老年学とは、加齢を研究する学問。
高齢者が増加していく中で、確実に役立つ学問だと思われる。
心理と行動を研究し、学ぶのが老年学という学問。
人は、年を取ると脳が部分的に衰え、ネガティブな感情が欠落するようになる。
つまり、都合の悪い事は忘れるような脳の仕組みになる。
これが、死への恐怖が薄らぐ理由。
また、老人は自分が年寄りではない!と良く思っている傾向にある。
これも、メタ認知が高くなり自尊心が高くなる事が原因。
そして、若い頃に比べて身体能力が低下し、単純な事も不便を感じる様になる。
これは老人のキレやすさにつながっている。
要するに、思い通りにできていた事が出来なくなっているのでイライラしている。
高齢になると視覚も衰え、聴覚も衰え、思考能力も低下する。
ただ、この事を理解して接する事が出来れば、高齢の方とも上手にコミュニケーションを取る事が出来る。
自分の衰えから、老年学という学問がある事を知った。
少し学問の扉を開いてみたが、非常に興味深い。
何歳になっても、学びがあると感じる。
人生は勉強、とはどこかの偉人の言葉だが…本当なんだな。
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