での様子を細かく教えてくれたり、休み時間に声をかけてくれたりしました。

また、同じクラスのママさんにその話をしたら(つながり3)、「うちの子も最初はそうだったよ!」「こういう遊びが好きみたいだから、休み時間に誘ってみたらどうかな?」とアドバイスをくれたり、下校時に一緒に帰ってくれたり…。

先生や他の保護者の方との繋がりがあったおかげで、親子だけで悩みを抱え込まずに済み、長女も徐々に学校に慣れていくことができました。あの時の安心感と感謝の気持ちは、今でも忘れられません。

まとめ:「つながり」は、子育てという旅の”道しるべ”であり”杖”である!

小学校入学という、親子にとって大きな変化の時。不安を感じるのは当たり前です。でも、その不安は、周りとの「つながり」を意識し、築いていくことで、必ず乗り越えていくことができます。

我が子との対話、先生との連携、他の保護者との情報交換、地域との見守り合い…。
これらの「つながり」は、子育てという長い旅における、道しるべであり、時に私たちを支えてくれる杖のような存在です。

一人で完璧にやろうとしなくて大丈夫。
周りを信頼し、頼ることを恐れず、そして自分も誰かの支えになれるかもしれない、そんな気持ちで、新しい世界の扉を開いてみませんか?

「小学校生活、こんな『つながり』に助けられました!」「人見知りだけど、こうやって繋がってます!」など、あなたの体験談や、おすすめの繋がり方も、ぜひコメントで教えてくださいね!

この記事が、新しい一歩を踏み出す親子にとって、温かい”つながり”を築くヒントになれば嬉しいです。同じように悩む誰かに届くよう、シェアも大歓迎です!


【小1~小3】もう「勉強しなさい!」は言わない!子どもが自ら学ぶ、家庭学習の秘訣

teacher asking a question to the class

こんにちは!「こそだて部」の皐月(さつき)です。ママナースとして働きながら、3姉妹の子育てに奮闘中です!

「宿題やったの?!」
「早く勉強しなさい!」

毎日、毎日、同じことの繰り返し…。

子どもにガミガミ言いたくないのに、ついつい口うるさくなってしまう…。

そんな経験、ありませんか?

実は、私もそうでした。

娘たちが小学校に入学したての頃は、毎日「勉強しなさい!」の連発…。

でも、ある時、気づいたんです。

「これじゃ、ダメだ…」
「親がガミガミ言っても、子どもは勉強しない…」

それから、私は試行錯誤を重ね、色々な方法を試してみました。

そして、ついに見つけたんです!

子どもが、自分から「勉強したい!」と言い出す、魔法のような方法を…!

この記事では、小学校低学年の家庭学習で悩んでいるパパ・ママに向けて、

  • 家庭学習の「基本のキ」
  • 教科別の学習ポイント
  • 親のNG行動&OK行動
  • よくあるお悩みQ&A

など、私が実践して効果があった方法を、惜しみなくご紹介します!

この記事を読めば、あなたも「勉強しなさい!」とガミガミ言う毎日から解放されるはず!

さあ、一緒に、子どもの「学ぶ力」をグングン伸ばしましょう!

1. 家庭学習、なぜ必要?~小学校低学年が、つまずきやすいポイント~

小学校に入学すると、幼稚園や保育園とは違い、「お勉強」が始まります。

最初は、新しい環境に慣れるだけでも大変!

さらに、授業についていけなかったり、宿題ができなかったりすると、子どもは自信をなくしてしまいます。

特に、小学校低学年でつまずいてしまうと、その後の学習意欲にも大きく影響してしまう可能性があります。

そうならないためにも、家庭学習で、しっかりとサポートしてあげることが大切なんです!

1-1. 小学校低学年で、つまずきやすいポイント

  • 集中力が続かない: 小学校の授業時間は45分。幼稚園や保育園に比べて長い時間、座っていなければなりません。最初は、集中力が続かず、ソワソワしたり、飽きてしまったりすることも…。
  • 遊びたい気持ちが強い: 小学校に入学しても、まだまだ遊びたい盛り!宿題よりも、友達と遊んだり、ゲームをしたりすることを優先してしまうことも…。
  • わからないと、すぐに諦めてしまう: 初めて習うことばかりなので、わからない問題につまずくと、すぐに諦めてしまうことも…。「どうせ、できない…」と、自信をなくしてしまうこともあります。
  • 親が教えようとすると、反発する: 親の言うことを素直に聞けなかったり、反抗的な態度を取ったりすることも…。「自分でやりたい!」という気持ちの表れでもありますが、親としては困ってしまいますよね。

【皐月の体験談】

うちの娘たちも、小学校に入学したての頃は、宿題をやるのが嫌で、毎日「やりたくない!」と駄々をこねていました。特に、長女は「めんどくさい!」が口癖で、なかなか机に向かってくれませんでした。

私も、ついつい「早くやりなさい!」と怒ってしまって…。

でも、ある時、「これじゃ、ダメだ」と気づいたんです。

それから、私は娘たちと一緒に勉強するようになりました。

最初は、5分、10分と、短い時間から始めて、徐々に時間を延ばしていきました。

そして、娘たちが少しでもできたら、「すごいね!」「頑張ったね!」と、たくさん褒めるようにしました。

すると、娘たちは、だんだんと自分から「勉強する!」と言うようになったんです!

2. 家庭学習、5つの基本ステップ ~ 今日からできる!

それでは、具体的に、どのように家庭学習を進めていけば良いのでしょうか?

ここでは、私が実践して効果があった、5つの基本ステップをご紹介します!

ステップ1:学習環境を整える

まずは、子どもが集中して学習できる環境を整えましょう。

  • 静かで、気が散るものがない場所を選ぶ: テレビやゲーム、おもちゃなど、気が散るものは、子どもの視界に入らないようにしましょう。リビング学習の場合は、テレビを消し、周りを片付けて、学習スペースを確保しましょう。
  • 明るい場所を選ぶ: 手元が暗いと、目が疲れたり、集中力が低下したりします。自然光が入る場所や、目に優しい照明器具などを利用して、明るい環境を作りましょう。
  • 子どもの体に合った、机と椅子を用意する: 足が床にしっかりとつき、背筋を伸ばして座れる、高さの合った机と椅子を用意しましょう。姿勢が悪いと、集中力が続かず、体にも負担がかかります。
  • 学習に必要なものを、まとめて置いておく: 筆記用具、ノート、教科書、辞書…学習に必要なものを、まとめて置いておくことで、子どもはすぐに学習に取り掛かることができます。整理整頓された環境は、集中力を高める効果もあります。

ステップ2:学習計画を立てる

次に、1日のスケジュールの中に学習時間を組み込み、学習計画を立てましょう。

  • 1日のスケジュールの中に、学習時間を組み込む: 「毎日、夕食後30分は勉強する」など、具体的な時間を決めて、学習を習慣化しましょう。最初は、5分、10分と、短い時間から始めて、徐々に時間を延ばしていくのがおすすめです。
  • 子どもの意見も聞きながら、無理のない計画を立てる: 「今日は、何時から勉強する?」「どの教科を勉強する?」など、子どもに意見を聞きながら、一緒に計画を立てましょう。子どもが自分で決めた計画は、守りやすいものです。
  • カレンダーや、ホワイトボードなどを活用し、学習計画を見える化する: カレンダーや、ホワイトボードなどに学習計画を書き出すことで、子どもは「今日は、何を勉強するのか」を一目で確認することができます。また、学習の進捗状況を確認することもできます。

ステップ3:学習内容を決める

学習計画を立てたら、次は、具体的な学習内容を決めましょう。

  • 学校の宿題を優先する: まずは、学校の宿題をきちんと終わらせることが大切です。宿題は、授業で習ったことを復習し、理解を深めるためのものです。
  • 宿題がない場合は、教科書に沿った内容の復習をする: 教科書を読み返したり、教科書に載っている問題を解いたり、学校で使っているドリルをもう一度やってみたり…授業で習ったことを、しっかりと復習することで、学習内容の定着を図りましょう。
  • 子どもの興味関心に合わせた教材を取り入れる: 図鑑、学習漫画、科学実験キット…子どもの興味関心に合わせて、様々な教材を取り入れてみましょう。楽しみながら学習することで、学習意欲を高めることができます。
  • 先取り学習は、慎重に: 子どもの理解度に合わせて、無理のない範囲で、先取り学習を取り入れるのも良いでしょう。ただし、子どもの負担にならないように、注意が必要です。

ステップ4:学習をサポートする

いよいよ、学習開始!
でも、ただ「勉強しなさい」と言うだけでは、子どもはなかなか勉強しませんよね。

ここでは、子どものやる気を引き出し、効果的に学習をサポートするための、具体的な方法をご紹介します!

  • そばにいて、一緒に学習する: 特に、小学校低学年のうちは、親がそばにいて、一緒に学習することで、子どもは安心して学習に取り組むことができます。「一緒に」がポイント!親も、本を読んだり、勉強したりする姿を見せると、子どもは「自分だけじゃないんだ」と安心します。
  • わからないところは、丁寧に教える: 子どもが「わからない…」と困っていたら、優しく、丁寧に教えてあげましょう。ただし、教えすぎは禁物!答えをすぐに教えるのではなく、ヒントを出したり、一緒に考えたりしながら、子どもが自分で答えを見つけられるように、導いてあげましょう。
  • 丸つけは、子どもと一緒にやる: 答え合わせは、子どもと一緒にやりましょう。正解したら、「すごいね!」「やったね!」と一緒に喜びましょう。間違えたところは、「どうして間違えたのかな?」と一緒に考え、理解を深めるように促しましょう。
  • できたことを、具体的に褒める: 「よく頑張ったね!」「字が丁寧に書けたね!」「難しい問題が解けたね!」など、できたことを具体的に褒めてあげましょう。褒められることで、子どもは自信を持ち、学習意欲を高めることができます。

ステップ5:学習習慣を定着させる

家庭学習で最も大切なのは、「継続」することです。

そのためには、学習を習慣化し、無理なく続けられるように、工夫することが大切です。

  • 毎日、同じ時間に学習する: 「夕食後30分」「お風呂に入る前」など、毎日、同じ時間に学習することで、学習を習慣化しやすくなります。
  • 最初は、短時間でも良いので、毎日続ける: 「毎日、必ず1時間勉強する!」と、最初から高い目標を掲げるのではなく、「最初は5分でも良いから、毎日続ける」ことを目標にしましょう。大切なのは、「毎日、机に向かう」という習慣を身につけることです。
  • 学習が終わったら、ご褒美を用意する: シール、スタンプ、おやつ…子どもが喜ぶご褒美を用意することで、学習へのモチベーションを高めることができます。ただし、ご褒美が目的にならないように、注意が必要です。
  • できたことをカレンダーに記録するなど、学習の成果を見える化する: カレンダーに「できたこと」を書き込んだり、シールを貼ったりすることで、学習の成果を目に見える形にすると、子どもは達成感を味わうことができ、学習意欲を維持することができます。

3. 教科別!家庭学習のポイント

ここでは、
小学校低学年の
主要教科である、
国語と算数について、
家庭学習のポイントを
ご紹介します。

3-1. 国語

  • 音読:
    • 音読は、国語の基礎力を高める上で、非常に効果的な学習方法です。教科書や、絵本などを、毎日、声に出して読む習慣をつけましょう。最初は、短い文章から始め、徐々に、長い文章に挑戦していくと良いでしょう。親が、お手本として読んであげたり、一緒に読んだりするのもおすすめです。
  • 漢字練習:
    • 小学校低学年で習う漢字は、数が少ないので、今のうちに、しっかりと覚えておきましょう。漢字練習は、書き順、とめ、はね、はらいに注意して、丁寧に書くことが大切です。最初は、なぞり書きから始め、徐々に、自分で書けるように練習していきましょう。漢字を使ったゲームや、クイズなどを取り入れるのも効果的です。
  • 読書:
    • 読書は、語彙力を高め、読解力を養い、想像力を豊かにします。子どもが興味を持つ本を、自由に選ばせて、読書を楽しめるようにサポートしましょう。図書館や書店に、一緒に行くのもおすすめです。読書感想文を書く練習も、少しずつ始めてみましょう。
  • 言葉遊び:
    • しりとり、なぞなぞ、早口言葉…言葉遊びを通して、言葉への興味関心を高め、語彙力を豊かにすることができます。

3-2. 算数

  • 計算練習:
    • 計算力は、算数の基礎となる力です。毎日、コツコツと計算練習を続けましょう。最初は、簡単な計算から始め、徐々に、難しい計算に挑戦していくと良いでしょう。百ます計算や、計算ドリルなどを活用するのもおすすめです。
  • 文章問題:
    • 文章問題は、読解力と計算力の両方が必要とされるため、苦手とする子どもも少なくありません。まずは、問題文を、しっかりと読む練習から始めましょう。そして、問題文の内容を、図や絵に描いて、整理してみるのも効果的です。最初は、簡単な問題から始め、徐々に、難しい問題に挑戦していくと良いでしょう。
  • 日常生活の中で、数に触れる機会を作る:
    • おやつの数を数えたり、料理の材料を計ったり、買い物の時に値段を計算したり…日常生活の中で、数に触れる機会を意識的に作ることで、算数への興味関心を高めることができます。

4. 家庭学習、親のNG行動&OK行動

家庭学習を成功させるためには、
親の関わり方が、
とても重要です。

ここでは、
ついついやってしまいがちな、
親のNG行動と、
効果的なOK行動を
ご紹介します。

4-1. NG行動

  • 「勉強しなさい!」と頭ごなしに言う:
    • 子どもは、「勉強=嫌なこと」と認識してしまいます。
  • 他の子と比べる:
    • 「〇〇ちゃんは、もうできるのに…」など、他の子と比べるのは、子どもの自信を奪ってしまいます。
  • 長時間、無理やり勉強させる:
    • 子どもの集中力は、長くは続きません。無理やり勉強させても、効果は上がりません。
  • 間違いを厳しく叱る:
    • 間違いを厳しく叱ると、子どもは、勉強が嫌いになってしまいます。
  • 答えをすぐに教えてしまう:
    • 答えをすぐに教えてしまうと、子どもは、自分で考えることをしなくなってしまいます。

4-2. OK行動

  • 「一緒に勉強しよう!」と誘う:
    • 子どもは、親と一緒に何かをすることが大好きです。「一緒に勉強しよう!」と誘うことで、子どもは、前向きな気持ちで学習に取り組むことができます。
  • 子どもの頑張りを認める:
    • 「頑張ってるね!」「すごいね!」と、子どもの頑張りを認める言葉をかけましょう。たとえ、結果が伴わなくても、努力した過程を褒めることが大切です。
  • 短時間でも、毎日続ける:
    • 「1日5分でも良いから、毎日続ける」ことを目標にしましょう。大切なのは、学習を習慣化することです。
  • できたことを具体的に褒める:
    • 「字が丁寧に書けたね!」「難しい問題が解けたね!」など、できたことを具体的に褒めてあげましょう。褒められることで、子どもは自信を持ち、学習意欲を高めることができます。
  • わからないところは、一緒に考える:
    • 子どもが「わからない…」と困っていたら、すぐに答えを教えるのではなく、「どこがわからないのかな?」「一緒に考えてみようか」と声をかけ、ヒントを出したり、一緒に図鑑で調べたりしながら、子どもが自分で答えを見つけられるようにサポートしましょう。

5. 家庭学習、お悩み解決Q&A

ここでは、小学校低学年の家庭学習で、よくあるお悩みに、Q&A形式でお答えします!

Q1: 集中力が続かず、すぐに遊び始めてしまいます…。

A1: 小学校低学年の子どもの集中力は、15分程度と言われています。
最初は、5分、10分など、短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていくのがおすすめです。
タイマーを使って、「〇分間だけ頑張ろう!」と、ゲーム感覚で取り組むのも効果的です。
また、「勉強が終わったら、〇〇して遊ぼう!」と、ご褒美を用意するのも、モチベーションアップにつながります。

Q2: 宿題をなかなかやろうとしません…。

A2: まずは、「なぜ宿題をやりたくないのか」を、子どもの話を聞いて、理解しようと努めましょう。
「疲れている」「遊びたい」「難しい」など、理由がわかれば、対策を立てやすくなります。
例えば、「疲れている」なら、宿題の時間を早めたり、量を減らしたりする、
「遊びたい」なら、「宿題が終わったら、〇〇して遊ぼう!」と、約束する、
「難しい」なら、一緒に考えたり、ヒントを出したりする、など、子どもの状況に合わせて、サポートしてあげましょう。

Q3: 親が教えようとすると、反発します。

A3: 子どもは、「自分でやりたい!」という気持ちが強い時期です。
親が教えようとすると、「自分でできる!」と反発してしまうこともあります。
そんな時は、「〇〇ちゃんのやり方で、やってごらん」と、子どもの自主性を尊重し、まずは、見守る姿勢が大切です。
そして、子どもが困っていたら、「どこがわからないのかな?」「一緒に考えてみようか」と、優しく声をかけ、サポートしてあげましょう。
また、教え方を工夫するのも効果的です。
例えば、ゲーム形式にしたり、図や絵を使ったり、具体物を使ったり…子どもが楽しみながら、理解できるように、工夫してみましょう。

Q4: 下の子が邪魔をして、集中できません…。

A4: これは、3人姉妹の我が家でも、よくある悩みです…!
下の子が邪魔をしないように、別の部屋で遊ばせたり、おもちゃや絵本を与えたり、テレビを見せたりするなどの対策が考えられます。
また、上の子が勉強している間は、下の子と遊んであげる、というように、役割分担をするのも良いでしょう。
どうしても難しい場合は、短時間でも良いので、上の子と二人きりになれる時間を作るように心がけましょう。

Q5: 毎日、同じことの繰り返しで、マンネリ化しています…。

A5: 家庭学習は、毎日続けることが大切ですが、毎日同じことばかりだと、子どもも飽きてしまいますよね。
そんな時は、学習内容に変化をつけたり、場所を変えたり、ご褒美を用意したりするなど、工夫してみましょう。
例えば、週末は、図書館で一緒に本を選んだり、博物館や科学館に出かけたりするのもおすすめです。
また、たまには、おやつを食べながら、一緒に勉強するのも、気分転換になって良いかもしれません。

6. まとめ

小学校低学年の家庭学習は、
学習習慣の基礎を築き、
学ぶ楽しさを知るための、
大切な時間です。

親は、
「勉強しなさい!」
と、
頭ごなしに言うのではなく、
子どもの気持ちに寄り添い、
やる気を引き出し、
サポートすることが大切です。

今回ご紹介した、

  • 家庭学習、5つの基本ステップ
  • 教科別の学習ポイント
  • 親のNG行動&OK行動
  • よくあるお悩みQ&A

を参考に、
ぜひ、
あなたのお子さんに合った、
家庭学習のスタイルを
見つけてくださいね!

【皐月からのメッセージ】

子育ては、
毎日が試行錯誤の連続ですよね。

私も、
3人の娘たちを育てながら、
日々、
悩み、
学び、
成長させてもらっています。

完璧な親なんて、
いません。

大切なのは、
子どもと一緒に、
成長していくこと。

そして、
子どもの笑顔を、
何よりも大切にすること。

この記事が、
あなたの心を、
少しでも軽くし、
笑顔で、
子どもと向き合うための、
ヒントになれば幸いです。

そして、
「こそだて部」は、
これからも、
あなたのそばにいます!

一緒に、
子育てを楽しみましょう!