ゴールデンウィーク

【GW後半戦】もう頑張れない…親子でヘトヘトになる前に!肩の力を抜いて休日を楽しむ5つの秘訣

family sitting on couch

ゴールデンウィークも後半戦!
「せっかくの連休だから、あれもこれも楽しまなきゃ!」
「子どもたちのために、最高の思い出を作ってあげなきゃ!」

そんな風に意気込んで、旅行に、イベントに、帰省にと、フル回転で頑張ってきたパパママ。素晴らしいです! でも…正直、ちょっとお疲れではありませんか?

気づけば、親はヘトヘト、子どもは刺激疲れでグズグズ…。
「楽しいはずのGWなのに、なんでこんなに疲れてるんだろう…」
そんな風に感じているのは、あなただけではないはずですよ。

こんにちは!ここ湘南の風も、なんだか連休後半のゆったりムードを感じます。3姉妹の母で現役看護師、「こそだて部」の皐月です。
私も、昔は「せっかくの休みなんだから!」と予定を詰め込みすぎて、連休明けには親子で燃え尽き…なんて失敗を繰り返していました(苦笑)。

今回の記事は、そんな「頑張りすぎGW」にちょっぴりお疲れ気味のあなたへ贈る、

  • なぜ「頑張りすぎGW」は、親子を疲れさせてしまうのか?
  • 親子でハッピー!「頑張らない休日」を楽しむ【5つの秘訣】
  • 「でも、子どもが退屈しちゃうんじゃ…?」という心配へのヒント

について、看護師として感じる休息の大切さや、我が家の「ゆるっとGW」の過ごし方も交えながら、具体的にお伝えします。
この記事を読んで、「なーんだ、もっと肩の力抜いていいんだ!」と、心が軽くなるきっかけになれば嬉しいです。

なぜ「頑張りすぎGW」は親子を疲れさせるのか?

良かれと思って立てた計画が、なぜか疲労感につながってしまう…。それには、こんな理由があります。

  • 肉体的な疲労蓄積: 慣れない長距離移動、人混みでの気疲れ、いつもと違う寝具での浅い眠り、外食続き…これらが積み重なり、純粋に体が疲弊します。
  • 精神的なプレッシャー: 「子どもを喜ばせなきゃ」「充実した休みにしなきゃ」「SNS映えする写真を撮らなきゃ(笑)」…そんな無意識のプレッシャーが、親の心をすり減らします。
  • 子どものキャパオーバー: 大人が思う以上に、子どもは環境の変化や刺激に敏感です。楽しいことであっても、予定が詰まりすぎると、処理能力を超えてしまい、グズりや癇癪(かんしゃく)という形で現れます。(→GW中の「癇癪対策」記事も参考に!)
  • ”特別なこと”への期待値のインフレ: 常に「特別な体験」を求め続けると、日常のささやかな喜びを感じにくくなってしまうかも…?
  • 親自身の”休息”不足: GWは、親にとっては「サービス業」状態になることも…! 子どものため、家族のため、と動き回って、自分の休息が後回しになっていませんか?

皐月’s Point: 看護師として痛感しますが、休息は、心と体の健康を維持・回復するための、何より大切な「お薬」です。特に、普段頑張っているワーママ・ワーパパにとっては、連休こそが貴重な休息期間のはず。疲労やストレスが蓄積すると、免疫力が低下して体調を崩しやすくなったり(連休明けに風邪ひきませんか?)、イライラしやすくなって親子関係に影響が出たりすることも。自分を大切にすることも、立派な「家族のため」なんですよ。

親子でハッピー!「頑張らない休日」を楽しむ【5つの秘訣】

では、どうすれば肩の力を抜いて、親子で心地よい休日を過ごせるのでしょうか? 頑張らないための秘訣を5つご紹介します!

秘訣1:”何もしない時間”を、あえて予定に入れる!【余白の贅沢】

  • 具体的なアクション:
    • スケジュール帳やカレンダーに「おうちでゴロゴロ」「パジャマデー」「予定なし」と書き込んでしまう!
    • そして、その時間は本当に何もしない!(笑) DVDを見る、本を読む、ただボーっとする…罪悪感は一切不要です!
  • ポイント: 「何もしない」ことをポジティブに計画することで、「何か有意義なことをしなきゃ」という焦りから解放されます。

秘訣2:”おうち時間”を、とことん満喫する【おうち最高化計画】

遠くへ行かなくても、家の中には楽しいことがたくさんあります!

  • アイデア例:
    • 映画館ごっこ: カーテンを閉めて、ポップコーンを用意して、家族で映画鑑賞。
    • おうちキャンプ: リビングにテントを張ったり、寝袋で寝てみたり?
    • 手間のかかる料理やお菓子作り: 時間がある時だからこそ、親子でピザ作り、クッキーの型抜き、餃子包みなどを楽しむ。
    • 大掃除&模様替え: 意外と子どもも楽しんでくれることも。「自分の部屋」がある子は、一緒にレイアウトを考えるのも◎。
    • 眠っていたボードゲームやカードゲームを引っ張り出してきて、とことん遊ぶ。
  • ポイント: 普段できない「家での特別なこと」を見つけると、充実感がアップします。

秘訣3:”期待値”を下げて、”満足度”を上げる【完璧主義を手放す】

「完璧なGW」なんて、幻想かもしれません(笑)。ハードルを下げてみましょう。

  • 心がけ:
    • 「全部できなくてもOK」「計画通りにいかなくてもOK」と、自分に言い聞かせる。
    • 大きな目標より、「今日、親子で一回大笑いできたら100点!」くらいの小さな目標設定に。
    • 子どもの機嫌が悪かったり、疲れていそうだったら、予定を潔く変更・中止する勇気を持つ。
    • 「まあ、いっか!」を口癖にする。
  • ポイント: 期待値を下げることで、小さな出来事にも「楽しかったね」「良かったね」と、満足感や感謝の気持ちを持ちやすくなります。

秘訣4:子どもに”退屈”する時間も与える【創造性の余地】

常に親が「何か」を与えなくても、子どもは自分で楽しみを見つけ出す天才です!

  • 関わり方:
    • 「つまんなーい!」と言われても、すぐに遊びを提案したり、スマホを渡したりせず、「そっかー、何か面白いことないかなー?」と、一緒に考える姿勢を見せる。(解決はしない!)
    • 段ボール、空き箱、折り紙、ペンなど、自由な発想で遊べる「素材」だけ、そっと置いておく。
    • 親は自分の時間を過ごしつつ、子どもの自由な時間(ボーっとする時間も含めて)を尊重する。
  • ポイント: 退屈な時間こそ、子どもの想像力や創造力が刺激される貴重な時間です。(→「つまんない!」の記事も参考に!)

秘訣5:親自身の”休息”を最優先!【自分を労わる】

親が元気で笑顔でいることが、家族全体のハッピーに繋がります!

  • 具体的なアクション:
    • パートナーと協力して、一人になれる時間、好きなことができる時間を意識的に作る。(交代で子どもの面倒を見るなど)
    • 昼寝をする!(子どもと一緒に寝落ちも最高!)
    • 食事の準備は、テイクアウトやお惣菜もOK!と割り切る。「手作りしなきゃ」の呪縛から解放されましょう。
    • 「NO」と言う勇気: 気乗りしないお誘いや、負担に感じる頼まれごとは、断っても大丈夫!
  • ポイント: 自分の心と体の声に耳を傾け、無理をしないこと。セルフケアは、家族のためでもあるんです。(→「親の心の持ち方」の記事も参考に!)

「でも、子どもが退屈しちゃうんじゃ…?」という心配へ

「何もしない時間」を推奨すると、必ずこの心配が出てきますよね。
もちろん、一日中テレビやゲームに頼りっぱなし、というのは考えものですが、子どもにとって「自分で考えて、工夫して、時間を過ごす」という経験は、非常に重要です。

最初は「つまんない!」と文句を言うかもしれません。でも、そこで親がすぐに何かを与えずに見守っていると、子どもは自分で遊びを創り出したり、意外なことに興味を持ち始めたりするものです。その「自分で楽しみを見つける力」を信じてあげることも大切です。

我が家のGW:「何もしない」宣言と、予想外の収穫

数年前のGW、仕事も忙しく、私自身がヘトヘトだったことがありました。例年なら「せっかくだからどこかへ…」と無理していたかもしれませんが、その年は思い切って「今年のGWは、家でのんびり過ごす!」と家族に宣言!

特別な計画は立てず、午前中は近所の(湘南の)海辺を散歩したり、午後は家でそれぞれ好きなことをしたり、夜はみんなでボードゲームをしたり…。
最初は「えー、どこも行かないのー?」と言っていた娘たちも、次第に家の中で自分たちなりの遊びを見つけ出し、最終日には「なんか、こういうお休みもいいね!」と言ってくれたんです。

私も、時間に追われず、心に余裕を持って過ごせたことで、娘たちの話にゆっくり耳を傾けられたり、一緒にくだらないことで笑い合えたり…。予定を詰め込んでいた時よりも、ずっと心が満たされた、”濃密な”時間を過ごせた気がしました。

まとめ:GW後半戦、「頑張らない」勇気を持とう!

ゴールデンウィークも、もう後半戦ですね。
もし、あなたが「なんだか疲れたな…」と感じているなら、それは「もっと頑張らなきゃ!」のサインではなく、「ちょっと肩の力を抜こうよ」のサインかもしれません。

完璧な休日を目指さなくていい。
特別な思い出を作らなきゃ、と焦らなくていい。

「何もしない」贅沢を味わい、
「ありふれた日常」の宝物を見つけ、
親子で心からリラックスする。

そんな「頑張らない」勇気を持つことが、もしかしたら最高のGWの思い出になるかもしれませんよ。

残りの休日が、あなたと、そしてお子さんにとって、心穏やかで、笑顔あふれる時間となりますように。

あなたの「頑張らないGW」の過ごし方、おすすめの”ゆるっと”した楽しみ方があれば、ぜひコメントで教えてください!

こそだて部 で肩の力抜いていきましょう!この記事が参考になったら、いいね!やシェアをお願いします♪

次回の記事もお楽しみに!


【まだ間に合うGW!】特別な場所より”特別な時間”を。親子の絆が深まる「濃密な家族時間」の作り方

photo of woman and her children lying on bed

ゴールデンウィーク!
「どこか連れて行かなきゃ!」「特別な思い出を作らなきゃ!」
SNSを開けば、キラキラした旅行や、手の込んだイベントの投稿…。なんだか、そうしなきゃいけないような気持ちになって、焦ったりしませんか?

でも、現実は…混雑に疲れたり、予定通りにいかなかったり、気づけば子どもはスマホやゲーム、親は親でぐったり…。「あれ? GWって、こんなんだっけ?」なんて思ってしまうことも。

こんにちは!湘南で子育て中の、3姉妹の母で現役看護師、「こそだて部」の皐月です。
私も経験あります! 張り切って計画したお出かけより、予定がキャンセルになって家でダラダラ過ごした日の方が、なぜか娘たちとの会話が弾んで、心に残っていたり…。

そう、子どもの心に本当に残るのって、「どこへ行ったか」よりも「誰と、どんな風に過ごしたか」なのかもしれません。

今回の記事は、GW後半戦に向けて、「特別な場所」や「お金」をかけなくても、親子の絆を深め、子どもの心を満たす「濃密な家族時間」を作るための、

  • なぜ今、「濃密な時間」が大切なのか?
  • 今日からできる!「濃密な家族時間」を生み出す魔法のアイデア【5つのヒント】
  • 大切なのは「場所」より「心」の向き合い方

について、看護師として感じる心の健康への効果や、我が家の(時にズボラな?笑)GWの過ごし方も交えながら、具体的にお伝えします。
この記事を読んで、「よし、残りのGWは、こんな風に過ごしてみようかな」と、あなたの心が少し軽くなれば嬉しいです。

なぜ今、「濃密な時間」が大切なの? スマホ時代の親子関係

普段、仕事や家事、習い事の送迎…と、私たちは時間に追われがち。親子で一緒にいても、それぞれがスマホを見ていたり、心が別の場所にあったり…なんてことも少なくないかもしれません。
だからこそ、まとまった時間が取れるGWは、意識して「濃密な時間」を作る絶好のチャンスなんです。

  • 心の”充電”と”安心感”: 親が自分だけに集中して、笑顔で関わってくれる時間は、子どもの心の”栄養”となり、「自分は愛されている」「大切にされている」という絶対的な安心感を与えます。これが、子どもの自己肯定感や、外の世界で頑張る力の源泉になります。
  • ”非日常”だからこそ生まれる会話と発見: いつもと違うゆったりした時間の中では、普段はできないような深い話ができたり、子どもの意外な一面を発見したりすることも。何気ない会話から、子どもの悩みや興味関心に気づくきっかけにもなります。
  • ”画面の外”の楽しさを再発見: デジタル機器から少し距離を置き、五感を使って一緒に何かを楽しむ経験は、リアルな世界の豊かさや、人との直接的な触れ合いの楽しさを、親子で再認識させてくれます。(→GW中の「スマホ・ゲームやりすぎ」対策記事も参考に!)
  • 親自身の”癒し”にも: 子どもの笑顔や、一緒に何かに夢中になる時間は、日々の疲れを忘れさせ、親自身の心をも癒し、エネルギーを与えてくれることがあります。

皐月’s Point: 研究でも、家族で過ごす時間の「量」よりも「質」が、子どもの幸福感や発達に重要であると言われています。また、親子のポジティブな関係性は、子どものストレス対処能力(レジリエンス)を高めるという報告も。看護師としても、患者さんやご家族との「質の高い関わり(Quality Time)」が、いかに心のケアに繋がるかを実感しています。

今日からできる!”濃密な家族時間”を生み出す魔法のアイデア【5つのヒント】

高価なレジャーや、特別なイベントは必要ありません! 大切なのは「心」の向き合い方。今日からできる、簡単なヒントを5つご紹介します。

ヒント1:”スマホOFFタイム”を宣言!【デジタルデトックス】

  • やり方:
    • 「今から1時間は、家族みんなでスマホOFFタイムにしよう!」など、時間を区切って宣言する。(食事中だけ、でもOK!)
    • 親も率先してスマホを手の届かない場所に置く!
    • その時間は、次で紹介するような、他の活動を一緒に楽しむ。
  • ポイント: 最初は子どもからブーイングが出るかもしれませんが、「その代わり、もっと面白いことしようよ!」と誘ってみて。親の本気度も試されます(笑)。

ヒント2:”なんでもないこと”を、一緒に”とことん”楽しむ【日常の特別化】

特別なことをしなくても、いつもの日常を少し丁寧に味わうだけで、特別な時間になります。

  • アイデア例:
    • 散歩: 近所の公園や、(湘南なら)浜辺を、目的もなくただブラブラ歩く。道端の花、変わった形の雲、面白い看板…小さな発見を共有する。
    • 料理・お菓子作り: 一緒に生地をこねる、野菜を切る(安全に注意!)、盛り付けをする。共同作業が楽しい!
    • ボードゲーム・カードゲーム: スマホゲームとは違う、顔を見合わせて笑ったり、駆け引きしたりする楽しさ。
    • 一緒に読書: それぞれが好きな本を読むのでも、一冊の長い物語を読み聞かせするのでもOK。
    • ただ、ゴロゴロする!: クッションをたくさん出してきて、一緒にゴロゴロしながら、くだらない話をする。そんな時間も最高!
  • ポイント: 結果や効率を求めず、そのプロセスを親子で楽しむ意識が大切。(→ #ワンポイント育児「一緒にやってみようか?」 も参考に!)

ヒント3:子どもの”好き”に、本気で乗っかってみる【興味の共有】

子どもの「大好き!」な世界に、親も飛び込んでみましょう!

  • やり方:
    • 子どもが夢中になっていること(昆虫、電車、アイドル、ゲーム…何でもOK!)について、「へぇ!面白いね!もっと教えて!」と心から(あるいは、興味津々なフリでも最初はOK!)聞いてみる。
    • 子どもを”先生”にして、その世界の魅力を教えてもらう。
    • 可能なら、関連する場所に出かけたり、一緒に簡単な工作をしたりしてみる。
  • ポイント: 親が自分の知らない世界を知るチャンス!子どもの専門知識に驚かされるかも?(→ #ワンポイント育児「〇〇って面白いね!」 も参考に!)

ヒント4:”五感”を使う体験を取り入れる【リアルな刺激】

デジタル画面の刺激とは違う、リアルな感覚を呼び覚ます体験を。

  • アイデア例:
    • 自然に触れる: 公園で草花の匂いを嗅ぐ、木の幹に触れる、砂浜で砂の感触を楽しむ(まさに湘南!)、雨上がりの土の匂いを感じる。
    • 創作活動: 粘土をこねる、絵の具を手で塗ってみる(汚れてもOK!)、楽器を鳴らしてみる。
    • 料理: 味見をする、匂いを嗅ぐ、食材の手触りを感じる。
    • 音楽鑑賞: 目を閉じて、音楽の世界に浸ってみる。
  • ポイント: 五感をフルに使う体験は、子どもの感性を豊かにし、心を落ち着かせる効果も。

ヒント5:”今日のハイライト”を語り合う時間【感謝と振り返り】

一日の終わりに、家族でその日あった「良かったこと」を共有する時間を作りましょう。

  • やり方:
    • 夕食時や寝る前に、「今日、一番嬉しかったことは何?」「何か面白いことあった?」「誰かに『ありがとう』って思ったことは?」など、ポジティブな出来事を振り返る質問をする。
    • 親も自分のハイライトを話す。
  • ポイント: 楽しかったことを再体験でき、幸福感がアップします。お互いの一日を知り、感謝の気持ちを育む良い機会にもなります。

大切なのは「場所」より「心」の向き合い方

繰り返しますが、「濃密な家族時間」を作るのに、特別な場所や高価なものは必要ありません
大切なのは、

  • スマホを置いて、子どもの目を見て話を聴く
  • 結果ではなく、一緒に過ごすプロセスを楽しむ
  • 子どもの気持ちや興味に寄り添う
  • そして、親自身もリラックスして、その時間を楽しむこと!

たとえ15分でも、心が通い合う、質の高い時間であれば、それは子どもにとって最高の「思い出」になるはずです。

我が家のGW、予定外の”最高の一日”

数年前のGW、雨で楽しみにしていたお出かけが中止になったことがありました。子どもたちは当然ブーイング。私も「あーあ、せっかくの休みなのに…」と、がっかりしていました。

でも、気を取り直して、「じゃあ、今日は家で『秘密基地』を作ろう!」と提案。リビングにありったけの毛布やクッション、段ボールを持ち出して、三姉妹と夫と私で、ああでもないこうでもないと大騒ぎしながら基地作り!(ヒント2&3の実践!)

完成した(といっても、ただの布の山ですが笑)秘密基地の中で、おやつを食べたり、絵本を読んだり、懐中電灯で影絵をしたり…。結局、その「予定外の地味な一日」が、その年のGWで一番、家族みんなが笑顔で、心から繋がれた「最高の一日」として、私の記憶に残っています。

まとめ:GW後半戦! ”心に残る時間”を作ろう

ゴールデンウィークも、後半戦!
特別な計画がなくても、大丈夫。

「濃密な家族時間」は、あなたの”心”の持ち方次第で、いつでも、どこでも、作り出すことができます。

今日ご紹介した、

  1. スマホOFFタイム
  2. ”なんでもないこと”をとことん楽しむ
  3. 子どもの”好き”に乗っかる
  4. ”五感”を使う体験
  5. ”今日のハイライト”を語り合う

これらのヒントを参考に、残りのGW、そしてこれからの毎日の中に、親子で心から笑い合える、温かい時間を、ぜひ意識して作ってみてください。
その積み重ねが、お子さんの未来を照らす、かけがえのない宝物になるはずです。

あなたのGWの過ごし方、家族時間を楽しむための工夫など、ぜひコメントで教えてください!

こそだて部 で、みんなの素敵なGWをシェアしましょう♪ この記事が参考になったら、いいね!やシェアをお願いします!

次回の記事もお楽しみに!


【GW旅行中の地獄絵図…】子どもの癇癪(かんしゃく)で親も限界!今すぐできる神対応&予防策

photo of kid using coin operated telescope

「うわーーーん! 帰りたーい!」
「イヤだ! これじゃないとイヤだーーー!!(床ごろーん)」

楽しいはずのゴールデンウィーク! なのに…慣れない場所や長時間の移動で、子どもの「癇癪スイッチ」が突然ON! 周りの視線も気になるし、親も疲れているしで、「もう無理…」「こっちが泣きたい!」って、限界を感じてしまうこと、ありませんか?

こんにちは!ここ湘南もGWで賑わっていますが、きっと全国各地で同じように奮闘しているパパママがいるはず…! 3姉妹の母で現役看護師、「こそだて部」の皐月です。
私も、帰省先の慣れない布団で寝ぐずり大爆発、高速道路のサービスエリアで「まだ帰りたくない!」と大泣き…などなど、数々の”地獄絵図”を経験してきました(遠い目)。

でも、大丈夫!
GW中の子どもの癇癪は、ある意味”想定内”。その原因を知り、できる限りの「予防策」を講じ、そして、いざ勃発した時の「神対応」を知っておけば、親の心労はぐっと減らせるはずです!

今回の記事では、

  • なぜ旅行・帰省中は「癇癪スイッチ」が入りやすいのか?【原因を探る】
  • 癇癪を”予防”する! 旅行前&移動中の【神・事前準備5選】
  • 勃発!その瞬間の「神対応」【冷静さを保つ3ステップ】

について、看護師としての視点(子どもの心身のメカニズム)も交えつつ、私のリアルな失敗談と成功(?)談も踏まえて、今まさに困っているあなたに、具体的にお伝えします!

なぜ旅行・帰省中は「癇癪スイッチ」が入りやすいの?【原因を探る】

普段はお利口さんなのに、なぜか旅行先や帰省先では大爆発…! それには、ちゃんと理由があります。

  • 理由1:いつもと違う環境・リズム【不安定さ】
    枕が変わると眠れない…大人でもありますよね。子どもはもっと敏感! いつもと違う場所、違う時間割、違う食事…そうした環境の変化は、子どもにとって大きなストレスとなり、心を不安定にさせます。
  • 理由2:疲れと眠気【生理的要因】
    長時間の移動、慣れない場所での興奮、いつもと違う睡眠時間…単純な「疲れ」や「眠気」は、子どもの感情コントロール能力を著しく低下させます。お腹が空いている時も同様です。これが癇癪の最大の引き金になることも!
  • 理由3:過剰な刺激【感覚過負荷】
    初めて見る景色、たくさんの人混み、大きな音、いつもと違う匂い…旅行先は刺激がいっぱい! 子どもの脳にとっては、それが処理しきれないほどの情報量(感覚過負荷)となり、パニックのような状態を引き起こすことがあります。
  • 理由4:我慢の限界【欲求不満】
    車や電車で長時間じっとしていなければならない、行きたい場所にすぐ行けない、欲しいものをすぐに買ってもらえない…「~したい」という欲求が満たされない状況が続き、我慢の限界を超えてしまうことも。
  • 理由5:大人のイライラが伝染【感情の伝染】
    渋滞、スケジュールの遅れ、忘れ物…旅行中は親自身もイライラしがち。そのピリピリした空気は、子どもに敏感に伝わり、子どもの不安や不満を増幅させてしまいます。

皐月’s Point: 子どもの脳、特に感情や衝動をコントロールする前頭前野は、まだまだ発達途中。疲れやストレス、強い刺激にさらされると、大人よりもずっと簡単に、感情の”ダム”が決壊してしまうんです。癇癪は、単なるワガママではなく、「もう無理だよー!」という心と体の悲鳴であることが多い、と理解してあげたいですね。

癇癪を”予防”する! 旅行前&移動中の【神・事前準備5選】

癇癪を100%防ぐことはできませんが、事前の準備で、その頻度や激しさを減らすことは可能です!

準備1:見通しを伝える&心の準備

  • 具体策:
    • 旅行前に、「明日からおばあちゃんのお家に行くよ」「電車に長く乗るけど、窓の外見て楽しもうね」など、簡単な言葉で予定を伝え、心の準備を促します。絵や写真を使うのも◎。
    • 完璧な旅行を期待しすぎない!「まあ、多少はグズるだろうな」くらいの親の心の準備も大切です。

準備2:無理のないスケジュール&休息タイム

  • 具体策:
    • 予定を詰め込みすぎず、子どものペースに合わせた、ゆったりとしたスケジュールを心がける。
    • 移動中も、こまめに休憩を取る。車ならサービスエリア、電車なら途中下車も検討。
    • お昼寝の時間を確保する。(車やベビーカーでの寝落ちでもOK!)

準備3:”お助けグッズ”を仕込む!

  • 具体策:
    • お気に入りのおやつ・飲み物: 小腹を満たし、気分転換に。
    • 安心できるアイテム: いつも使っているタオル、ぬいぐるみ、絵本など、慣れた匂いや感触が心を落ち着かせます。
    • 時間稼ぎできる新しいおもちゃ: 音の出ないシールブック、小さな塗り絵、折り紙、仕掛け絵本など、目新しいもので、一時的に気を紛らわせる
    • (最終手段としての)動画: Wi-Fi環境がなくても見られるよう、事前にタブレット等にダウンロードしておく。
    • その他: ウェットティッシュ、着替え一式、ビニール袋(汚れ物入れやエチケット袋に)。

準備4:子どもの”係”を作る

  • 具体策:
    • 「自分のリュックは自分で持つ係」「次の休憩場所を探す係(地図を見せるフリでもOK!)」など、小さな役割を与えることで、当事者意識や責任感が生まれ、退屈しにくくなることも。

準備5:親自身の”心の余裕”チャージ!

  • 具体策:
    • 旅行前日は、親もしっかり睡眠をとる!
    • パートナーや他の同行者と、役割分担や協力体制を確認しておく。
    • 「まあ、なんとかなるさ!」と、良い意味での諦め(?)も持つ。深呼吸!

勃発!その瞬間の「神対応」【冷静さを保つ3ステップ】

どんなに準備しても、癇癪が起きてしまうことはあります。その時、親がどう対応するかが重要です!

ステップ1:安全確保&クールダウン(親が!)

  • まず安全を確保: 道路や危険な場所であれば、まず安全な場所へ移動させます。
  • 親が深呼吸!: 子どもの激しい感情に引きずられない! まずは親自身が冷静になることが最優先。「大丈夫、大丈夫」「これは一時の嵐…」と心で唱え、ゆっくり深呼吸を繰り返しましょう。周りの目も気になりますが、今は目の前の子どもに集中!

皐月’s Point: 親がパニックになると、子どもの不安は増幅します。親の落ち着いた態度が、子どもの興奮を鎮めるための、何よりの「手本」であり「鎮静剤」になるんです。これは看護師が緊急時に冷静さを保つのと同じですね。

ステップ2:気持ちに寄り添う(言葉は少なくてもOK)

癇癪の真っ最中に、言い聞かせたり、理由を問いただしたりしても、子どもの耳には届きません

  • 具体的な関わり方:
    • 可能であれば、子どもの目線に合わせてしゃがみ、静かにそばにいる。「大丈夫だよ」と穏やかな声で伝える。
    • 感情を代弁する: 「そっか、眠かったんだね」「〇〇が嫌だったんだね」「疲れちゃったね」と、子どもの気持ちを短い言葉で受け止める。(→#ワンポイント育児 「そっか、〇〇なんだね」の応用!)
    • 無理に抱きしめない: 癇癪中は触られるのを嫌がる子もいます。子どもの様子を見ながら、そっと背中をさするなど、心地よいと感じる距離感で。
  • ポイント: 説得ではなく、共感と安心感を与えることに徹します。

ステップ3:落ち着いたら、短く説明&切り替え

嵐が少し落ち着いてきたら…

  • 具体的な関わり方:
    • 叩いたり蹴ったりした場合は、「叩くのは痛いからダメだよ」と、いけない行動だけを短く、毅然と伝えます。(長々とした説教は不要)
    • 改めて気持ちを代弁する。「さっきは、本当に嫌だったんだね」
    • そして、次の行動へ、気持ちを切り替える声かけをします。「落ち着いてきたね。じゃあ、お茶飲んで、もうちょっと頑張れるかな?」「あっちに面白そうなものがあるよ、行ってみようか?」
  • ポイント: 癇癪そのものを長々と掘り返さない。落ち着いた後の「切り替え」を手伝ってあげます。

我が家の「ギャン泣き」体験談:帰省中の新幹線にて

忘れもしない、次女がイヤイヤ期真っ只中のGW帰省。新幹線の中で、眠いのと、座りっぱなしなのに飽きたのとで、突然「降りるーー!イヤー!」と大絶叫&大暴れ…。周りの視線も痛く、私も夫も冷や汗ダラダラ…。

その時、夫がまず次女をデッキに連れ出し(ステップ1:安全確保)、私は深呼吸してクールダウン。デッキで夫が「そっか、もう降りたかったんだね、疲れちゃったね」(ステップ2)とひたすら寄り添い、私は新しいシールブック(準備3:お助けグッズ!)を持って合流。

少し落ち着いたところで、「あと〇分で、おじいちゃんおばあちゃんに会えるよ。シールブックやりながら待ってられるかな?」(ステップ3)と声をかけると、コクリと頷き…。完全に機嫌が直ったわけではありませんでしたが、なんとか目的地まで乗り切ることができました。あの時の「夫婦連携プレー」と「お助けグッズ」には、本当に救われました(笑)。

まとめ:GWの癇癪は”想定内”! 準備と覚悟で乗り切ろう

ゴールデンウィーク中の子どもの癇癪は、親にとっては本当に大変!でも、それは非日常の環境で、子どもが一生懸命頑張っている裏返しでもあります。

大切なのは、

  • 癇癪が起きやすい状況(疲れ・空腹・刺激過多)を、できるだけ避ける「予防策」
  • いざ起きてしまった時に、親が冷静に、共感的に対応する「覚悟」と「スキル」

この二つです。

今日ご紹介した【事前準備5選】と【神対応3ステップ】を参考に、「まあ、こんなこともあるさ!」と少し肩の力を抜いて、連休を乗り切ってくださいね。

完璧な旅行や帰省なんてなくていいんです。大変なことも含めて、後から振り返ればきっと良い(?)思い出になるはず! 親子の笑顔の時間が、少しでも増えることを願っています。

あなたのGW旅行・帰省での「癇癪乗り切り術」や「最大のピンチ」エピソード、ぜひコメントで教えてください! 戦友(!?)として、情報交換しましょう!

こそだて部 で、みんなで乗り切りましょう!この記事が役に立ったら、いいね!やシェアをお願いします♪

次回の記事もお楽しみに!(次はGW明けのテーマかな?)


【GWあるある】「ゲームやめなさい!」はもう言わない!子どものスマホ・ゲーム漬けを防ぐ親の賢い対応策

a boy playing a game on a smartphone

ゴーーールデンウィーク!
解放感あふれる連休、子どもたちの嬉しそうな顔を見ると、親も嬉しくなりますよね。
…でも、気づけばリビングは静まり返り、みんなスマホやタブレット、ゲーム画面に釘付け。「まあ、連休くらい、いっか…」と、ゆっくりしたい親心も手伝って、ついつい容認してしまいがち。

でも、心のどこかで、「このままでいいのかな…?」「せっかくの休みなのに、画面ばっかり見てる…」「注意したら、またバトルになるんだろうな…」なんて、モヤモヤしていませんか?

こんにちは!湘南で子育て中の、3姉妹の母で現役看護師、「こそだて部」の皐月です。
我が家も三姉妹。連休となると、途端に「スマホ、まだ?」「ゲーム、あと何分?」の交渉が始まります(笑)。静かにしてくれるのは正直助かるけれど、ここ湘南は外も気持ちいい季節だし、もっと家族で違う時間も過ごしたい…!その葛藤、痛いほど分かります!

今日の記事は、そんなGW中の「スクリーンタイム問題」に悩むパパママへ。
「ゲームやめなさい!」とガミガミ叱るのではなく、親子で納得できるルールを作り、他の楽しいことにも目を向けさせるための、賢い対応策を具体的にお伝えします。

  • なぜ連休中の「やりすぎ」は特に注意が必要なのか?
  • 親子バトルを回避!効果的な【5つのステップ】
  • ルールを守れなかった時、どうする?
  • 大切なのは「メリハリ」と「笑顔」

この記事を読んで、イライラや罪悪感を減らし、親子で笑顔で過ごせるゴールデンウィークのヒントを見つけてくださいね!

なぜGWは「やりすぎ」注意報? 休みの日こそ気をつけたい理由

「連休くらい、好きなだけやらせてあげたい」気持ちも分かります。でも、普段以上にスクリーンタイムが長引くことには、こんなデメリットも潜んでいます。

  • 生活リズムの乱れ: 夜更かししてゲーム→朝起きられない→昼夜逆転…となりがち。乱れたリズムは、連休明けの体調不良や「五月病」にも繋がります。
  • ”依存”への入り口?: 長時間、強い刺激を受け続けることで、「もっとやりたい!」という気持ちが強くなり、普段の生活に戻っても、なかなか離れられなくなる可能性も。
  • 他の”大切な体験”の機会損失: 外で体を動かす、家族や友達と直接触れ合う、自然に触れる、本を読む、ボーっと空想する…そういった、子どもの心と体の成長に不可欠な体験の時間が、画面に奪われてしまいます。
  • 目や体への負担増: 長時間同じ姿勢で画面を見ることは、視力低下、肩こり、運動不足の原因に。特に成長期の子どもには注意が必要です。

皐月’s Point: 看護師として見ても、睡眠リズムの乱れは子どもの心身の健康に大きく影響します。スマホやゲームのブルーライトは、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を妨げ、寝つきを悪くすることが知られています。また、外遊びや多様な活動は、脳の発達やストレス解消にも不可欠。連休だからこそ、意識してバランスを取ることが大切ですね。(※WHOや米国小児科学会なども、年齢に応じたスクリーンタイムの目安を示していますが、大切なのは時間だけでなく「内容」と「バランス」です。)

「やめなさい!」バトル回避! 親ができる賢い対応策【5つのステップ】

では、具体的にどうすれば良いのでしょうか? ポイントは「一方的な禁止」ではなく「親子での合意形成」と「魅力的な代替案」です!

ステップ1:まずは”親子で作戦会議”! ルールを一緒に決める

親が一方的に決めたルールは、子どもも守る気が起きにくいもの。連休が始まる前や、期間の初めに、親子で作戦会議を開きましょう!

  • 話し合うこと:
    • なぜ時間制限が必要なのか?(目の健康、睡眠、他の楽しいことのため等、子どもに分かる言葉で)
    • 1日にどのくらいならOK?(例:午前1時間、午後1時間など)
    • いつやる?(例:ご飯の後、お出かけから帰ってきてから等)
    • どこでやる?(例:リビングだけ、寝室には持ち込まない等)
    • やっていい内容(ゲームの種類や動画の内容など、必要であれば)
  • コツ:
    • 子どもの意見も尊重しつつ、親として譲れないライン(睡眠時間への影響など)はしっかり伝える。
    • 決めたルールは紙に書いて、見えるところに貼っておく。
    • 「一緒に決めたルールだから守ろうね」と、協力をお願いするスタンスで。
      (→ #ワンポイント育児 「どっちがいい?」 の考え方も応用できますね!)

ステップ2:”見通し”を持たせる声かけ&タイマー活用

いきなり「はい、おしまい!」は、子どもも納得できません。

  • 具体的な声かけ:
    • 「あと10分で、おしまいの時間だよー!」
    • 「このゲーム(動画)が終わったら、休憩しようか」
    • 「タイマーが鳴ったら、次はお外で遊ぼうね!」
  • 工夫:
    • キッチンタイマーやスマホのアラームを活用し、残り時間を「見える化」する。
    • 終わりの時間だけでなく、その後の楽しい予定も一緒に伝えると、気持ちの切り替えがスムーズになりやすい。

ステップ3:”魅力的な代替案”を用意する!

スマホやゲーム以上に「やりたい!」と思えることがあれば、子どもは自然と画面から離れます。

  • アイデア例:
    • 特別な体験: GWならではのイベント、キャンプ、潮干狩り(湘南ならでは!)、普段行かない公園へのお出かけなど。
    • 一緒に楽しむ: ボードゲーム、カードゲーム、料理やお菓子作り、工作、スポーツなど、親子や家族で一緒にできること。
    • 体を動かす: 公園での鬼ごっこ、自転車、ボール遊び、水遊びなど、思い切り体を動かせる機会を作る。
    • 創造性を刺激するもの: レゴ、粘土、お絵描き、自由研究のネタ探しなど、じっくり集中できるもの。
  • ポイント: 親も一緒に楽しむ姿勢を見せることが大事!「スマホよりこっちの方が楽しい!」と思わせる工夫を。(→ #ワンポイント育児 「一緒にやってみようか?」 の出番!)

ステップ4:親自身も”お手本”を見せる

子どもは親の姿をよく見ています。

  • 心がけ:
    • 親自身がスマホばかり見ていないか、意識してみる。
    • 子どもと遊ぶ時や話す時は、スマホを置いて向き合う。
    • 親も一緒に外に出たり、本を読んだりする姿を見せる。
  • ポイント: 親が楽しそうに他のことをしていれば、子どもも興味を持つかもしれません。

ステップ5:できた時は”具体的に”認める!

ルールを守れた時、スムーズに切り替えられた時は、具体的に褒めてあげましょう!

  • 声かけ例:
    • 「タイマーが鳴ったら、ちゃんとゲーム終えられたね!約束守れてえらい!」
    • 「今日は、午前中は外でたくさん遊んで、午後に少しゲーム、って上手に時間を使えたね!」
    • 「『もっとやりたい』って気持ちを我慢できたんだね、すごいね!」
  • ポイント: できた行動を具体的に認めることで、「次も守ろう!」という意欲に繋がります。(→ #ワンポイント育児 「見たまま承認」「プロセス褒め」も参考に!)

ルールを守れない…そんな時の対応は?

約束しても、なかなか守れないこともありますよね。そんな時は…

  • 感情的にならない: まずは親が冷静に。「約束、どうだったかな?」と確認を。
  • 事前に決めたペナルティを実行(もしあれば): 「守れなかったら、明日はゲームお休みね」など、事前に決めていた、短期的で、関連性のあるペナルティを実行します。感情的な罰(大声で叱る、長期間取り上げるなど)は逆効果。
  • ルールを見直す: あまりにも守れない場合は、ルール自体が子どもにとって厳しすぎる可能性も。もう一度、親子で作戦会議を開きましょう。

我が家のGWのスマホ攻防戦と、我が家の妥協点

我が家も、GWは三姉妹とスクリーンタイムのルールについて、毎年攻防戦(という名の話し合い)を繰り広げます(笑)。最初は私も厳しく制限しようとしましたが、それだと親も子もストレスが溜まるばかり…。

今は、連休前に「GW中は、特別ルールね!」と宣言し、

  • 1日の合計時間(例えば2時間まで、など)
  • やっていい時間帯(午前と午後、寝る前はNGなど)
  • 外出や家族で遊ぶ時間は優先!

といった、ざっくりとしたルールを子どもたちと話し合って決めています。(ステップ1)
そして、「今日は海に行くから、帰ってきてからね!」(ステップ3)とか、「明日はおばあちゃんちに行くから、ゲームはお休みの日ね」と、日々の予定とセットで見通しを伝えるようにしています。(ステップ2)

それでも、「もっとやりたい!」となる日はありますが、そんな時は「そっか、もっとやりたいんだね。でもお約束だからね。じゃあ、終わったら一緒にトランプする?」と、気持ちを受け止めつつ、次の楽しみを提示するように心がけています。完璧ではないけれど、以前よりバトルは格段に減りました!

まとめ:GWは”メリハリ”が大事!親子で笑顔の時間を増やそう

ゴールデンウィーク中の子どものスマホやゲームとの付き合い方。完全に禁止するのも、野放しにするのも、どちらも親子にとってハッピーではないかもしれません。

大切なのは、親子でルールを共有し、”メリハリ”をつけること。そして、スクリーンタイム以外の「リアルな体験」や「人との触れ合い」がいかに楽しいかを、子どもが実感できる機会をたくさん作ってあげることです。

今日ご紹介した、

  1. 親子で作戦会議(ルール決め)
  2. 見通しとタイマー活用
  3. 魅力的な代替案
  4. 親がお手本
  5. できたら具体的に承認

これらのステップを参考に、イライラや罪悪感を少し手放して、親子で笑顔になれるゴールデンウィークの過ごし方を見つけてみてくださいね!

あなたのGW中のスクリーンタイム対策、どうしていますか? 「我が家のルール」や「こんな工夫が効果あった!」など、ぜひコメントで教えてください!

こそだて部 で情報交換しましょう!この記事が参考になったら、いいね!やシェアも嬉しいです♪

次回の「#ワンポイント育児」もお楽しみに!